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クラス解説

■解説

●パラディンについて

 パーティーの盾となる存在。さまざまな防御スキルを用いて敵の攻撃を防ぐ。

●前作から失ったもの

 前作で重宝したスキル「防御陣形」がなくなった。また、スキルの仕様が変わったことで、フロントガード、バックガード、パリングが使い物にならなくなった。

 結果、パラディンに残されたものは、挑発と属性ガード3種の4スキル。これしかないので、習得するスキルに悩まずに済む。

●パラディンの配置場所

 パラディンの配置場所だが、壁役ということで常に前列に配置していないだろうか?
 基本的にはそれで良い。しかし、FOE戦やボス戦で「挑発」を使う場合は、パラディンを後列に配置した方が良い。挑発で敵の攻撃を後列のパラディンに向けることで受けるダメージを減らすことができる。

●FORCEスキル「完全防御」はチート級スキル

 効果は使用ターンのみだが、敵から受けるダメージ、状態異常、封じを全て無効化してくれる完全無欠のガードスキル。

■ステータス評価

HPTPSTRTECVITAGILUC

完全防御【FORCE SKILL】

■スキル情報

完全防御
効果
  • 1ターンの間、全ての攻撃を無効化する。

■補足

  • 使用したターンに味方全体が受けたダメージ、状態異常、封じを全て無効化するスキル。強化枠は使用しない。
  • 盾を装備していないと使用できない。
  • このスキルは最速で発動する。

■一言メモ

 いざという時に使いたいのにFORCEゲージが溜まっていなくて使えないことが多い。
 FOE戦やボス戦で使う場合は、事前に通常戦闘でFORCEゲージを溜めておこう。

 ゲーム終盤で製作できるアクセラII(FORCE値+50)をパラディンに2個使えば、パラディンのFORCEゲージを満タンにできる。これを毎ターン行うことでパラディンは完全防御を毎ターン使える。つまり、アクセラIIがなくならない限りは無敵。
 ただ、アクセラIIは1個2万エン。また、在庫設定有の素材を用いるため、素材を必要数分用意しなくてはいけない。
 それなりの対価を求められる。

盾マスタリー

■スキル情報

盾マスタリー
最大LvLv.10
効果
  • 盾スキルの取得
  • 防御力アップ
習得条件
  • なし

■スキルレベルによる変化

Lv被ダメージ
倍率
派生スキル
0.98
  • フロントガード
  • バックガード
  • フルガード
 
0.97
  • ファイアガード
  • フリーズガード
  • ショックガード
0.96 
0.95
  • オートガード
0.94 
0.93
  • チョイスガード
0.92 
0.91 
100.90
  • シールドスマイト
  • マテリアルガード

■補足

  • ダメージ軽減対象は、物理攻撃・属性攻撃の両方。
  • 盾を装備していなくてもダメージ軽減効果は発揮される。

■一言メモ

 盾マスタリー Lv.10で受けるダメージを約1割減らせるのは大きい。

シールドスマイト

■スキル情報

シールドスマイト【盾専用・腕技】
最大LvLv.5
効果
  • 敵1体に壊攻撃 + 腕封じ(中確率)
習得条件
  • 盾マスタリー Lv.10

■スキルレベルによる変化

LvTP与ダメージ
倍率
封じ成功率発動速度
102.9817.0%遅 Lv.3
123.109.4%遅 Lv.2
143.2726.4%遅 Lv.1
163.5621.6%通常
183.9820.0%速 Lv.1
  • 上表のダメージ倍率は、通常攻撃を1として算出しています。
  • 上表の発動速度は、通常攻撃時の行動速度と比較したもの。
  • 上表の封じ成功率は、レベル25パラディン(LUC:26)を用いて11階に出現する敵(腕封じ耐性:〇)を相手に検証した時のものです。

■補足

  • 前作では盾の防御力が敵に与えるダメージに影響したが、今作では盾の防御力は関係ない。

■一言メモ

 Lv.5で通常攻撃の約4倍の威力となるが、パラディンはSTR値が低いため、それほど大きなダメージは出ない。

フロント/バックガード

■スキル情報

フロントガード【盾専用・腕技】
最大LvLv.10
効果
  • 前列にいる味方の物理ダメージを軽減する
習得条件
  • 盾マスタリー Lv.1
バックガード
最大LvLv.10
効果
  • 後列にいる味方の物理ダメージを軽減する
習得条件
  • 盾マスタリー Lv.1

■スキルレベルによる変化

LvTP被ダメージ
倍率
複数発生率
0.86
0.85
0.83
0.80
0.76
0.71
0.65
0.58
100.50
10110.40

■補足

  • 効果は使用したターンのみ。強化枠は使用しない。

■前作との相違点

  • 世界樹1では最初に受けた敵の攻撃のみが軽減対象だったが、今作では使用したターンに受けた攻撃全てが軽減対象となる。ただし、何回発動するかは不確定。
  • 世界樹1では前列/後列の味方全員を確実に守ったが、今作では最初の1発目以外は守る保証がない。
  • 世界樹1では物理・属性の両方が対象だったが、今作では物理攻撃のみ。

■一言メモ

 Lv.10まで上げても発動が確定しているのは最初の1発目の攻撃のみ。はっきり言って使い物にならない。

 2発目以降の攻撃については、攻撃を受けるたびに発動するしないの判定がなされるもよう。そのため、連続で発動することもあれば間を空けて発動することもある。

 スキルレベルを上げると消費TPも増える世界樹2のクソ仕様のため、低レベル時には軽減率を上げたくても上げられない。

フルガード

■スキル情報

フルガード【盾専用・腕技】
最大LvLv.5
効果
  • 味方全体の物理ダメージを軽減する
習得条件
  • 盾マスタリー Lv.1
    • フロントガード Lv.5
    • バックガード Lv.5

■スキルレベルによる変化

LvTP被ダメージ
倍率
複数発生率
0.87
0.84
100.77
120.76
140.51

■補足

  • 効果は使用したターンのみ。強化枠は使用しない。

■一言メモ

 フロントガードやバックガードの全体版。
 Lv.5まで上げても守る人数はランダムで使い物にならない。

チョイスガード

■スキル情報

チョイスガード【盾専用・腕技】
最大LvLv.5
効果
  • 味方1人の物理ダメージを大幅に軽減する
習得条件
  • 盾マスタリー Lv.7

■スキルレベルによる変化

LvTP被ダメージ
倍率
複数発生率
0.65
0.59
0.52
0.44
100.35
  • 上表のダメージ倍率は、通常攻撃を1として算出しています。
  • 上表の発動速度は、通常攻撃時の行動速度と比較したもの。

■補足

  • 効果は使用したターンのみ。強化枠は使用しない。
  • 自分自身をガード対象に指定することもできる。

■一言メモ

 今作のガードスキルの中では使いやすい方。
 挑発では対処できない拡散攻撃や全体攻撃、複数回攻撃から指定した味方を守る際に使う。

ファイア/フリーズ/ショックガード

■スキル情報

ファイアガード【盾専用・腕技】
最大LvLv.10
効果
  • 味方全員を炎属性攻撃から1ターンだけ守る
習得条件
  • 盾マスタリー Lv.3
フリーズガード【盾専用・腕技】
最大LvLv.10
効果
  • 味方全員を氷属性攻撃から1ターンだけ守る
習得条件
  • 盾マスタリー Lv.3
ショックガード【盾専用・腕技】
最大LvLv.10
効果
  • 味方全員を雷属性攻撃から1ターンだけ守る
習得条件
  • 盾マスタリー Lv.3

■スキルレベルによる変化

LvTP被ダメージ
倍率
複数発生率
0.50
0.45
0.39
0.32
0.24
0.15
0.05
無効
1025%吸収
101150%吸収

■補足

  • 効果は使用したターンのみ。強化枠は使用しない。

■前作との違い

  • 世界樹1ではLv.1でも味方全員を守ったが、今作ではLv.10まで上げないと味方全員を100%守ってくれない。
  • 世界樹1では属性攻撃を吸収すると状態異常や封じといった追加効果は無効化できなかったが、今作では吸収した場合でも追加効果を無効化する。

■一言メモ

 Lv.10の発生率はおそらく100%。1ターンの間に全体攻撃2回分(計10発分)を受けても、その全てに発動した。これがLv.9以下になると途端にザルになる。まったく当てにできない。
 習得するならLv.10まで一気に上げよう。

マテリアルガード

■スキル情報

マテリアルガード【盾専用・腕技】
最大LvLv.5
効果
  • 味方全員を炎&氷&雷属性攻撃から1ターンだけ守る
習得条件
  • 盾マスタリー Lv.10
  • TECブースト Lv.10

■スキルレベルによる変化

LvTP被ダメージ
倍率
複数発生率
0.50
0.45
100.39
120.32
1410%吸収

■補足

  • 効果は使用したターンのみ。強化枠は使用しない。

■一言メモ

 最初の1発目以外は、いつ発動するか、何回発動するかわからない。使えないスキル。
 Lv.5だと最大4回の発動を確認。

リフレッシュ

■スキル情報

リフレッシュ【頭技】
最大LvLv.5
効果
  • 味方1人の状態異常を解除する
習得条件
  • TECブースト Lv.1

■スキルレベルによる変化

LvTP解除する
状態異常
盲目
+毒・睡眠
+麻痺・テラー
+呪い・混乱
 

■一言メモ


挑発

■スキル情報

挑発【頭技】
最大LvLv.10
効果
  • 自身の物理防御力をアップする
  • 敵の攻撃を自分に引きつける
習得条件
  • なし

■スキルレベルによる変化

LvTP被ダメージ
倍率
狙われ率
1.00
0.97
0.94
0.91
0.89
0.86
0.83
0.80-
0.77-
100.73-

■補足

  • 強化枠を1つ使用。効果は、使用したターンを含めて5ターン継続する。

■使用上の注意点

  • 防御力ダウンの弱体と効果を打ち消しあう。急に敵の攻撃を引き付ける効果がなくなった時は、大抵これが原因。

■一言メモ

 Lv.7まで上げれば敵の攻撃を確実に引き付ける。今作でも単体攻撃主体の敵相手には有効な防御手段となる。

パリング

■スキル情報

パリング【腕技】
最大LvLv.5
効果
  • 自分への物理攻撃を無効化する
習得条件
  • 挑発 Lv.3

■スキルレベルによる変化

LvTP複数発生率

■補足

  • 通常攻撃以外の物理攻撃は対象外。
  • 効果は使用したターンのみ。強化枠は使用しない。

■一言メモ

 欠陥スキル。全然発動しないのでおかしいと思い、いろいろ試した結果、敵の物理攻撃スキルは対象外ということが判明した。
 じゃあ逆に何を無効化できるのといえば、敵の通常攻撃のみ。発動回数はスキルレベルによるが、通常攻撃であれば100%発動する。

 物理攻撃スキルに対して発動しないなら習得する意味がない。今作では挑発&パリング戦法は潰されたと思ってよさそうだ。

渾身ディフェンス

■スキル情報

渾身ディフェンス【頭技】
最大LvLv.5
効果
  • 自身の物理防御力をアップする
習得条件
  • VITブースト Lv.1

■スキルレベルによる変化

LvTP被ダメージ
倍率
0.84
0.79
0.74
0.68
0.60

■補足

  • 強化枠を1つ使用。効果は、使用したターンを含め5ターン継続する。

■一言メモ

 挑発とセットで使う前提のスキルだと思うが、それをやると強化枠を2枠使うのが厳しい。

全力逃走

■スキル情報

全力逃走【脚技】
最大LvLv.5
効果
  • 戦闘から逃亡し、直前のフロアに戻る
習得条件
  • なし

■スキルレベルによる変化

LvTP成功率

■一言メモ

 壁を背にしていない限り高確率で逃走できる。

オートガード

■スキル情報

オートガード
最大LvLv.10
効果
  • 自身が受けるダメージを中確率で軽減する
習得条件
  • 盾マスタリー Lv.5

■スキルレベルによる変化

Lv発動率
10

■補足

  • 発動すると受けたダメージを半減する。
  • 拡散攻撃(対象とその左右にダメージを与える技)による拡散ダメージは、オートガードの対象。

■一言メモ

 オートガードLv.10でどれぐらい発動するか試してみたところ、52回中8回発動した。発動率は良くても20%、悪くて10%程度だと思われる。
 この発動率の低さではスキルポイントを10使う価値はない。

 なお、ペットのオートガード Lv.10の発動率は 60%(推定)と高い。

加護

■スキル情報

加護
最大LvLv.5
効果
  • 戦闘中、ターン終了時にHPを小回復
習得条件
  • HPブースト Lv.1

■スキルレベルによる変化

Lv回復値

■補足

  • 回復量はスキルレベルごとに固定。

■一言メモ

 回復量が7じゃ焼け石に水。仮に習得するとしたらゲーム序盤ぐらいか。

背水の守護

■スキル情報

背水の守護
最大LvLv.5
効果
  • HPが少ないほど物理防御力アップ
習得条件
  • HPブースト Lv.3

■スキルレベルによる変化

Lv被ダメージ倍率
HP:MAXHP:MIN
0.970.80
0.980.78
0.960.75
0.930.73
0.910.71

■補足

  • HP残量は25%刻みの4段階で軽減率が変化する。

■一言メモ

 Lv.5ならHP満タンの状態でも10%軽減できる。パラディンは攻撃を受けてHPが減りやすいクラスなので、習得しておいて損はないスキルと言える。

決死の覚悟

■スキル情報

決死の覚悟
最大LvLv.10
効果
  • 戦闘不能時に中確率で復活
習得条件
  • HPブースト Lv.3
    • 加護 Lv.5
    • 背水の守護 Lv.5

■スキルレベルによる変化

Lv発動率
10

■補足

  • 発動するのは1戦闘につき1回まで。

■一言メモ

 発動したらラッキー程度に考えておく。

育成方針(参考)

■育成方針

●第一階層探索時

 今作のパラディンは、挑発してなんぼのクラス。そのため、まずは挑発を習得・強化する。

 挑発を習得するとはいっても、実際に使うのは装備が整ってくるレベル10ぐらいから。それを考慮すると、ゲーム開始からレベル5まではSTRブーストやVITブーストを強化していき、レベル5になったら休養して挑発を習得すると良い。

 挑発 Lv.10を習得したら、その後は「盾マスタリー Lv.10」を目指して強化する。
 盾マスタリーを上げることで物理・属性の両ダメージを軽減できるのは大きい。また、盾マスタリーを上げておけば属性ガードやシールドスマイトを習得できる。

●第二階層探索時

 「HPブースト Lv.10」を目指して強化する。
 パラディンの場合、VITは高いのでひとまず置いておき、HPブーストを強化した方が良い。その方が属性攻撃にも耐えやすくなる。

●引退ボーナスを得る

 第二階層クリア後、もしくは第三階層クリア後のタイミングで一度引退し、引退ボーナスを得たいところ。
 レベル30台で引退しても全能力+3、スキルポイント+3は大きい。

●第三階層探索時

 隠れた良スキル「背水の守護」をLv.5にする。
 背水の守護 Lv.5ならHPが満タンでも受けるダメージを約1割減らしてくれる。

●第四階層以降

 そろそろというか、獲得可能なスキルポイントの残り数を考慮すると、属性ガードの習得を始めないといけない。
 習得順は、ショックガード、ファイアガード、フリーズガードの順。いずれもLv.10まで上げてから次のスキル習得に進む。

 属性ガードを習得し終えたら、属性ガードの使用回数を増やすためにTPブーストを強化すると良い。

■習得スキルの推移(私の場合)

 階層
第一第二第三第四第五第六
HPブースト-0→10100→101010
TPブースト-----0→10
STRブースト------
TECブースト------
VITブースト------
AGIブースト------
LUCブースト------
逃走率アップ------
 第一第二第三第四第五第六
盾マスタリー0→77→10100→101010
シールドスマイト--0→10→111
フロントガード------
バックガード------
フルガード------
チョイスガード------
ファイアガード----0→1010
フリーズガード-----0→10
ショックガード---0→101010
マテリアルガード------
 第一第二第三第四第五第六
リフレッシュ------
挑発0→1010100→101010
パリング------
渾身ディフェンス------
全力逃走------
 第一第二第三第四第五第六
オートガード------
加護------
背水の守護--0→50→555
決死の覚悟------
採掘------
 第一第二第三第四第五第六

 第四階層に入った時点(レベル40)とレベル70になったタイミングで1回ずつ引退しています。

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