節分

 今日は節分。世間は豆まきと恵方巻きで大賑わい。
 しかし、我が村のまめつぶ商店では店頭に恵方巻きが並んだことは一度としてなく、村は世の中のブームから完全に取り残されている。恐らくまめつぶ兄弟は恵方巻きを仕入れないことで「ハロウィンや恵方巻きのような無理矢理作り出された流行には乗らない・・・だなも」と精一杯の反抗をしているのだろう。そのわりには日本ではあまりなじみのないハーベスト家具を売り出していたが。
 とにかくうちの村には恵方巻きがない。ちくしょう!

 役場業務を休止し、広場でお面を配っているしずえちゃんから青鬼のお面を頂く。


(c) 2012 Nintendo

 しずえちゃんは何やらケバイ服に身を包んでいたが、とりあえず「電撃が似合いそうな素敵な洋服だっちゃね」と褒めておく。
 役場内における人間関係を円滑にするためには時に嘘をつくことも必要です。

 その後、貰ったお面をかぶって住民のところへ行ったのだが、豆を持ったままだと「投げるのか投げられるのかはっきりして!」だとか「鬼の癖に飛び道具とは卑怯なり」とか言われほうだい。その上、住民によっては単なるストレスの捌け口にされる始末。


(c) 2012 Nintendo

 たまには泣いたって良いよね。

 そんな楽しい節分イベントの最中、空気を読まない住民が一人。


(c) 2012 Nintendo

 却下(即答
 なんだろう。これで取り急ぎ引っ越してもらう必要のない5人の住民全員から引っ越し宣言が出たことになる。
 世の中には物欲センサーなる面妖なものがあるが、引っ越しセンサーもあるのだろうか。

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