いにしえの盾を求めて(クリプト探索 3日目)

 クリプト探索 3日目。
 クリプトの3階に足を踏み入れると、そこは周囲にステンドグラスの窓が並ぶ大礼拝堂だった。

 階段を下りようとすると、ミイラがステンドグラスの窓をぶち破って飛び降りてきた。
 死体のくせに派手な登場だ。

 ゾンビハンター アズラエル・ダークソーンの記録によれば、ミイラは火に弱いそうなので、ファイアーボールの魔法ミイラめがけてぶちかます。しかし、そこは低魔法スキルな俺。あまりダメージを与えられません(涙
 普通に殴りあうとミイラは詠唱無しで麻痺の魔法を使ってくるので、かなり厄介な敵。麻痺の魔法でこちら動けない間にボコボコ殴られるのが腹立つ。

 ミイラを仕留めた後、U字型に並ぶ石棺を一つずつ調べていく。
 中には例の「何か彫られた石」が一つ。ゾンビの入ったハズレが1つ。ただ、一番奥にある中央の棺だけ蓋が重くて開くことが出来なかった。

ルーン棺の中の死体から入手

 礼拝堂の広間を後にして、さきほどミイラが飛び出してきた2階を調べる。
 2階は広間を挟んで北側と南側の2つのエリアに分かれているが、ここの仕掛けは少々いやらしく、北側エリアにあるレバーを引くと南側エリアの鉄格子が開くという仕組みになっている。

 鉄格子の先には溶岩が流れており、足を踏み入れると死んでしまう。
 ここは華麗に空中浮遊の魔法を使って飛び越える。

 溶岩を飛び越えた場所で空中浮遊の魔法を解き地面に着地すると、カチッという床スイッチの音と共に溶岩の上に鉄板が敷かれ、歩いて渡れるようになった。

 ・・・なるほど、そういう仕掛けか。

 本来ならば、溶岩の手前から重りとなる物を放り投げ、床のスイッチを入れることで渡れるようになるってわけね。空中浮遊で飛んで渡るなんていう仕掛け台無しな行動をしてすいません。

ルーン南側エリアの墓石から入手

 溶岩通路の先には不思議な空間が広がっていた。
 そこに一歩足を踏み入れると、どこからか何者かの声が聞こえてきた。

「我が名はグラディヴィール。いにしえの盾を守るもの・・・」

 ここで私はグラディヴィールと名乗る幽霊から『いにしえの盾』を得るに値する人物かどうか調べるための謎解き問題を与えられることになる。

■第一の謎掛け

 お前の立つ日没より日の出へ向かえ。
 陽を越えるには、古代の6つの家の文字をあがめ、その栄誉を称えよ。それから石版を古代の文字の配置に合わせて回転させよ。

 これがその石版。石版にはいままでに手に入れた6つの「何か彫られた石」と同じ模様が彫られている。

石版

 どうやらこの石版を動かして問いの答えになるように模様を並べ替えていけばいいようだ。

 棺が並ぶ大礼拝堂の1階部分を中心として、2階の北東、北、北西、南西、南、南東に位置する6つの部屋の床には「文字の描かれた石」と同じ模様が描かれているので、その方角と模様をメモしていく。

ルーン ルーン ルーン
礼拝堂
ルーン ルーン ルーン

 ふたたび石版の部屋に戻ってきた。
 棺が並ぶ大礼拝堂の1階部分を中心とすると、いまいる石版の部屋は『東』に位置している。よって「お前の立つ」は石版の東側から、「日没より日の出に向かえ」は南周りでという意味だろう。

 さっそくメモした方角と模様に合うよう石版を動かしていく。内側と外側のどちらに合わせるのかという指示はないが、これは石版の外側に対象の模様を合わせれば良い。最初、内側で合わせたら何も起こらなかったので間違いない。

■第二の謎掛け

 石版の模様を合わせ終わると、再び幽霊から新たな謎掛けが。

 いいだろう。次に、石をそれぞれの古代の家に対応するように石柱に置くがよい。

 古代の家に対応するように? なんだそりゃ?
 古代の家・・・古代の家・・・う〜ん、いままでそんなフレーズ聞いたこともないぞ。
 何かを見落としているのかとクリプト内を歩き回ったり、関係する書物でもないかと王宮の書庫にある本を読んだりしたが、さっぱり手掛かりが見つからない。
 これは困った・・・。

 1時間近く悩んだ結果、適当に置いてみることに。だってわからねーんだもん。
 そうかといってただ適当に置くのも芸が無いので、石版の内側の模様に合わせて石を置いてみる。
 すると、ガコッという音と共に『いしにえの盾』が眠る部屋への鉄格子が開いた。なんで?

 古代の家・・・家・・・いえ・・・うち・・・内!?

 うわぁ、なんだよそれ〜、IQサプリ並みにムカつく〜。きぃ〜くやしぃ〜。
 まぁ、開いたからいいか・・・頭固いんだなぁ、俺って(涙

 一番奥の部屋に置かれた棺の蓋を開き『いにしえの盾』とご対面。
 赤い光を放つその盾は、その光の強さで盾のデザインが全く見えない代物でした。持ち物袋に入れてある状態だとデザインが見られるのだけどね。

 他にもなにかないかと探してみると、棺の裏に隠すように設置されているレバーを発見。とりあえず引いておく。

 「石版の部屋」と「いにしえの盾が眠る棺」の間の部屋にある隠しスイッチを押すと階段が現れ、その先でモルテのルーンを発見。これでトラップの設置/解除魔法とゾンビ召還魔法に必要なルーンが揃った。
 ちなみにゾンビ召還で呼び出されたゾンビは一番近くにいる生き物を襲う。それを知らず試した俺が召還したゾンビに襲われたのは言うまでもない。

 盾を入手して意気揚々と戻ろうとすると、どこからともなく嘲笑が聴こえてきた。
 この笑い声・・・リッチか?
 どきどきしながら大礼拝堂まで戻ったが、笑い声の主と遭遇することは無かった。

 そういえばと、礼拝堂に並べられていたあの蓋が開かない石棺を見てみると、蓋が開いているじゃありませんか。あの盾が置かれていた部屋のレバーはこの蓋を開くだめのものだったようだ。
 棺の中を調べてみるとなんとミスリルレギンズが! 思わぬ副産物ゲット!

 ほほ、いいもの拾ったとクリプト2階につづく階段に向かおうとすると、ここでリッチを鉢合わせ。
 1度殺されてしまったが、2度目の挑戦で勝利。相変わらず魔法攻撃が痛い痛い。
 リッチの死体からテンパスのルーンを入手。ルーンも残り2個でコンプリートです。

 クリプトを出て反体制派アジトへと向かう。
 ちょっと名残惜しい気もするがいにしえの盾をアリアに渡し、目的の指輪『クラハウズ』を入手。これで伝説の指輪の片割れが手に入った。

 続いてもう一つの指輪『ゾハーク』を取りにいきたいところだが、クリプトにはさらに下の階層へと続く道がある。ここを調べずに先には進めないでしょ。
 クリプト探索はまだまだ続く。

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