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プリヴェスの大改修前夜
■プロローグ
■プリヴェスへの帰還を決意
事の発端は癒し手のトムフォースが加わり、4人パーティーになったことで発生した食料問題。
これまで私とコーシーの2人だけだった時は敵から得た肉とそこら辺で採ったブルーベリーを焼いて食っていれば賄えたが、さすがに4人となると足りない。おまけにツネイルとトムフォースは魔法を使うクラスということもあり、魔力や意志が上がる料理をできるだけ食べさせてあげたい。
そこで考えたのがプリヴェスへの帰還。現在ホームにしているヴェルニースは製造拠点としているため、供給される食料は家畜が作る卵ぐらい。しかし、プリヴェスであれば肉も野菜も魚も採れる。今は全て店に出して販売しているが、それを止めれば店舗収入は失うが食料に困ることはなくなるだろう。
そして、どうせなら調理器具を整えてプリヴェスを食料供給の拠点にしよう。そう考えたわけだ。
■帰還前にあれこれ製作#1
■帰還前にあれこれ製作#2
いつの間にか作れるようになっていたものがもう1つ。
強制労働機。ウィロウの砦の外縁に置かれているのを見たことがある。
てっきり屋外の飾りだとばかり思っていたが、製作時の説明文を読むと「発電機に分類される」とある。これはプリヴェスへ出発する前にどんなものかを確認しておかなくては。
強制労働機を製作して設置。試しに使ってみると、ヴェルニースにいる住人の一覧が出てきた。この中から強制労働させる住人を選べということだろう。
加入したばかりで何の思い入れもない老人のロベリス(17歳)を選択してみる。
どこはかとなく罪悪感覚える絵面になってしまった。
肝心の電力供給量は、20MWから80MWに増加したので60MW。これは誰を働かせても同じだった。
そして、当たり前と言えば当たり前だが、強制労働中の住人は、本来の仕事や趣味ができなくなる。
住人一人を生贄に電力を召喚する強制労働機。それが奴隷商人から買った住人だとはまり役すぎてなんとも胸糞が悪い。こんなものハンマーで壊してしまおう。
でもね。こんな機械でも仔犬がやるとかわいいんだよ。
はー、癒される。ずっと見ていたいからずっと働かせよう。