12月21日 メタファー:リファンタジオの体験版をプレイした感想
■動作チェック
最近発売されたゲームだけにうちのノートPCで動くかどうかが一番の不安点だったが、まあ、なんとか動いた。ただ、妙にゲームが起動するまでに時間がかかったのが気がかり。こんなものなのだろうか。
■アクションゲームかと思った? 残念でした
ゲームを始めて長ったるいムービーを見せられて、ようやく行動できた時に思ったのが「今作のバトルはアクションなんかー。思い切った舵を切ったなあ」ってこと。フィールド画面上で敵を殴ったり回避したりできるのでそう思ったのだが、ゲームを進めていくとこれが間違いだったことに気づく。
メタファーのバトルのメインはコマンドバトル。俺がアクションバトルだと思っていた部分は、コマンドバトルに突入する前の敵シンボルとのエンカウント画面だったのだ。
フィールド上で敵シンボルを攻撃することにより戦闘突入前にダメージを少し与えられる。また、敵のレベルが低ければ戦闘に突入することなく蹴散らすことができる。ただ、それだけのもの。これいるか? おまけに低レベルの敵を蹴散らせる前提で敵シンボルを配置しているせいか、画面が敵シンボルだらけ。このせいで最初の炭坑ですら「まだ続くの・・・?」とうんざりした。
■バトル
続けてコマンドバトル。
これは、真女神転生3のプレスターンシステムを採用したのだと思われる。
このバトル中に思ったのが、アーチタイプ(他所のゲームでいうところのジョブ)に属性相性設定してるの? ってこと。これだと、極端な話、敵が火属性の攻撃を仕掛けてくるので味方全員を火属性に耐性を持つ戦士にしますって感じになるけど、どうなんだろう。
あと、これは慣れの問題だろうけど、戦闘中のボタン押し間違えが多くてイラっとした。敵に攻撃が当たらなかったらプレスターン全消滅も意味不明。避けられる前提で行動を決めないといけないとか何それ。
■結局ペルソナ?
最初に日付と天気が表示される画面を見て「ん?」と思い、砦での戦闘で「あ、これ、ペルソナだ」と思い、他の登場人物の絆かなにかで「あ、これ、ペルソナだ」と思い、人間パラメータまで出てきて「もうペルソナじゃん」と思った。
キャッチコピーかなにかで「ペルソナチームが送る〜」とあるがペルソナのナンバリングではない。それならペルソナとは全く違うゲームを作ったのではないかと期待したのだが、お門違いでした。
■画面が見づらい
戦闘後のリザルト画面で戦闘報酬が見づらいなーと思い、その後に解放されたメニュー画面を見てもうダメだと思った。あそこまでいくと押しつけがましい。それでいて武具やアイテムの説明文は文字ちっちゃくて見づらいし、仲間のステータスはどこから確認できるのかすらわからなかった。
オサレUIの呪縛。解呪できる英雄は現れるのだろうか。
■最後に
メタファーの体験版がどのあたりまで遊べるのかはわからないが、体験版が終わる前にアンストしてしまった。評価は高いゲームっぽいので単純に俺には合わなかったのだろう。
それはそうと、三人称視点のゲームで3D酔いするとは思わなかった。ここまで衰えたかと自分が情けなくなる。