初めての米作り、初めての土地拡張

■念願の麦と米作り

 冬か。
 例年であれば冬の季節はダンジョン探索をして過ごしてきたが、今年はどうも気が乗らない。ちょっと行ってみたい場所はあるものの、冬に行ったところで白一色で面白味もないので後回し。
 そこで、とっとと冬を終わらせてしまおうと適当に依頼を受けてはグローバルマップを移動する時間を増やし、淡々と日付を進めていく。

 そして、春が訪れた。

 去年の11月にクミロミ様の力を借りて手に入れた稲、麦、コットンの種を畑にまく。


 説明文によると稲と麦は水田で育てた方が良いらしいが、この世界における水田の作り方がわからない。少し前の日記を読み返し、どこかで稲が栽培されていた場所の画像を見ると、たしかに水田だった。明らかに渇きの壺で水を注いだようには見えない。

●水田と思われる場所


●水田だと思いたかった場所


 まあ「水田での栽培が適している」とは書かれているが「水田以外では育ったない」とは書かれていない。畑に直播きしてもなんとか育つだろう。水田の作り方は追々探すとして、いまはとにかく種を撒いて増やさないと。

 それはそうと、今思うと冬の期間中にケトルに稲と麦の種を複製してもらえばよかった。失敗したなあ。

■土地の拡張

 ヴェルニースでの種まきが終わった後、プリヴェスへ移動し、こちらでも野菜(大根とイーモ)の種を撒く。

 種まき作業が終わった後、冬の間にやろうと思い立った土地の拡張に初挑戦。


 テレポーターが当分機能しないとわかった以上、活動拠点をプリヴェスに移したい。だが、プリヴェスは開放的なヴェルニースと比べると窮屈感がある。そこで土地を広げようと思ったわけだ。

 それではやってみますかね。
 秘書のギザルメに金塊を10本渡し、土地の拡張を実施!

●Before


●After


 しばし呆然と立ち尽くす。

 え? 待って。たった1マス分しか広がらないの? 金塊10本も出したのに? 私のイメージだとヴェルニースと同じ広さまで広がると思っていたのだが見立てが甘かったか。

 1マスといっても実際は上下左右に1マスずつなので31×31マスのマップが33×33マスのマップになった。ヴェルニースが41×41マスなので、ヴェルニースと同じ広さにするためにはあと4回の拡張が必要と。

 引くか進むか悩んだが、ここで引いたら金塊が無駄になると、土地の拡張を推し進めることに決定。
 2回目は1回目と同様に金塊10本だったが、3回目は11本に額がアップ。ここで金塊が尽きて終了。


 今回の土地拡張の結果が下図。


 ピンク色で塗った部分が今回拡張した土地。ヴェルニースの土地面積が青色のマスなのであと2回の拡張で追いつく。
 ちなみに、紫色がミシリア、大外がバルミアの土地面積。ここまでいくと確実に土地の広さを持て余すだろう。

 建物を建て直すのはヴェルニースと同じ土地面積になってからの予定。いまのうちから建材を集めておかないと。

■実りの春

 さて、プリヴェスでの土地拡張を終え、ヴェルニースに戻ると、早くも稲と麦が実っていた。


 畑でも作れることがわかり、ほっと一安心。

 問題は肥沃度。増やした種を全て撒いたところ肥沃度不足に陥り、慌ててバナナの木を数本伐採するはめになった。
 プリヴェスから農民を連れてこようにもあっちはあっちで肥沃度がギリギリだし、しばらくは作付け面積を抑えるしかないか。

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