エーテル病の治療法を求めて(3)

■大使館

 バルビア、、バルデア、、バルギア、、はて、どれだったか。そんな感じの名前の街を出発し、今日も雪原地帯へ向けて歩みを進める。

 その前に、えっと、どこまで日記を書いたんだっけと写真を見て確認。ああ、そうだそうだ。まだ出発しちゃだめだ。バルミアの大使館に寄ったんだった。

 バルミアの街から少し離れた場所にあるバルミア大使館。
 ここにはセールスマンがいて少し変わった商品を取り扱っていた。その中でも私の気を引いたのが


 なんかゲットしちゃいそうなボール。お値段が高くて手を出せないが、これを使えばモンスターをゲットして戦わせちゃったりできるのだろうか。

 そして、この大使館で見つけたものがもう1つ。


 家具ガチャ。これまで使い道がわからなかった「異国の金貨」で回せるガチャだ。隣にはミシリアの街にもあるジャンクガチャも置かれている。
 とりあえずメモを残しておく。

  • 異国の銅貨 → ジャンクガチャに使用(ミシリア、バルミア大使館)
  • 異国の銀貨 → 鉢植えガチャに使用(オルヴィナ)
  • 異国の金貨 → 家具ガチャに使用(バルミア大使館)

 手持ちの異国の金貨は1枚。とっておいても仕方ないので記念に回すと、出てきたのは花束。なんか思ってたのと違う。

■終点

 バルミアの街から街道を東へ進むと、道はやがて北と南の二手に分かれる。この分岐路を北へ進むと雪原地帯に到着した。しかし、


 街道はここで終点。雪原地帯には旅の道しるべとなる街道は通っていなかった。

 しばし呆然と佇む私。この道なき雪原を進むか、それとも諦めて戻るか。

 悩んだ結果、一旦街道を戻り、先ほどの分岐路を南へ進むことにした。雪原地帯へ続いているかもしれないという望みを込めて。

■ルミエストの都

 南の街道の先は湖上の都ルミエストに通じていた。


 ルミエストは水と芸術の街。
 グローバルマップだと湖上の島に街があるが、実際に街に入ってみるとまるで湖の中に街が浮かんでいるかのような作りになっている。また、芸術が盛んなようで街中には数多くの芸術家見習いたちの姿が見受けられた。

 グローバルマップでこの町を見つけた時、魔法の鍵を売っているあの街を連想したので探してみたが、さすがに売っていなかった。ロックピックは売られていたが。

 この街の変わったものというか変わった人というと、自称天才芸術家のフェルメラ氏だろう。通ぶりながらこの町の行く末を憂いている。
 条件を満たせば絵を描いてもらったり古い絵の鑑定をしてもらえるようだが現時点では不明。一応そういうい人がいたことを書き残しておく。

 ルミエストの街を一通り散策し終えた私は、一度バルミアに戻り、銀行で所持金の大半を預けた後、再びルミエストまで戻ってきた。
 何故かって? 決まっているだろう。雪原につっこむのさ!

■雪原を行く

 ルミエストの宿屋で最後になるかもしれない食事を終えた後、街を出て雪原地帯へ足を踏み入れる。
 この広大な雪原地帯のどこかにあるノイエルなる場所。そして、その南にあるという丘の民の工房。このどちらかを見つけることができれば私の勝ち。見つけられなければ負け。ゲームアイバーだ。

 ルミエストの街を出発し、まっすぐ東へ向かうこと3日。私は世界の端にたどり着いた。


 南方面の世界の端に着いた時は正直ガッカリしてしまったが、今回は逆に安堵している。この白一色の世界をこれ以上先へ進まずに済むのだから。
 ミニマップで現在地を確認。


 東端に着いたので、今度は縦軸を少しずらして西へ移動。一人ローラー作戦だ。頼む、なにかあってくれ。


 家だ、家がある! しかも工房って書いてある! 勝った、勝ち申した!

■工房ミラル・ガロク

 この工房には、ミラルとガロクという2人の丘の民がいた。妖精さんが言っていた雪原にある丘の民の工房という情報と条件は一致している。ついに私は見つけたのだ。

 まずはガロクに話を聞く。しかし、彼はエーテル病については何も語らず、「冒険に行きたいなー(チラ」と変なアプローチをかけてくるだけ。こいつはダメだ。

 続いてミラルに話を聞く。


 小さなメダル収集。どこかで聞いたような話だ。

 私は現在11枚の小さなメダルを所持している。
 ニノのキャラバンで1等を当てた時にもらった10枚と、今しがたガロクの部屋のベッドの上で拾った1枚。これで何と交換してもらえるのか見せてもらう。

 写真を撮り忘れてしまったが、小さなメダルで伝説の剣やドラゴンキラーといった最強クラスの武器やそれらのレプリカ品と交換してもらえるようだ。レプリカ品は本物よりも性能は劣るものの少ないメダル枚数で交換できる。
 ・・・肝心のエーテル抗体のポーションがないじゃん。

 妖精さんから得た情報「雪原地帯」「丘の民」「変わったものを集めている」の3つと条件が合致しているだけにここで間違いはないと思うのだが・・・ううむ。

■雪原で逝く

 ノイエルの南に工房がある、逆に言えば工房の北にノイエルがある。ここから北へ進んでノイエルがあれば、ここが妖精さんが言っていた場所という証明になる。

 しかし、それを証明する前に


 モチコチキン雪原に散る。

 これまでもモンスターの襲撃を幾度となく受けてきたが、命からがら逃げてきた。しかし、今回ばかりはダメだった。
 死因はマスターイークの闇の光線。即死だったもよう。

■おそよ二か月ぶりの拠点

 拠点に死に戻りした私を待っていたのは大量のゴミ。


 拠点を出発する前にポイ捨て禁止条例のポリシーを解除。結果、民度が-1から+12まで回復したのは良いがこの惨状。拠点運営は難しいね。

 1月10日に拠点を出発し、戻ってきたのが2月25日。およそ一月半に渡る長き旅はこれにて終了。

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