クラス：パラディン

　前衛向きの防御職。各種ガードスキルを使い分け、味方へのダメージを軽減するのが主な仕事。高いＨＰと防御力を活かして敵の攻撃を受けさせる際にも役に立つ。戦う相手によってはパラディンを後衛に配置した方が味方を守りやすくなることもあるため、パラディン＝前衛という固定概念は捨てよう。
　フォースブレイク「完全防御」は、発動速度も速く、また、１ターン限りだがダメージを伴うあらゆる攻撃を無効化するため、緊急時に頼れる心強いスキルである。

◆装備可能な武器

• 剣、斧、槍

◆装備可能な防具

• 重量鎧、軽量鎧、盾、頭・腕・脚防具

　倍率が掛かるのは素の最大ＨＰ値。装備による増加分は含まれない。

　倍率が掛かるのは素の最大ＴＰ値。装備による増加分は含まれない。

　このスキルで挑発が発動した際にＴＰは消費しない。スキルレベルを上げると発動率が上昇するが、Lv.5でも発動率は80%程度といったところ。

　即死効果による戦闘不能は効果の対象外。Lv.10でも発動率は 100%ではない。

　発動率はそれほど高くないが、覚えておくとなんやかんやで助かる。

　採掘ポイントでの採集時に一定確率で素材を追加入手できるスキル。スキルレベルを上げると入手可能な素材の最大数が増える。また、スキルレベルＭＡＸならば確実に追加素材を得られる。
　序盤はスキルポイントを１振っておけば十分役に立つ。

　前衛／後列への物理ダメージを軽減するスキル。物理攻撃力の高い相手と戦う際に重宝する。特にストーリーモードでは主人公の防御力が低いため、フロントガードの使用頻度は高くなる。逆にバックガードはほとんど使う機会がない。
　上表の軽減率は体験版でのものだが、Lv.4でも敵から受けるダメージをほぼ半減できる。使用頻度の高いスキルだけに消費TPは少ないほうが良いので当面はスキルレベル４で運用するのが良さそうだ。

　指定した対象を次のターンまで守るスキル。スキル発動速度は速いので使用したターンと次のターンの２ターンに効果があると思って良い。自分自身を守ることも可能。
　このスキルを使用した次のターンは、ガード系スキルは使用できないが、それ以外は普通に行動できる。
　味方１人を守るスキルは他に使い勝手の良いヒールガードがあるため、こちらは習得しないまま終わった。

　今作では序盤から属性ガードが活躍する機会が多い。そのため、序盤は消費ＴＰの少ないレベル４で止めておき、どうしても無効化したい場合は同スキルのグリモアを装着して一時的にスキルレベルを５以上にすると良い。

　上表の回復量はキュア Lv.1の回復量を１として算出。
　このスキルは戦闘中にのみ使用可。探索中に使用してＨＰ回復することはできない。
　ダメージの軽減率はキープガードと同等。回復量はキュアに劣る。ただし、発動速度が速いガード系スキルのため、敵が行動するよりも先に仲間を回復できるのが利点。

　ここでいう防御力には物理防御力と属性防御力の両方が含まれる。また、軽減するダメージも物理攻撃と属性攻撃の両方が対象となる。
　スキルの説明文に「味方全員の防御力をスキル使用者と同じにする」とあるが、早い話がスキル使用者と同条件で全員分のダメージ計算を行うということ。スキル使用者に防御力上昇の強化が付いていればそれも適用されるし、ついでに言えばアクセサリの耐性も適用される。
　このスキルを使うと次のターンはガード系スキルを使えなくなるが、完全防御は使用できる。
　注意点としては、スキル使用者に付いた防御力ダウンの弱体効果も適用されること。特に敵の全体攻撃に防御力弱体の効果が付随する場合は、スキル使用者を隊列の最後に置いておかないとスキル使用者の後に続く味方が余計なダメージを受けるはめになる。

　アクセサリを用いた面白い使い方を紹介すると、スキル使用者に雷竜のオーブ（雷耐性：↑↑↑↑）を装備させた状態でこのスキルを使えば、全員が受ける雷属性ダメージを一桁台に減らせる。これは効果をわかりやすくするための一例だが、他の斬/壊/突/炎/氷/雷属性耐性を上げるアクセサリを使っても同様のことができる。
　ちなみに状態異常や封じ耐性無効のアクセサリでも試してみたが、これはダメだった。

　上表の攻撃力はシールドスマイト Lv.1を基準に算出。
　盾で攻撃するスキルのため、盾の防御力が高いほど大きいダメージを与える事が可能。腕封じの成功率も悪くなく、発動速度も意外に速い。使い勝手の良い壊攻撃スキル。

　上表の攻撃力はシールドスマイト Lv.1を基準に算出。
　盾で攻撃するスキルのため、盾の防御力が高いほど大きいダメージを与える事が可能。

　特に使う機会もないまま終わったスキル。

　Lv.10でもそれほど敵の攻撃を引き寄せることはできない。同スキルのグリモアと合わせてレベルを20にしないと使えないタイプのスキルかも。敵単体を相手にする場合は、レンジャーにスケープゴートを使ってもらった方が確実。

　上表の回復量はキュア Lv.1の回復量を１として算出。

　上表の回復量は、キュア Lv.1の回復量を１とした時のもの。

　Lv.10でも発動率は100%ではない。簡単に調べてみた限りでは 50%あるかないかといったところ。

　FOEパズルがしつこい今作ではFOEに追い込まれて詰む場面にたびたび出くわした。そんな時、このスキルのおかげで助かったことも少なくない。

　ガードスキルの軽減率を上昇させるというか、ガードスキルで軽減したダメージをさらに半減させる。便利は便利だが、下手にこのスキルを使うとフォースブレイク「完全防御」を使いたい時に使えなくなるため、このスキルの効果目当てで使うことはまずない。

　１ターンの間、ありとあらゆる攻撃を完全に防いでくれる超絶有能なスキル。最速で発動するため、安心感も高い。ただ、ダメージを伴わない状態異常や封じに対しては無力。