石うすから始まる産業革命(1)

■我、粘土ヲ発見セリ

 幻の素材「粘土」。
 これまで粘土を求めて野を、海辺を、山を掘りまくってきた。しかし、採れるのは土や海砂ばかり。水をかけた畑を掘ると泥が採れるとかグローバルマップ上を直接スコップで掘れるとか新たな発見もあったが、粘土を見つけることはできなかった。

 だが、ようやくだ。ようやく粘土を発見したぞ! ふざけやがって!


 どこで粘土を見つけたかと言えば、石うすで土をコネて作った。


 普通に考えれば石うすで土をこねるという発想は出てこない。ましてその結果、粘土ができるとは思わない。私も粘土を作るつもりで石うすを作ったわけではなく、薬草を粉にできないかと思って石うすを作った。そして、作った石うすを実際に使おうとしたら


 「土+飲料=粘土」と画面に表示されて唖然とした。まあ、これはそういうゲームだからと割り切るしかない。

 なお、石うすのレシピはフィアマから購入可能。ホーム掲示板といい石うすのレシピといい、重要なものはフィアマが扱っていたことになる。そこにもっと早い段階で気づけていたらと思うと口惜しい。

■石うすで作れるもの

 石うすを使うと、下の画像のように使用できる素材がずらりと並ぶ。その中には既知の製法に載っていないものもあった。


 この素材をかたっぱしから石うすに放り込み、こねていくと、最初から作れる粘土やキブル(保存食)以外にもアイテムを作ることができた。そして、新たなアイテムが出来上がるたびに既知の製法に追加されていくではないか。


 最初から既知の製法に載っている組み合わせ以外でも作れるアイテムがあることを知った瞬間だった。

●メモ:石うすで作れたもの

  • 粘土 = 土 + 飲料
    ※飲料はポーション類や酒類の他に家畜の乳でもOKだった
  • キブル = 生肉 or 魚 + 樹皮
  • 薬草の粉 = 薬草 + 薬草
  • 骨の粉 = 骨 + 骨
  • 研磨剤 = 石くず + 硫黄
  • 空き瓶 = ポーション + 葉っぱ or 花
  • 醤油 = 魚 + 海藻
  • 成長抑制剤 = 肥料 + 燃えるゴミ

■薬液が湧く泉

 粘土を作るためには飲料が必要。それなら水で良いだろうと石うすで作ったばかりの空き瓶に拠点の池の水を汲んでいく。しかし、池の水を汲むたびにバックパックの中には水ではなく未鑑定の液体が増えていく。
 これはいったい・・・。

 この水汲み作業のせいか、はたまた石うすでこねるという慣れない作業をしたせいか、何故か疲労していたのでベッドで眠る。すると、私の鑑定スキルが発動し、未鑑定の液体が全て鑑定されたではないか。
 寝ている間に夢の中で鑑定してしまうこの才能が恐ろしい。

 鑑定の結果、これらは水ではなくポーションだった。おまけにポーションの効果はまちまち。なぜ池の水を汲んだらポーションになるのかはわからないが、きっと不思議な力が働いたのだろうと適当に受け入れる。考えるだけ無駄。

 そして、このポーションの中に1つ気になるものがあった。


 変異治療のポーション。これを使えばエーテル病の影響で私の体に起きている変異を治すことができるのでは?

 そう思い飲んでみたがダメでしたっと。エーテル病由来の変異は対象外らしい。残念。

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