いにしえの盾を求めて(クリプト探索 1日目)
街に戻ってきたアム・シガールは、クリプトの管理をしているカルロ隊長からクリプトの鍵を受け取ると、街の外れにあるクリプトの入口へと向かった。
街の東側にある入口から地下に延びる階段を下っていくと、クリプトの1階に到着。階層でいうとここは第四階層のようだ。さすが地下墓地だけあって薄暗く、そこらじゅうにネズミがうろついている。
周りを見渡してみると道が8方向に延びている。いま下りてきた階段は東側だ。
まずはそのまま西に向かって直進してみる。
すこし進むと中央に女性の彫像が置かれた大部屋に出た。部屋の北側、南側、西側の3方向に通路や部屋があるが、鉄格子で阻まれ進むことが出来ない。
なにか仕掛けがあるのかと大部屋の中を調べるが、どこにもレバーやスイッチの類は見当たらない。ということは、おそらくこの女性の彫像自体が仕掛けなのかな。
像を調べてみると、足元には『アチャンタ』と書かれたプレート、手には杯を持っている。
この杯の上にいろいろとアイテムを載せてみたが無反応。・・・ん? 杯だけになにかを注げばいいのか! すぐに気付けよ、俺。
水やワイン、各種ポーションを注いでみても反応はないが、血のボトルを注ぐと鉄格子が音を立てて開いた。これが正解だったようだ。
さっそく各部屋を物色すると、南側の部屋で「鍵」、西側の部屋でステルスのレザーレギンズが手に入った。
入り口から北西、南西、北、南に位置する4つの部屋には墓石が並んでいた。
墓石のネームプレートを見ていくと、アムシガールをこの世界に呼び寄せた天文学者ファラン・オービプラナックスや、先ほどの大部屋にあった女性の彫像のモデルと思われる吸血鬼のアチャンタの名が連なっている。
なるほど、アチャンタ=吸血鬼だから血のボトルが正解だったのか。こんなところにヒントがあったとは。
祟らないでね、と祈りながら、つるはしをつかって墓石をガシガシ壊していくと、ファランの墓石から鍵(王宮のファランの私室に置いてある宝箱の鍵)が、アチャンタの墓石から「アチャンタの吸血剣」「何か彫られた石」が見つかった。
石といえば、南西の部屋でも床に転がっている死体から「何か彫られた石」を入手。
なにかに使うのだろうから両方持っておく。
アチャンタの墓石から発見
南西の部屋に転がる死体から発見
続いて南東の通路を探索。
通路の奥には鉄格子、その手前に部屋がある。部屋の入り口の扉には鍵が掛かっているが、これはアチャンタ像の南側の部屋で入手した鍵で開けることが出来た。
部屋の中には剣を持った4体の騎士の像。1体だけ剣がずれているのでこれを動かすと、奥への道を遮る鉄格子が開く仕組みになっていた。
鉄格子を開き、通路の奥へに進んだところでクリプトの2階に続く階段を発見した。
2階に下りる前に、残った北東の通路を探索する。
通路の途中に無数の錐が立ち並ぶトラップがあり、普通に歩いて進むのはちょっと無理。
ここの仕掛けは、
- 北側の部屋にある「痩せ小人スクォード」の墓石を壊すとレバーが現れる。
- そのレバーを引くと同部屋に隠し通路が現れる。
- トラップの上に鉄板が敷かれ、先に進めるようになる。
というものだった。
トラップの先の部屋にはなぜかニワトリ。
殺すと・・・あれ? 人間になった(汗
データをロードして、もう一度ニワトリ部屋へ。
今度は殺さずに《真眼》の魔法を唱える。すると、ニワトリではなく本来の人間の姿を見ることができた。
話しかけてみるが、「コケー」としか言わない。だって鶏だもの。
おそらくは呪いが掛けられているのであろうが、どうすることも出来ないので放置決定。また後で来るよ。
なお、この部屋では他に「鍵」も見つかるが、これを通路の行き止まりにある鍵穴に差し込むことで通常ダンジョンの第四階層へ出ることが出来る。
クリプト1階の探索が終わったので、明日は2階の探索を。