パズドラクロス 神の章/龍の章 公式ガイドブックのレビュー

　全544ページで厚みはおよそ3.5cm。内訳は下記の通り。

• システム、パズル操作、チーム編成の解説などが約50ページ。
• ストーリー解説とエリアガイドが約100ページ。
• ソウルアーマーが約140ページ。
• モンスターが約180ページ。
• 進化素材、スキル、リーダースキルの一覧表が約40ページ。
  

　全体的に小さい文字で詰め込んで書かれています。

　基本的なことがざっくり解説されています。一応このゲームの売りであるマルチプレイや対戦に関することは一切書かれていないのが謎。

　パズルテクニックの部分はイラスト付きで丁寧に書かれており、整地っぽいことや待ちなど結構難易度の高いことまで解説している。

　このセクションでは他に攻撃力の計算方法も詳しく書かれている。さすがに列消し強化やドロップ強化を含めた計算までは解説されていないが、そこまで解説されても頭がパンクするだけなので、これで良いのかもしれない。

　細かい文字であれこれ書かれている。うちのサイトもチーム編成のやり方についてもう少し具体的に書いた方がよかったかなーと反省。
　サンプルチームが５つ載っているが、章別モンスターやトレード限定モンスターが惜しげもなく使われており、一方の章しかもっていない人にはいまいち参考にならないかも。
　それはそうと、いくら色合わせとはいえサクヤパに水木リヴァイアサンはない。

　ストーリーで訪れるダンジョンのボス戦攻略がメイン。ちゃんとラスボス戦まで載っている。この先は君の目で確かめよう！オチはない。
　ボス戦の詳細なデータはなし。敵の使用スキルはだいたい書かれているが、使用条件までは書かれていない。
　Ver2.0対応をうたっているが、滝つぼの洞窟（２回目）の水古龍の行動パターンはVer.1.1のまま。

　フィールドマップは掲載されているが、ほしのかけらやトレジャーの位置は載っていない。トレジャーで取れるアイテムも当然載っていない。
　なお、フィールド解説ページの片隅にある出現モンスターの欄でグランドボスやレーダー龍の攻略が超簡潔に解説されている。手抜きにもほどがある。

　１ページで３〜４つのダンジョンを扱っており、内容はボス戦とヌシ戦に関する簡単な記載がメイン。ストーリーで訪れる固定ダンジョンのマップすらなく、宝箱や罠に関する情報ももちろんない。

　エリアガイドの最後にチケットで行けるダンジョンの一覧があるが、チケットの入手方法は書かれていない。また、ここで配信ダンジョンの攻略も解説されているが、１ページに４つの降臨攻略を詰め込み、しかもボス戦の解説だけで道中に出現する敵すら載っていない。内容はお察しである。

　ちなみに、モンハンコラボやデュエマコラボのダンジョンについての記載はなし。
　未配信の降臨情報は、光古神と闇古神のみでした。（どちらの章の降臨かは不明）

　この攻略本で「ピィベビー大集合のチケット」の存在を初めて知ったけれど、どこで手に入るんだろう。攻略本で調べないと！

　店舗別特典アーマーを含め、全て網羅されている（今後配信されるものについては載っていない）。男の子と女の子、それぞれがアーマーを装着した画像が載っているので、それ目当ての人にはいいかも。
　覚醒スキル欄が小さくて見づらいのが残念。

　掲載されているアーマーのうち、今後の配信で入手可能になるものは、光古神と闇古神のアーマーの２種だけでした。

　進化するモンスターは１ページにつき１体（進化前後含む）、進化しないモンスターは１ページに３体詰め込まれている。ここで１つ問題があり、進化段階が多いモンスターはイラストが詰め込まれているため、小さくて見づらい。イラストを眺めて楽しむことすらできない。その割に○○りんと猫だけ無駄にイラストがでかくてイラっとする。Ｚの攻略本はイラスト大きくて良かったのに・・・。
　なお、モンスターの図鑑ナンバーは記載されていません。オワ。

　掲載されているモンスターのうち、今後の配信等で入手可能になるものは、光古神と闇古神、タマゾーＸ２種だけでした。Ｚの攻略本みたくゲーム発売から数年後に配信されるモンスターの情報まで載ってなかった。

　進化素材については、どの素材をどのモンスターが落すかが妙に詳しく書かれている。そして他のページと比べて圧倒的に見やすい。
　スキルやリーダースキルの一覧表は、小さい文字で詰め込んで書かれており、見る気も起きない。

　よくゲーム攻略本の最後にデータが小さい文字でまとめて書かれていますが、全編にわたってあんな感じなのがこの本。攻略本としてもモンスター図鑑としても中途半端。無理に一冊にまとめようとはせずに、別々に分けて販売したほうが良かったのではないか、と私は思います。また、上のレビューのあちこちで、ない、ない、ない、と書いていますが、本当に知りたい情報は載っていない可能性が高いです。