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バトルの基本
■隊列と攻撃射程を理解しよう
これは「新米冒険者の手引き#1」で解説しています。
■攻撃属性の種類を覚えよう
このゲームには、「斬」「壊」「突」の3種の物理攻撃、「炎属性」「氷属性」「雷属性」の3種の属性攻撃、そして物理攻撃でも属性攻撃でもない「無属性」の攻撃、あわせて7つの攻撃属性があります。
攻撃属性は、冒険者(プレイヤー)の攻撃だけではなく、敵モンスターの攻撃にも設定されています。
■攻撃属性の一覧
攻撃属性 | 内容 | |
物理 | 斬 | 剣などで相手を斬りつける攻撃 |
壊 | 杖などで相手を叩きつける攻撃 | |
突 | 弓などで相手を突く攻撃 | |
属性 | 炎属性 | 炎により相手を燃やす攻撃 |
氷属性 | 氷により相手を凍てつかせる攻撃 | |
雷属性 | 電撃ビリビリ | |
無属性 | 属性相性を無視した攻撃 |
■冒険者(プレイヤー)の通常攻撃属性
冒険者の通常攻撃時の攻撃属性は、基本的に下記の通り。
例外として、ダークハンターが剣を装備した際の通常攻撃は突攻撃となります。
装備中の 武器 | 通常攻撃時の 攻撃属性 |
剣 | 斬攻撃 |
鞭 | |
刀 | |
杖 | 壊攻撃 |
斧 | |
弓 | 突攻撃 |
剣 (ダクハン) |
■敵に有利な攻撃を仕掛けよう
敵モンスターには、こちらの攻撃(斬・壊・突・炎・氷・雷)に対する属性相性が設定されています。
敵の弱点で攻撃すれば与えるダメージが増加し、逆に耐性を持つ攻撃をすると与えるダメージが減少するという具合。敵の属性相性を把握することで戦闘を優位に進めることができます。
敵の属性相性は、その敵を一度倒せばモンスター図鑑に記載されます。
モンスター図鑑は、戦闘中の画面から直接確認できる他に、執政院ラーダで閲覧可能です。
■属性相性欄の見方
マーク | 属性相性 |
○ | 普通 (与ダメージ 100%) |
◎ | 弱点 (与ダメージ 125%〜250%) |
△ | 耐性有り (与ダメージ 25% 〜 75%) |
× | 無効 (1〜3ダメージしか与えられない。) |
■スキルを上手く使おう
スキルには、敵にダメージを与える攻撃スキル、敵から受けるダメージを減らす防御スキル、HPや状態異常を治療する回復スキル、戦闘をサポートする補助スキル、敵の部位を封じる封じスキル、敵に状態異常を与える状態異常付着スキルがある。
戦う相手に応じてこれらのスキルを使い分けよう。
■勝てそうにない時は早めに逃げる
逃げるが勝ち。
BOOST(ブースト)について
■BOOSTの効果
BOOST(ブースト)は、その名の通り、一時的に冒険者の能力を高めるものです。
BOOST状態で攻撃すれば威力が増加し、DEFENCEすれば受けるダメージを大幅に軽減できます。
BOOST状態でスキルを使用した場合、スキルレベル+5の効果を得られます。BOOSTしてLv.5のスキルを使えばLv.10の効果を得られるという具合です。
とにかくBOOSTすることで通常よりも高いスキル効果を得られることだけ覚えておいてください。
なお、BOOST状態でのスキル使用ですが、BOOST時は最大スキルレベルである Lv.10以上のスキルレベルの効果を得られます。
例えば、BOOSTしてLv.10のスキルを使うと、本来は得られない Lv.15のスキル効果を得られます。
■BOOSTを使うためには
BOOSTは、各冒険者ごとに設定されているBOOSTゲージが溜まる(BOOST値が100になる)と使用可能になります。
BOOSTは、一度使用するとBOOSTゲージが空(BOOST値:0)になり、BOOSTゲージが再び最大になるまでは使用できません。
BOOSTゲージは、街に戻ると空(BOOST値:0)になります。
■BOOSTゲージを溜めるには
BOOSTゲージは、戦闘で行動するたびに溜まる他、アイテムの「アクセラ」を使うことで増やすことができます。
■BOOSTの使い方の例
- 攻撃スキルの威力をアップさせ、敵に与えるダメージを大幅に増やす。
- 防御スキルの効果をアップさせ、敵から受けるダメージを大幅に減らす。
- 封じや状態異常付着の成功率をアップさせる。
ステータス値について
■ステータス値の効果
解説 | |
STR |
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VIT |
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AGI |
|
TEC |
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LUC |
|
バトル中の行動速度について
■バトル中の行動速度
戦闘中は、基本的にAGIが高いキャラほど早く行動できます。ただ、スキルを使用した場合は、そのスキルの発動速度が大きく影響するため、普段よりも早く行動したり遅く行動したりします。
ちなみに、各クラスをAGIの高い順に並べると次のようになります。
- レンジャー、ダークハンター
- ソードマン、バード、ブシドー
- パラディン、メディック、アルケミスト
- カースメーカー
●行動速度を上げるには
上記の通り、AGIを上げれば行動速度やスキルの発動速度は上がります。AGIが上がる脚防具やアクセサリを装備してください。
ゲーム中盤以降になると、敵が行動するよりも先に攻撃スキルを発動させたい、防御スキルを発動させたい、という場面が出てきます。そういった時にAGIを5〜10上げると発動速度の違いを実感できるはずです。
世界樹1ではAGIは重要。
強化と弱体
■強化と弱体について
スキルの中には、対象の能力を上昇させるものや逆に能力を低下させるものがあります。
このゲームでは、能力上昇効果を強化、能力低下効果を弱体と呼びます。
●強化/弱体の例
- 物理攻撃力や属性攻撃力を上昇/低下させる。
- 物理防御力や属性防御力を上昇/低下させる。
- 回避力や命中率、行動速度を上昇/低下させる。
- 最大HPを上昇/低下させる。
- 物理攻撃や属性攻撃に対する耐性を上昇/低下させる。
- 封じや状態異常に対する耐性を上昇/低下させる。
他に、ブシドーの使う「構え」も強化に含まれます。
■強化枠と弱体枠
強化と弱体は、それぞれ付けられる場所が3枠設けられています。
この強化を付けられる枠を強化枠(強化スロット)、弱体を付けられる枠を弱体枠(弱体スロット)などと呼びます。
ゲーム内だと下図のようなイメージです。
強化を1つ付けると強化枠を1つ使用し、弱体が1つ付くと弱体枠を1つ使用します。従って、強化も弱体も最大3個までしか同時に付きません。これは敵も味方も同様です。
●強化/弱体の確認方法
- 自分のパーティーの場合、戦闘中にYボタンを1回押すと強化、もう1回押すと弱体の状態がわかる。
- 敵モンスターの場合、戦闘中にLボタンを押してモンスター図鑑を開くと強化と弱体の状態がわかる。
※HDリマスター版はプラットフォームによってボタンが異なります。
なお、強化枠や弱体枠には、付いているスキル名が表示されます。
付いている強化や弱体の効果を知りたい場合は、スキル名にカーソルを合わせると効果が表示されます。
●強化枠や弱体枠を使わない補助スキルもある
強化/弱体スキルの中には、強化枠/弱体枠を使わないものもあります。これに該当するスキルは、主に「効果が使用ターンに限るもの」です。
例えば、パラディンのフロントガードは「使用ターンに限り前列のメンバーが敵から受けるダメージを軽減する」スキルですが、これは強化枠を使用しません。
■強化/弱体を4つ以上付けると・・・
すでに強化/弱体が3つ付いている状態で新たな強化/弱体が付いた場合、古いほうから順に消えていきます。
■同効果のスキルを重ね掛けして効果アップ
同じ効果を持つスキルを2つ以上付けた場合、その効果は基本的に重複します。(中には重ならないものもある)
例えば、スキルA(物理攻撃力 1.5倍)とスキルB(物理攻撃力 2.0倍)を同じキャラに付与した場合、そのキャラの物理攻撃力は1.5×2.0で3.0倍になります。
■効果の相殺
相反する強化と弱体が付くと、その効果は相殺され消滅します。
例えば、攻撃力上昇の強化が付いている状態で攻撃力低下の弱体を受けると、効果が相殺されます。その結果、付いていた攻撃力上昇の強化は消滅し、付くはずだった攻撃力低下の弱体は付かずに済みます。
■強化や弱体の消し方
上記のように相反する効果で相殺する他に、敵の強化を消すスキルや味方の弱体を消すスキルを使う方法があります。
○敵の強化を打ち消すスキル
- バードの「鎮静なる奇想曲」
○味方の弱体を打ち消すスキル
- なし
封じの効果を知ろう
■封じって?
対象の頭部、腕部、脚部を封じること。
封じられた部位により、能力低下やスキル使用不可といった効果が発生します。
封じは、ターン数経過(ランダム)で自然解除されます。また、回復アイテムや回復スキルを使えば即座に解除可能です。
封じの自然解除に要するターン数は、だいたい3〜6ターンです。
■封じの効果
封じ | 効果 |
頭封じ |
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腕封じ |
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脚封じ |
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■封じを活用しよう
腕技の威力が高い敵の腕を封じてスキルを使えなくする、回避率の高い敵の脚を封じて回避率を下げるなど、封じを使うことで戦いを有利に進められます。
前述の通り、封じの効果が何ターン持続するかはわかりませんが、1ターンでも敵の行動を制限できればラッキー程度の気持ちで使うと良いです。
■敵は封じに耐性が付く
敵モンスターは、封じを受けるたびに受けた封じに対する耐性値を増します。そのため、同じ敵の同じ部位を何度も封じようとしても成功するのはせいぜい2回までで、3回以上成功することは滅多にありません。
この封じに対する耐性値は、そのバトル限りのもの。次のバトルには引き継がれません。
■封じを防ぐには
味方キャラの場合、封じ耐性を持つアクセサリを装備する他に、防具を付けた箇所の封じを受ける確率を減らすことができます。(例えば、頭防具を装備すると頭封じを受ける確率を下げられる)
特殊素材を狙おう
■特殊素材って?
敵がドロップする素材の中には、そのモンスターを特定の手段で倒した場合に限り入手できるものがあります。これを特殊素材と言います。
特殊素材を持つモンスターは、モンスター図鑑のITEM欄の3番目が黄色文字で記載されています。
■特殊素材のドロップ条件を模索する
●片っ端から試す
特殊素材を持つモンスターと遭遇したら、とにかく様々な手段で倒すしかない。
基本は、斬・壊・突・炎・氷・雷の攻撃でトドメをさして素材を落とすかを確認。それでも落とさなければ封じや状態異常を付着させて倒してみよう。
この方法をとる場合、どの攻撃で倒したかメモしておかないとわからなくなるので注意。
●低確率でドロップするものもある
特殊素材のなかには、単純に低確率でドロップする素材もあります。
■特殊素材のドロップ条件例
世界樹の迷宮シリーズで実際にあった特殊素材のドロップ条件をまとめました。
(打ち消し線のものは、世界樹1のドロップ条件にはないもの)
●ドロップ条件の例
- 斬・壊・突・炎・氷・雷のうち、いずれかの攻撃で倒す。(斬攻撃で倒すなど)
- 斬・壊・突・炎・氷・雷のうち、特定の攻撃以外の攻撃で倒す。(壊攻撃以外で倒すなど)
- 特定の部位を封じた状態で倒す。(頭・腕・脚の全部位を封じた状態で倒す、という難易度の高いものもある)
- 特定の状態異常を付着させた状態で倒す。(毒状態にして倒すなど)
- 毒のダメージで倒す。
- 呪いの反射ダメージで倒す。
- 即死させる。
- 一定ターン以内に倒す。(1ターンで倒すなど)
- 一定ターン以上かけて倒す。(10ターン以上かけて倒すなど)
- 単純に低確率で落とす。
■複属性攻撃で複数の条件を達成
一部の武器や攻撃スキルは「斬+炎属性攻撃」など2つの属性を持つものがある。このような複属性攻撃で敵を倒した場合、その攻撃に含まれる条件を同時に満たすことができる。
例えば、斬+炎属性攻撃で敵を倒した場合、「斬攻撃で倒した」と「炎属性攻撃で倒した」の2つの条件を同時に満たしたことになる。
●こんな時にも便利
特殊素材のドロップ条件が「炎属性攻撃で倒す」なのに「炎属性が無効(1ダメージしか与えられない)」というモンスターがいたとしよう。
このモンスターから特殊素材を取るために炎属性攻撃で1ダメージずつ与えて倒すこともできなくはないが、非常に大変。しかし、斬+炎属性攻撃なら斬攻撃ダメージは普通に通るので敵を倒しやすく、なおかつ炎属性で倒すという条件を満たすことができる。
覚えておくと役に立つ時がくるかもしれない。