クエスト:アルセルタス、突撃(★2)
まずクエストタイトルを見て、「突撃!アルセルタス」じゃなくて「アルセルタス、突撃」なの? と疑問に思ったが、実際にアルセルタスと戦うと誰もがこれで合っていると納得するだろう。
アルセルタスを探して遺跡平原の山岳部を歩いていると、大きな羽音と共に上空から巨大な甲虫があらわれた。おそらくは、あれが今回のターゲットであるアルセルタスだろう。玉虫色の甲殻、頭には鋭い角。カブトムシのようにも見えるが前脚の動かし方は蝿を連想させる。
しかしなんだ、まだ戦闘を開始していない段階だが、敵が飛行タイプというだけで苦戦するのは目に見えている。できることならクエストを放棄して帰りたい。でも、ここで帰ると先に進めない。逃げたい、逃げられない。
アルセルタスの攻撃パターンは大きく分けて3つ。
1つは謎の液体を前方に3回吐き出す攻撃。1つは角を振り回して叩きつける攻撃。そして最後の1つは一回転した後に自慢の角を突き出して突進してくる突撃。なかでも突撃はダメージが大きく、受けるとヒットポイントが大幅に減少する。ただし、その突撃をかわしてうまく岩壁に衝突させることができれば、岩壁に刺さった角を抜くまでに大きな隙が生まれるので好機が到来する。
となれば、岩壁際で待ち構えて突撃を誘発し、アルセルタスを岩壁に衝突させるのが有効な戦い方になるのだが、困ったことにアルセルタスは私ではなくオトモアイルーと戯れている。こちらには一瞥もくれない。たしか雑貨屋で敵の注意を引きつける角笛が売られていた覚えがあるが、用意しているはずもない。
仕方ないので岩壁にぶち当てる作戦は諦め、普通に戦うことにした。オトモアイルーを連れ歩くのも考えものだ。
アルセルタスは、飛行タイプではあるものの、地表付近を飛んでいることが多いので、リーチの短い片手剣でもなんとか攻撃が届く。せっせせっせと剣を繰り出し、徐々に体力を奪っていく。
やがてアルセルタスは上空高く飛び立ち、隣のエリアへと逃げていった。ああ、また逃げるタイプのモンスターかと、うんざりする。
逃げるアルセルタスを追いかけて右へ左へ。
アルセルタスは、山岳部(エリア7)に逃げ込むと岩壁に張り付いて眠りだし、体力を回復する。
ここで岩壁のうえから飛び降り、「これでトドメだー」と叫びながら剣をグサリと突き刺せると最高にかっこいいのだが、これがまあ当たらないこと。あまりにも当たらないので終いには奴の真横から「おい、起きろ」と剣で叩き起こす始末。なんとも格好悪い。
なんとかかんとかアルセルタスを倒し、街に帰還。
アルセルタスを倒したことにより、にゃんこ料理人のお店で使用される食材のレベルがアップしたらしい。そういえば料理店も最初に一度利用しただけであとはご無沙汰だ。資金に余裕がでてきたことだし、もっと活用してみるか。
武器の強化
狗竜の皮があと1枚あればソルジャーダガーをコマンダーダガーに強化できる! ということで、「群れの首領、ドスジャギィ!」を再度受注し、装備を強化することにした。
とはいえ、ただ単にドスジャギィを倒すだけでは能がない。そこでドスジャギィに飛び乗る練習をしてみたのだが、結果が散々だったことはいうまでもない。
狗竜の皮が手に入ったのでソルジャーダガーをコマンダーダガーに強化。ついでに他の素材を使用してボーンククリをボーンククリ改、ボーンククリ改を星紋の剣盾と強化してみた。
コマンダーダガーと星紋の剣盾は、攻撃力は共に140だが、コマンダーダガーは切れ味に優れ、星紋の剣盾は防御力が増す。星紋の剣盾の次の段階であるスターアームズも防御力が増えるタイプの剣なので、こちらの系統は防御力重視なのかもしれない。