住人勧誘作戦

■初勧誘

 ついに来た。ヨウィンの村の付きまとい少女ことグウェンちゃんをうちの村へ勧誘する時が。


 ことの発端は、同じヨウィンの村に住む秘書チャサに宅配物を届けにいった時の事。チャサとの会話選択肢に「共に暮らさないか?」とあるのを見て、他所の住人を自分のところに誘えることを思い出した私は1つの計画を立てた。
 それがグウェンちゃん勧誘計画。もうとにかくヨウィンの村にいくたびにずっと後を付いてくるので、それならいっそうちの拠点にきちゃいなよと誘うことにしたのだ。

 グウェンちゃんの好みは把握済み。好物のパンをせっせと焼いてはプレゼントして彼女の好感度を上げてきた。そして今回、ようやく勧誘可能な好感度に達したので勧誘に踏み切ったのだ。

 彼女の返事はというと、


 あっさりOK。

 なお、グウェンちゃんは、職業なしで仕事は看病。戦闘向きではないと判断し、村での後方支援にあたってもらうことにした。
 コンゴトモヨロシク。

■勧誘作戦#1

 他所の住人を直接勧誘すれば欲しい職業の人を確実に迎え入れることができるし、なにより金塊が不要。もはや住人勧誘はこのやり方で良いのではないか。
 味を占めた私は、次なるターゲットを探す。

 職持ちで好みが既に判明している人。誰かいないかなーと探していると、ミシリアの街で該当者を発見。
 鍛冶屋のワグバモス。是非ともうちに来て欲しい人材だ。


 おまけに好みは家具。これなら楽勝!

 拠点に戻り、おらおらおらーと椅子を大量に作成。この椅子をワグバモスにプレゼントする。


 その結果、好感度は -9から18に上昇。だが、思ったよりも上がらない。グウェンの時はもっと簡単に上がったのだが。

 住人によって好感度の上昇量が異なるのか、それともプレゼントした物の出来栄え等が影響するのか。いずれにせよ、椅子1脚で好感度が1上がるとしたら、あと57脚ほどプレゼントすればいいだけの話だ。

 再び拠点に戻り、おらおらおらおらおらおらおらーと椅子を大量に作成。またまたミシリアの街へ行き、ワグバモスに椅子のプレゼント攻勢。
 しかし、


 まさかの受け取り拒否。椅子以外の家具を渡してもダメ。好感度はまだ56で勧誘するには足りない。
 これは困った。

 試しに家具以外の食べ物や空き缶をプレゼントしてみると、これらは受け取ってくれる。彼女の持ち物欄がいっぱいになったから受け取り拒否したわけではなさそう。そうなると、プレゼントできる好みの品数に上限が設けられているのかもしれない。
 これを確認するためにももう1つの好物であるカルボナーラが欲しい。これをプレゼントしてどういう反応を返すのか確認したい。

 カルボナーラを求めて各街を巡ること数日。やがて、バルミアの街でようやくカルボナーラを発見!


 このカルボナーラをミシリアの街に持ち帰り、ワグバモスにプレゼント。しかし、またも受け取り拒否。
 こうなると好物をプレゼントできる数に上限がある説が有力か。
 彼女を勧誘するとしたら不足分の好感度は依頼で増やすしかなさそうだ。

■勧誘作戦#2

 それはそうと、このカルボナーラ、どうしようかと思っていたら、なんたる偶然! 鍛冶屋付近にいたガードのネルンナが幸運にもワグバモスと同じ好みだった。


 これはもう私を検証相手にしてと言っているようなもの。彼女に好物をプレゼントして好感度の上昇量を調べてみることにした。

 ネルンナにあげたものと好感度の上昇量は下記の通り。

  • 自作の椅子・・・2脚で好感度1アップ
  • カルボナーラ・・・1皿で好感度6アップ
  • プレゼントボックス(家具)・・・1箱で好感度6アップ
  • カウンタ(家具)・・・好感度上昇なし

 プレゼントしたものによって好感度の上昇量が異なることは確定と。
 そして、プレゼントできる好物の上限数だが、これはわからない。ワグバモスにプレゼントした椅子の数よりも少ないプレゼント数で受け取り拒否をしはじめた。もしかすると個数ではなく総重量なのかもしれない。重たい家具もいくつかプレゼントしたし。

 そして、彼女から住人勧誘に関する新たな情報を得た。
 それは、住人勧誘には魅力が求められるということ。


 好感度上げれば誰でも勧誘OKなんて甘い話ではなかった。この調子だとワグバモスの好感度を上げたところで彼女を誘えなかったかもしれない。

 試しにすでに勧誘可能なヨウィンの秘書チャサに声をかけてみたが、こちらも好感度が31必要だった。うちの拠点には既に秘書がいるので声を掛けなかったのだが、それが裏目に出た。もっと早く声をかけていれば余計な行動をせずに済んだのに。

 なんにせよ、今回の一件で他所の住人勧誘に関するコツみたいのはわかった。

「勧誘したい住人の胃袋をつかめ」
「プレゼントはケチるな」
「自分の魅力を磨け」

 どこの世界も意中の相手の落とすための手段は同じなのね。

■普通に勧誘

 他所から勧誘してくるのは諦めた。
 いつも通りに移住希望者を新たな住人として迎え入れる。


 今回は3人。少女のラザンゴ、見習い魔術師のボワー、鉱夫のブリズ。
 ラザンゴは木材を、ボワーは原石を生成してくれる。ブリズは、モニターがなくて仕事ができない状態。
 なにはともあれ、コンゴトモヨロシク。

 話は変わるが、ここまで住人といえば職持ちを優先して誘ってきた。しかし、これが失敗だったのではないかと思い始めている。
 それというのも、この素材や食材を生成してくれる住人のありがたさに気づいたから。
 もちろん職持ちの中にもこれらを生成する人はいる。ただ、職持ちを1人誘う金塊で普通の住人を2〜3人誘った方が生成する素材の種類も数も増える。結果、拠点は潤い、私も素材集めに走り回らずに済む。職持ちを迎え入れるのは拠点運営がある程度安定してからで良い。

 最初は職持ちがお店を経営すると思っていたので仕方ない部分もある。だが、ここまでプレイしてきた結果、こういう考えに至った。
 これも1からリスタートする時に活かしたいと思う。

 それはそうと、なんか最近リスタートリスタート書いてる気がする。
 アーリーアクセス版から正規版になったらリスタートする予定ではあるが、それまではこのままあがいていきたい。この世界はまだまだわからないことだらけなのだから。

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