魅力的な人間になりたくて

■今回の計画

 ダンジョン探索を本格的に始める前準備として、唯一仲間になってくれるロイテルを鍛え、仲間を増やすために自分の魅力を磨くという目標を立てた私。
 欲を言えば、魅力を上げる → 仲間が増える → 仲間複数人まとめて鍛える、という要領で進めたい。そうなると優先すべきは魅力上げ。

 魅力上げの手段となりそうなのは、ブルーベリー漬けの生活を送るか、演奏や投資のスキルを鍛えること。ただ、投資はお金がかかるし、ブルーベリー生活は春にならないと実行できない。
 今回は消去法で演奏スキルを鍛えることにした。

■演奏修行#1

 演奏スキルを鍛えるにあたり、手始めに自分用のリュートを作成。


 樺の板を素材にしたリュート。【癒される】の効果でちょっとは下手な演奏をごまかせるのではないかと考えた。

 次に、旅商人の停泊地へ向かい、トレーナーから演奏スキルを教えてもらう。


 これにより潜在能力(おそらくスキルの上昇速度)に+100の補正を得た。これでスキルがだいぶ上がりやすくなると思う。

 これで練習をするための準備は完了。
 人がいるところで演奏すると石をぶん投げられるので、停泊地の誰もいない隅っこの方で運悪く居合わせたアルパカ相手にひっそりと練習する。


 現在のスキルレベルは 1.03。


 そして、3日後。


 0.01しか上がっていない。3日間、ひたすら右クリックして演奏し続けたのに・・・。

■演奏修行#2

 演奏スキルだけに人に聴かせないと上がらないのでないかと考えた私は、人が多いミシリアの街へ行くことにした。


 ミシリアの街でも人が特に多い商店通り。ここならギャラリーも多いからちょうどいい。
 さっそくバックパックからリュートを取り出し、弾き語りを開始。


 飛び交う怒号と投石。辺りは熱狂の渦に飲み込まれた。

 投石でボコボコになりながらもなんとか1曲弾き終えたのでスキルを確認。


 一気に 0.4近く上がってる! やっぱり人に聴いてもらわないとダメだったんだ。
 聴衆の中には、わずかな額ではあるが、おひねりをくれる変わった人もいた。演奏スキル上昇にはそういったことも影響するのかもしれない。

 スキルが上がるとわかればあとは演奏あるのみ! 俺の魂の叫びを聞いてくれ! と言わんばかりにリュートをかき鳴らす。


 そして、誰もいなくなった。ああ、年上の妹だけいた。愛してる。

 この後も人がいなくなるたびに場所を変えて演奏。



 この武者修行の成果により演奏スキルは 4.15までアップ!


 ついでに石をぶん殴られまくったので盾スキルが5に、怪我をした体を癒すために自然回復が9にアップした。思わぬ副産物。ただ、肝心の魅力は微動だにせず。
 現在の魅力が20。もっとも低い魅力で誘えるギザルメでも28必要。あとどれぐらいこれを続ければ良いのか・・・。

 ミシリアから拠点に戻った私は、リュートを自室の収納箱に終い込む。夢の時間は終わりだ。
 さあ、冒険へ出発するぞ!

■トレーナーのスキル訓練の仕様

 今回、演奏スキルを鍛えるに当たってトレーナーから演奏スキルを教えてもらった。それが、最初は+100だったのに練習を終えた頃には+28まで下がっていた。

【練習前】


【練習後】


 これ以前にトレーナーから教えを受けた他のスキルの状況も踏まえて考えると、どうやらトレーナーの訓練による補正効果は、スキルレベルが強化されるに伴い下がっていくもよう。訓練を受けた後に全く強化が進んでいないスキルはこの補正値が下がっていないので、時間経過で下がるわけではない。

 うまいトレーナーの使い方としては、集中して強化したいスキルの訓練をトレーナーから受けて、それから実際にスキルレベルの強化に向けた行動をとる。
 こうして書くと何を当たり前の事を書いてるんだって自分でも思うけど、プレイ中は意外と気付かない。だからこそ、こうして考えをまとめる時間が必要なのだ。

 それはそうと、前にプラチナ硬貨が50枚ほど溜まった時に使いそうなスキルを片っ端から+50まで訓練した。今考えるとプラチナ硬貨の使い方が間違っていたなあと反省。この反省が次の人生の糧になる。

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