樹海の探索
受注可能な★2クエストを全て達成し終えた後、団長から未開の地の探索を命じられた。調査する理由はわからない(聞き流してしまった)が、命令とあれば仕方がない。
ワールドマップから探索地の情報を見ると、出現モンスターの項目に『ドスランボス』とある。聞き覚えのある名前だ。たしか、無印時代の序盤に出てきた肉食竜の親玉で、今で言うドスジャギィのポジションにあたるモンスターだったはず。
ハンターノートで確認してみるとドスランボスの危険度はドスジャギィと同じ★3。これなら遭遇してもなんとかなるだろう。
探索ポイントとなる樹海に到着。団長の説明によれば、キャンプポイントから出現するモンスターや採集可能な素材を調査しつつ樹海を抜け、その先にある荷車まで到達すれば探索完了となるらしい。
さっそくいつも通りに支給品BOXからアイテムを取り出そうとすると、支給品BOXがどこにも見あたらない。ひょっとして探索時に支給品は出ないのだろうか。だとすると、やばい。ハンターの命ともいえる砥石がない。
一度棄権するという手もあったが、行けるところまで行ってみようと樹海の探索を開始する。
樹海にはどんな危険なモンスターが待ち構えているのだろうとドキドキしていると、あらわれたのは黒いアイルーことメラルー。ランボスが出てくるものだとばかり思っていたのでちょっと拍子抜け。
さらに奥へ進んで行くと、次に現れたのは白い色をしたメラルー。飛びかかってきたので斬り捨てたがアイルーだった。
って、あれ? アイルーって味方じゃないの?
見ればうちのオトモアイルーたちは野良アイルーを敵と認識し、攻撃している。同じネコでも味方はアイルー、敵はメラルーという分け方だと思っていたが、勘違いだったようだ。
野良アイルーのいたエリアから次のエリアに移動すると、ドスランボスが姿を現した。昔と変わらないその姿に懐かしさを覚える。ただ、今は回顧に浸っている場合ではない。周囲には手下のランボスたちがドスランボスからの攻撃の合図をいまかいまかと待っている。
昔のようにさくっと倒してやるぜとドスランボスたちとの戦闘を開始した。
ドスランボスの行動パターンはドスジャギィとほぼ同じだった。ただひとつ違う点はドスランボスのほうが強引だということだろう。
ドスランボスは、私に飛びかかってきたかと思うと強引に私の体をねじ伏せ、上に覆い被さる。
強引なのは嫌いじゃないけれど、ちょっとまって、心の準備がまだ・・・。
しかし、そんな私の気持ちなんてお構いなしに、彼は激しく私の体を求めてくる。そのあまりの力づよさに精一杯の抵抗もむなしくなすがままにされる私。ようやく彼の拘束から解き放たれたと思ったのもつかの間、彼からの不意打ちとも言える強烈な一発を背中にうけ、私は昇天した。
アイルーたちに運ばれてキャンプ場まで連れ戻される。初めてのリタイアだ。
まさか敵モンスターにマウントされるとは夢にも思わなかった。突然だったこともあるが、何よりマウントからの逃れ方がわからず、どうしようもなかった。
ドスランボスとの再戦に備え、Webマニュアルでマウント状態からの脱出方法を探す。
気をとりなおし、再びキャンプポイントから樹海の出口を目指して移動を開始する。
先ほどドスランボスと戦ったエリアにドスランボスの姿はなく、ランボスが1体残っているだけ。奴はどこへ行ったのだろう。
ドスランボスの襲撃を警戒しながらエリアを進んで行くと、やがて樹海の出口に到達した。ここまでドスランボスの姿はない。道中は一本道。どこかのエリアで入れ違ったのだろうか。
ドスランボスを無視してこのまま探索を終えることも可能だが、せめてあと1回は挑戦しないと気が収まらない。今来た道を引き返し、ドスランボスを探しはじめる。
出口から2つエリアを戻ったところでドスランボスを発見。さっそく戦闘を開始する。
前回は正直なめていた部分もあったが、今回はそうはいかない。再びマウントされないようにドスランボスの突撃やジャンプといった行動に細心の注意を払いながらドスランボスを斬りつけていく。
戦闘を開始してから間もなく、前の戦いで体力が減っていたのか、はやくもドスランボスの口からヨダレがだらだらとこぼれ始めた。よしよし、弱ってる弱ってる。
その後も手を緩めることなく攻撃を続け、ついにドスランボスを倒す事に成功!! なんとかリベンジを果たすことができた。
ドスランボスの死体から素材を剥ぎ取り、モンスターの生態調査も完了。再び樹海の出口へと向かい、街に帰還する。
砥石、ムシ採り網、ピッケルなど、忘れ物が多くて十分な探索を行えなかったのが今回の反省点。初めての探索だったから仕方ない部分もあるが、次からは十分に注意したい。
今回の探索で希少生態環境発見確率が2になった。街で探索ポイントの情報を見てみると、そこにはRAREの文字が。そして、出現モンスターの欄には宿敵イャンクックの名前。
これは行くしかないか・・・?(ゴクリ