全体属性攻撃手段は連星術? バラージ?
■連星術とバラージの比較
Lv | 連星術 | バラージ | ||
TP | ダメージ 倍率 | TP | ダメージ 倍率 | |
1 | 16 | 0.75 | 8 | 0.70 |
2 | 18 | 0.80 | 0.75 | |
3 | 20 | 0.85 | 9 | 0.80 |
4 | 22 | 0.90 | 0.85 | |
5 | 24 | 0.95 | 10 | 0.90 |
6 | 26 | 1.03 | 11 | 0.95 |
7 | 28 | 1.11 | 12 | 1.00 |
8 | 30 | 1.19 | 13 | 1.05 |
9 | 32 | 1.26 | 14 | 1.10 |
10 | 35 | 1.36 | 15 | 1.15 |
●目的
サブクラスをバリスタにしたゾディアックが全体属性攻撃手段として扱うとしたら、連星術とバラージのどちらの方が威力が出るのか。気になったので調べた。
●単純にダメージ倍率で比較
単純にダメージ倍率だけで比較すると、Lv.1からLv.6まではほぼ同じ。Lv.7以上は連星術の方が威力が出る。
●検証条件
レベル56のゾディアック(TEC:61、攻撃力:368)を使用。
今回の検証では、両スキル Lv.1の時点の威力が同じぐらいになるように調整している。また今回は、弱点威力が増加する「特異点定理」は未習得の状態で比較している。
耐性が異なる敵を相手にしないといけないため、同条件でもダメージに違いが出る点はご了承ください、
■突耐性100%、属性耐性100%の場合
Lv | 連星術 | バラージ |
1 | 110 | 110 |
5 | 140 | 135 |
10 | 205 | 170 |
とりあえず、これが基準。
突・属性のいずれにも耐性を持たない場合、スキルレベルが高くなるほど連星術の方がダメージが大きくなる。
■突耐性50%、属性耐性100%の場合
Lv | 連星術 | バラージ |
1 | 100 | 100 |
5 | 130 | 120 |
10 | 180 | 155 |
突に耐性有り、属性に耐性無しの場合。
これはTEC値が高いゾディアックだからなのか、突攻撃に高い耐性を持っている敵相手でも威力が落ちていない。これは意外だった。
■突耐性100%、属性耐性50%の場合
Lv | 連星術 | バラージ |
1 | 60 | 110 |
5 | 70 | 135 |
10 | 105 | 170 |
上とは逆に、突に耐性なし、属性に耐性有りの場合。
耐性の影響で連星術の威力は落ちている。バラージは安定している。
■突耐性50%、属性耐性150%の場合
Lv | 連星術 | バラージ |
1 | 145 | 150 |
5 | 190 | 180 |
10 | 275 | 225 |
突に耐性有り、属性に耐性弱点の場合。
突耐性有り、属性耐性無しの時と同様に、バラージの威力がほとんど落ちていないのが意外。
レベル10になると通常よりもダメージ差が大きくなる。
■突耐性150%、属性耐性50%の場合
Lv | 連星術 | バラージ |
1 | 50 | 185 |
5 | 65 | 230 |
10 | 95 | 290 |
突弱点、属性耐性有りの場合。
ダメージの差は顕著。バラージの方が圧倒的にダメージ量が大きくなる。
■突耐性75%、属性耐性125%の場合
Lv | 連星術 | バラージ |
1 | 125 | 140 |
5 | 160 | 170 |
10 | 230 | 210 |
今回、連星術とバラージのどちらを使った方が良いのか考えるきかっけになった、突耐性微妙に有り、属性微妙に弱点の微妙な敵を相手にした時のもの。
レベルが低いうちはバラージの方はやや優位。レベルが高くなると連星術の方が上になる。
■突耐性100%、属性耐性100%の場合(TEC+3)
Lv | 連星術 | バラージ | ||
TEC+0 | TEC+3 | TEC+0 | TEC+3 | |
1 | 110 | 120 | 110 | 110 |
5 | 140 | 150 | 135 | 135 |
10 | 205 | 220 | 170 | 170 |
そもそもバラージってTEC値の影響を受けるのかと疑問に思い、武器にTECを3個付けて比較した。
結果は、連星術は当然威力が上がるが、バラージは変わっていない。バラージの威力にTEC値は関係ないようだ。
だとすると、突耐性有りの敵に威力が落ちないのはどういう仕組みなのだろうか。
■突耐性100%、属性耐性150%の場合(特異点定理 Lv.5有り)
Lv | 連星術 | バラージ | ||
特異点定理 無し | 特異点定理 Lv.5 | 特異点定理 無し | 特異点定理 Lv.5 | |
1 | 170 | 245 | 160 | 235 |
5 | 210 | 310 | 200 | 300 |
10 | 310 | 460 | 250 | 370 |
特異点定理 Lv.5の有無でダメージ量を比較。
連星術は当然として、バラージの方も特異点定理 Lv.5の効果で単純に1.5倍になっている。突+属性の属性部分にだけ特異点定理の効果が適用されているわけではなさそうだ。
この結果とここまでの検証結果を踏まえると、バラージスキルは、突と属性の耐性を比較し、相性がより優位な方を基準にダメージ計算されている。そんな気がしてきた。
■結論
威力で比較した場合、連星術の方がバラージよりも大きいダメージを出せる。ただし、低レベルで使う場合は、連星術もバラージも威力に大差ない。
属性に耐性を持つ敵を相手にする場合は、バラージの方が優位になる。
威力以外の部分を比較すると、連星術の場合、習得には炎・氷・雷マスタリーの3つをそれぞれレベル5まで上げないといけないのに対し、バラージは弩マスタリー1つをレベル5にすれば三属性分習得できる。結果、使えるスキルポイントに10の差が生じる。
消費TPは、バラージ Lv.10よりも連星術 Lv.1の方が1多い。同レベルで比較すると倍の差がある。
先見術を習得するしないにもよるが、サブクラスをバリスタにするなら全体属性攻撃はバラージを使った方が良いと言える。
■おまけ:星術とバラージの比較
Lv | 星術 | バラージ |
1 | 145 | 110 |
5 | 200 | 135 |
10 | 285 | 170 |
さすがに星術の方が威力が高い。もっとも、バラージは武器を変えれば威力も変わるので、この差を縮めることはできる。