Black Soul Gemを作るの巻 (Necromancer's Moon)

■Black Soul Gemの謎を追え

 今回の仕事は、近頃急速に勢力を増し始めたネクロマンサーへの対策を講じるために彼らに関する情報を集めるというもので、特にBlack Soul Gemについてその製造法と効力を調べるようにとの指示を受けた。そして、大学の敷地内にある書庫にネクロマンサーの研究をしているTar-Meenaという人物がいるので、まずは彼女と話をして情報収集の手助けをしてもらいなさいとのこと。

 ≪Quest - Necromancer's Moon≫

■Necromancer's Moon

 さっそくThe Mystic Archivesへ向かい、Tar-MeenaにBlack Soul Gemについて尋ねると、彼女は『Necromancer's Moon』という本にBlack Soul Gemに関する記述があったと教えてくれた。続けて、その本について尋ねると、Falcarがちゃんと返却していればこの部屋のどこかにあるから勝手に探してくれと言っている。
 Falcarといえばシェイディンハル魔法ギルドの元ギルドマスター。彼もその本を読み、あのBlack Soul Gemを作成したのだろうか。

 The Mystic Archives内で本を探すと、入口脇のテーブルの上に置かれているのを発見した。
 さっそく本を読んでみると、The Worm(ネクロマンサーの神か?)がどうのこうのと書かれている。気になる記述といえば、『The Wormの祭壇に降り注ぐ光』と『Grand Soul GemをThe Wormに捧げれば闇に染まり、無垢なる魂を捕らえることが出来るだろう』の部分だろうか。
 Black Soul Gemを作成するためには少なくともGrand Soul Gemが必要なことが判明した。
 それはそうと、この本は内容からして禁書の類だとは思うのだが、こんなずさんな管理で良いのだろうか。心配になる。

■Falcarが残したメモ

 Raminusのところへ戻り、彼に『Necromancer's Moon』を渡すと、彼は「これいいよー、評議会で使えるよー」と満面の笑みを浮かべながら本を読みはじめる。
 どうやら彼は疑問に思ったことを口にするタイプのようで、「『Shade of the Revenant』かー、聞いたことないなー」とか「天上からの現象ってなんだろうねー」とかいちいちうるさい。お前は黙って本を読めないのかと突っ込みたくなる。
 やがて、唐突に「Bothielがこの手の話を好きだから、彼女に聞いてみてくれないか?」と言ってきた。ひょっとして、疑問をいちいち口にしていたのは、遠まわしに俺に仕事を頼むための小芝居だったのだろうか。

 そのBothielはロビーにいた。というか、俺がRaminusに本を渡したときからRaminusの周りをうろうろしていた。
 彼女に『Shade of the Revenant』について尋ねると、彼女は前にFalcarからも同じ質問をされたと言っている。また、Falcarはその時にメモを置き忘れていったらしく、彼女からそのメモを貰い受けることができた。

 Falcarのメモには4つの地名(The Dark Fissure、Fort Istirius、Fort Linchal、Wendelbek)と『神の恩恵は週に一度我らに降り注ぐ』という一文が記されている。
 Raminusにこのメモを見せると、彼は最初に名前を挙げられているThe Dark Fissureに目を着けたようで、この洞窟へ行って何が行われているのか実際に見てきてくれと言ってきた。
 まったく人使いの荒いお人だ。

■ゴブリンの縄張り争い

 The Dark Fissureはシェイディンハルの街から見て南、Imperial Cityからだと真東に位置する洞窟。以前、レイヤウィンの街からシェイディンハルの街へ一直線に向かった際に洞窟の入口を発見しているので場所は分かる。なので今回は一旦Imperial Cityから南へ進み、洞窟の近くを流れるThe Reed Riverの河口側から洞窟のある上流側へ向けて移動するルートを選択することにした。

 The Reed Riverの河口を目指してThe Yellow Roadを歩いていると、数体の人影が街道を横切って行くのが見えた。一体何事かと思い、人影が走っていった方へ行ってみると、洞窟の入口前で数匹のゴブリンたちが小競り合いをしている場面に遭遇する。どうやら先ほどの人影は、人間ではなくゴブリンだったようだ。
 最初はゴブリン同士の戦いを隠れて見ていたのだが、だんだん飽きてきたので俺も参戦することにした。

 軽い気持ちで参戦したものの、このゴブリンたちが強い強い。ただ剣で斬りつけただけではHPがほとんど減らないぐらいタフなうえに、それが6匹もいるのだからたまらない。同士討ちで少しは数が減ったと思っていたのに、これは予定外だ。
 ゴブリンたちから距離をとってXivilaiを召喚し、数体のゴブリンをXivilaiに押し付ける。そして、Xivilaiのほうには行かずに俺のほうにきたゴブリンを毒塗りの武器で攻撃し、じわじわと体力を奪っていく。
 ゴブリンを全て倒した後で分かったことだが、洞窟前で応戦していたのはRock Biter Goblin、洞窟を襲い、そしていま俺と戦ったのがBlood Hand Goblinのようだ。
 一体この洞窟(Timberscar Hollow)には何があるのだろう。そう思い洞窟内部を調べてみたが、Rock Biter Goblinが棲みついているだけで他には何もないようだ。とりあえず洞窟内にいたRock Biter Goblinを全て倒し、この洞窟を後にした。

 洞窟(Timberscar Hollow)から少し南へ進んでところでキャンプ(Crestbridge Camp)を発見した。野盗のキャンプかと思ったがそうではないようだ。
 このキャンプにいた人たちに話を聞いてみると、彼らはゴブリン同士の戦いに巻き込まれたために住んでいた集落(Cropsford)を失い、ここにキャンプを張って避難生活を送っているそうだ。
 争っているのはCracked Wood Caveに棲むゴブリン族とTimberscar Hollowに棲むゴブリン族。

 ≪Quest - Goblin Trouble≫

 なるほどなるほど、ってTimberscar Hollowのゴブリンなら今さっき殲滅してきたばかりだ。
 そのことを彼らの代表者であるBarthel Gernandに伝えると、彼は非常に喜び、お礼をしたいから約1ヵ月後に集落へ来てくれと言ってきた。

 ≪Quest - Goblin Trouble - Complete≫

 うーむ、いつの間にかゴブリン同士の縄張り争いに巻き込まれていた(自分から首を突っ込んだともいう)のか。ならば事のついでにと、もう一方のゴブリンが棲むCracked Wood Caveへ向かい、洞窟内にいたBlood Hand Goblinを全滅させる。
 これでCropsfordの集落が復旧した後、再びゴブリンに襲われる心配もなくなるだろう。

■Dark Fissure

 思い切り寄り道をしてしまったが、当初の目的地である Dark Fissureに到着した。
 洞窟の入口前には確かに祭壇が置かれている。しかし、残念なことに、いまは天からの光とやらは祭壇に降り注いでいない。
 それにしても、いままでの旅でこれと同じ祭壇を数箇所で目撃しているが、これらが全てネクロマンサーの祭壇だったとは驚きだ。

 光が降り注ぐのをただ待っているのも暇なので、Dark Fissureの洞窟内へ入ってみることにした。
 洞窟に入ってすぐのところにWorm Anchoriteという人物がいたので話しかけてみたのだが、邪険に扱われてしまった。それどころか、最初は襲ってくる気配がなかったのに、急に態度を一変させ、襲い掛かってきた。

 Worm Anchoriteを倒すと、彼の懐から一枚のメモ(Handwritten Note)が見つかった。そのメモにはBlack Soul Gemを作成するための手順が記されている。

 Dark Fissureの洞窟の最深部まで潜ってみたが、何も発見できず。仕方がないので洞窟の外へ出て、祭壇の前で光が降り注ぐのを待つことにした。

 祭壇の前で待機すること2日。ようやくその時はきた。Necromancer's Moonの書にある通り、淡い紫色の光が天から祭壇に向けて煌々と降り注がれている。
 さてと、それでは試してみますか。
 先日入手した手順書に従い、祭壇の蓋を開いてGrand Soul Gemを一つ入れた後、祭壇に向けてSoul Trapの呪文を唱える。次の瞬間、祭壇が揺らいだかと思うと、祭壇内の Grand Soul Gemが黒い光沢を持つBlack Soul Gemへと変貌を遂げていた。
 どうやら儀式は成功したようだ。
 せっかくなのでいろいろと試してみたところ、すでに魂の入っているGrand Soul Gemでも輝いていないもの(とでもいえばいいのかな)は、空のBlack Soul Gemとして再利用できるようだ。また、天からの光は日付の変わったAM12:00から丸一日祭壇に降り注いでいた。

■報告

 大学へ戻り、Raminusに報告すると、彼から「お疲れ様」という言葉が返って来た。
 って、今回は報酬なしかよ!

 ≪Quest - Necromancer's Moon - Complete≫

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