村の一日

 部屋の拡張が一段落したので家の外装に手を出す。


(c) 2012 Nintendo

 今回はお城風に改装してもらったが、どうも扉が合っていない気がする。カタログを見ながら家のエクステリアを自由にチョイスできれば良いのだが、現状では不動産屋に並んだエクステリアから似合いそうなものを選択するしかない。しかも、完成後のイメージ映像なしで。
 さすがタヌキ、きたない。

 いつものように花に水をやり、木を揺らし、岩を叩いていると、普段ならベルが出てくる岩から鉱石が飛び出てきた。


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 不思議なこともあるものだ。
 村での生活も少々マンネリ化してきたが、まだまだ新しい発見もある。だから続けられるのかもしれない。

 新たな発見と言えば、今朝、ラコステに貢ぐためのホタテを探していると、海岸に変な物体を発見した。


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 気にはなるが、とりあえず無視して漁を続ける。素潜り漁の最中は、基本的にイライラしているので、余計なことはしたくないのだ。

 ラコステにホタテを貢いだ後、先ほど発見した物体のところへ行ってみると、それは砂浜に漂着したと思われるカモメの水兵さんだった。
 慌ててカモメの具合を見てみると、大丈夫、息はしている。それどころか時折寝言とおぼしき言葉を発している。どうやら寝ているだけのようだ。ほっと胸をなで下ろす。
 これで、村長はホタテ漁に夢中でカモメを見殺しにした、なんて噂が村に立っていたら一大事。村長生命が終わっていた。

 カモメから話を聞くために何度も何度も声をかけていると、ようやく彼は目を覚ました。


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 彼の名はジョニー。旅の途中でいろいろあってこの浜辺に漂着したようだが、次の行き先に関するメモリーをロストしてしまったと嘆いている。ただ、その行き先に関する情報だけは都合良く覚えているというので、それを手がかりに次の行き先を予想することになった。

 ジョニーの口から出たキーワードは「フラメンコ」と「建設開始から100年以上経っても完成しない教会」。
 この二つのキーワードから導き出される答えは一つしかない。そう、スペインだ。
 ジョニーに「次の行き先はスペインだと思うよ」と教えてあげると、ジョニーはそれをきっかけに行き先を思い出したようで、私に礼を述べた後、スペインに向けて飛び立って行った。
 彼は別れ際に「向こう着いたら土産を送るよ」と言っていたので、楽しみに待っておこう。

 話は前後するが、噴水の完成記念式典を執り行う。
 しずえちゃんと二人きりの式典は、もはや恒例となりつつある。


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 一人ではしゃぐ私をジト目で見つめるしずえちゃん。たまらないね!

 カフェの前に並ぶ3本の木のうち、真ん中の木が邪魔でしかたなかったが、タイミング良く園芸店に斧が並んでいたので購入し、ぶった切る。


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 これですっきり。

 久しぶりに斧を入手できたので、ついでに村の木を少し間引き、花も半分ぐらい摘み取る。
 なにせ私がこの村に来て以来、環境評価はずっと「自然多すぎ、もっと開拓を」のまま。公共物を建てても建てても好転する様子がない。そこで、文字通りに木と花の数が多すぎるのが原因と判断し、少し減らしてみた。
 これで明日の環境評価がどう変化するのか見てみたい。

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