敵側の立ち回り方：グノーシア編

　人間を消す存在、それがグノーシアです。人間に正体を気づかれぬように一晩に一人ずつ消していきます。

　グノーシア役の良いところは、グノーシアに消される心配がないことです。そのため、多少目立っても問題ありません。もちろん目立ちすぎはＮＧです。

　ＮＰＣのグノーシアは、仲間同士でかばいあったり、同じ人物を疑ったりと、他のＮＰＣから見ると「こいつらグルなんじゃね？」と疑われるような行動をすることがあります。ここで自分（プレイヤー）も同じような行動をとると、完全に仲間だと思われてしまいます。
　ちなみに、仲間だと思われた場合、１人でもグノーシアだと発覚すると芋づる式に疑われます。

　これを避けるために次の行動をとります。

• グノーシアが疑われるたびに弁護しない。
  ※毎回こんなことしてたらバレバレです
  
• グノーシアが疑った相手の弁護にたまに加わる。
  ※敵対してる感じを出す
  

　議論の流れでグノーシアに票が集まりそうな時は見捨ててください。下手にかばうと怪しまれます。ただ、別の人物を疑うことで票が割れそうなら挑戦しても良いです。

　グノーシアがあと何人残っているのか、人間をあと何人減らせば勝てるのか。この２点を把握しておくことは大事です。これを基に、仲間を守って押し切るか、仲間を見捨てて１人で生き残るか、といった立ち回り方を決めてください。

　例えば、議論終盤、生存者が自分（グノーシア）と人間２人になったとします。
　誰とも仲が良くないと人間２人に手を組まれて投票されてしまいますが、いずれか一方と仲が良ければ残る一方に票を集めて勝てる可能性が出てきます。

　議論序盤から２人ぐらいに絞って仲良くなっておき、最低１人は最後まで残して自分の味方になってもらいます。協力関係ならなおよし。留守番のいずれかと仲良くなるのも有りです。
　ラキオや夕里子は、こちらを容赦なく切り捨ててくるため、オススメしません。

　ある程度ロジックの高いＮＰＣは、当日の投票結果とその晩に消された人の関連性から犯人候補を導き出します。

　例えば、セツを消したとします。
　その日の議論でセツがジナに投票していた場合、ＮＰＣは「消されたセツはジナを疑っていた。つまり、ジナが怪しい」という判断をします。

　このＮＰＣの考え方を知っておくことで、消して良い人悪い人を決めます。

　まず、当日の議論でグノーシアに投票している人を消すのは避けます。前述の通り、グノーシアに投票している人を消すと、そのグノーシアが疑われます。
　次に、グノーシア以外の人間を疑っている人を探します。この人を消すことで、「消された○○さんは△△さんを疑っていた！」と疑いを誘導できます。
　コールドスリープした人に投票した人を消すのは何ら問題ありません。誰も何の疑いも持ちません。

　目の上のたんこぶである守護天使を排除するために、乗員（役割が明らかになっていない人）を議論と夜の消去で減らす事も大事です。

　人間確定している留守番は、全体の残り人数が半分以下になる前に１人は消します。
　議論が進み、人間確定者の割合いが高い状態になる、すなわちグノーシアと思しき者が絞られてくると、身動きが取れなくなります。留守番に限らず、人間確定者の残しすぎには気を付けましょう。

●エンジニア報告に注意（１）

　エンジニアが２名以上名乗り出た時の話ですが、偽物がグノーシア判定を出した人を消すと偽者バレします。気を付けましょう。

●エンジニア報告に注意（２）

　当然のことですが、エンジニアが生存者全員を調べ終えると詰みます。
　エンジニア報告を気にせずに消していたら、消していたのがエンジニアが調査していない人ばかりで、残っている人の調査は完了していた、なんてこともあります。注意しましょう。

●エンジニア２人　＋　ＡＣ・バグ：無の時

　本物のエンジニアを消した時点で偽者バレします。本物は直接消すのではなく、議論の流れでコールドスリープさせたいところです。

●エンジニア２人以上　＋　ＡＣ：有の時

　この場合、消されたのが本物かＡＣ主義者かわからないため、すぐに偽者判定が出ることはありません。ただし、それなりに怪しまれます。
　３人以上名乗り出た時は、ドクターを先に消してエンジニア報告の真偽をわからなくする事の方が大事です。