冒険の手引き＃２−３

　迷宮内には、一見するとただの壁だが、通り抜けられる場所があります。それが抜け道です。
　抜け道は、ショートカット（近道）として利用できるように作られているので、見つけられれば迷宮内の移動がぐっと楽になります。

　抜け道には入口側と出口側があります。
　最初は出口側から抜け道に入ることはできませんが、入口側から一度通り抜けると抜け道が開通したことになり、以後は出口側からも通り抜けられるようになります。
　抜け道の発見は、入口側、出口側のどちら側からでも可能です。

　出口側から抜け道を発見すると「通り抜けられそうだが、こちらからでは無理そうだ」という内容のメッセージが表示されます。逆に言えば「抜け道の入口は壁の向こう側です」ということになるので、忘れないようにマップに印をつけておきましょう。

　例外として、一方通行の抜け道の場合は、出口側からは発見できず、入口側からのみ発見・通過が可能です。

　抜け道の探し方ですが、周囲の壁をこまめに調べるしかありません。壁の方を向いて横歩きしながら調べるのも良いでしょう。

　抜け道のある場所ですが、ある程度は見当をつけられます。

• そのフロアの入口周辺、もしくは入口周辺に通じるルート上にある。（ショートカット目的の抜け道）
  
• ＦＯＥがいる区画を抜けた先。
  
• マップの空白地帯周辺。（隠し部屋への抜け道）
  

　迷宮内に出現するモンスターのうち、一部のモンスターは迷宮内に目に見える形で存在します。それがＦＯＥ（Field on Enemy）です。

　ＦＯＥは、通常エンカウントする敵モンスターよりも数段階強く、戦って倒すのは困難。基本的にはＦＯＥとの戦闘を避けて迷宮を探索をすることになります。

　これまでのシリーズではFOEはオレンジ色の球体で表示されていたため、戦ってみるまでは敵の種類がわかりませんでした。しかし、今作ではＦＯＥそのものの姿で表示されるようになったので、ＦＯＥの種類や向いている方向がわかるようになりました。

　一概にＦＯＥといっても種類も行動パターンも様々。決められた道を巡回しているだけのＦＯＥもいれば、こちらを発見すると追いかけくるＦＯＥもいます。
　ＦＯＥの行動パターンを見極め、ＦＯＥとの戦闘を回避しよう。

　ＦＯＥは、倒しても数日後（目安としては７日後か14日後）には復活します。（※復活しないＦＯＥも一部存在します）

　世界樹の迷宮２ではＦＯＥを倒しても経験値を得られませんでしたが、世界樹の迷宮４からは再び経験値を得られるようになりました。やったね！

　迷宮における昼と夜の違いは、迷宮内の明るさだけではありません。

　世界樹の迷宮４では夜間の時間帯にのみ出現するモンスターがいます。（世界樹３にいた昼間限定モンスターはいなくなったもよう）

　迷宮内で発生する小イベントでは、発生する時間帯が決まっていたり、イベント内容が変わったりすることがあります。怪しいなと思う場所があったら印をつけておき、時間帯を変えて調べてみましょう。

• 宿屋で寝ると、朝、もしくは夜まで時間を進めることができる。
  
• 迷宮内の移動や戦闘で30ターン経過すると１時間進む。（１歩＝１ターン）
  

　迷宮を探索していると小イベントが発生し、選択を迫られることがあります。例えば、「木の実を食べるか食べないか」とか「物音がする茂みに近づくか立ち去るか」というものです。

　これらの小イベントで選んだ選択肢がメインストーリーに影響を及ぼすことはまずないので、自分の判断で答えを選んでいきましょう。その方がきっと面白いです。

　小イベントは、通路の行き止まりで発生することが多いです。

●小イベント例

• 落し物につられて近づいたら、敵モンスターが現れて戦闘になった
  
• 木に登ったら足を滑らせて落下、ダメージを受けたがアイテムが手に入った
  
• リスに近づいたらリスーーってなった
  
• 何か起こると期待して黙々とザリガニを釣りに興じていたが、結局何も起こらなかった
  

　樹海磁軸は、大迷宮の１フロア目にある中継地点。一度起動すれば街と樹海磁軸を直接行き来できるようになります。また、樹海磁軸でセーブすることも可能です。
　見つけたら必ず起動しよう。

　なお、小迷宮に樹海磁軸はありません。ただし、街から小迷宮へ直接行くことはできます。

• 世界樹２であった「磁軸の柱」と「森の壁」はなくなりました。
  
• 世界樹３であった「野営」はなくなりました。
  
• 世界樹４では大迷宮の他に小迷宮があります。大迷宮が過去作の迷宮にあたります。
  
• 一階層当たりのフロア数が３フロアになりました。（世界樹１・２は５フロア、世界樹３は４フロア）