プレイ日記 ＃50　ハンターランク３の洗礼

　このクエストに関してはあまり書きたくない。何故？　愚痴だらけになるからさ。

　クエストに二度挑んだものの、ティガレックスの狂気じみた突進攻勢の前に心を折られた私は、空虚な気持ちのままバルバドの街で立ち尽くしていた。閃光玉が炸裂し、気絶マークが出ているにも関わらず元気に動き回るティガレックスの姿が脳裏をよぎる。
（気絶っていったいなんなんだろう・・・）
　あまりのモンスター優遇っぷりに気力も失せる。

　キザミ防具を作って匠スキルを取得すればティガレックスに勝てるかもしれない。
　たしか、そんな根拠のない理由だった覚えがあるが、キザミ防具生産に必要な素材「寒気立つクチバシ」を集めるついでにこの配信クエストに再挑戦することにした。
　前回の戦いでは取り囲まれた際の麻痺に手こずらされたので、今回はガララ防具に耐痺珠を装着し、高級耳栓と麻痺無効スキルを取得した状態で挑む。

　闘技場でのガララアジャラとの戦いは、前回瞬殺されたのが嘘のように、こちらの優勢で進んでいく。ガララアジャラが狂竜化したあともそれは変わらない。
　ただ、なんだろう。このクエストで出現するガララアジャラはとにかくタフだ。ガララアジャラの頭部や背中、尻尾の鱗もこれまでに見たことがないぐらいボロッボロになっているにも関わらず、倒れる気配がない。そのあまりの生命力に恐ろしさを感じる。
　結局、ガララアジャラが倒れたのは、クエスト開始から35分経過した後だった。

　このクエストのクリア報酬「古き大妖の牙」からは太刀「鉄砕牙」を生産可能。ただし、生産には古き大妖の牙が４つ必要。配信クエストで生産可能な武具は一度のクリアでは作れないものばかりだ。
　そして、肝心の寒気立つクチバシだが、今日は一発ツモ！　失った気力が少し戻ってきた！

　ティガレックス相手にキザミ防具なんか作ったって仕方がない。防音効果付きでもっと防御力の高い防具を作らなくては。
　連敗のショックで考えがブレブレな私は、今度はガルルガ防具を作ることにした。ただ、そうなるとイャンガルルガを狩る必要があるのだが、あいにくガルルガが出現するクエストはない。

　都合良く樹海にイャンガルルガが現れるとの情報が舞い込んできた。さっそく探索へ向かう。

　樹海でイャンガルルガと戦い始めたものの、あまりの強さに手も足も出ない。どのぐらい強いのかと言うと、体力満タンの状態でガルルガに足にちょっと触れただけで死亡する。なんだこれと思わず笑ってしまった。
　その後、空気を読まずに乱入してきたバサルモスを同時に相手取りながらガルルガと戦ったものの、アホウドリはパタパタと逃げていきました。完全逃亡成立です。Damn it!

　樹海探索で大型モンスターと戦うのは時間の無駄でしかないと再確認し、ガルルガ防具の生産は諦めた。てか、もうハンター生活終わりで良いよね。