青芝
最近片手剣以外の武器が少々気になっている。
片手剣よりも大剣や斧のような一撃の威力が高いものの方が良いんじゃないか、とか、遠距離武器で敵に近付くことなく攻撃出来るのって素敵なことね、とか。俗にいう青芝症候群というやつだ。気にせずに扱いに慣れてきた片手剣を使い続ければいい事はわかっている。でも一度気になるとその事がなかなか頭から離れない。
そこでなんとなく目についた武器「スラッシュアックス」を使ってみようと、新武器を試すついでに簡単そうなクエストをこなすことにした。
クエスト:リノブロスの討伐(★3)
地底洞窟でリノブロスを5体討伐するクエスト。
クエスト自体は簡単なのだが、スラッシュアックスの扱いに戸惑う。武器操作指南書によればRボタンで剣モードと斧モードとを切り替えられるはずなのだが、ボタンを押しても剣のまま。仕方ないので剣モードだけでリノブロス討伐を果たす。
このスラッシュアックスという武器、剣モードの時は剣+盾の状態になるので、振りの大きさは全く違うが、片手剣に似てるなあという印象を持った。ところで戦っている最中にCHARGEって出たけど、あれはいったいなんだったのだろう。
クエスト:竜骨結晶の納品(★3)
竜骨結晶を5つ採掘して納品するクエストなのだが、地底洞窟ではなく見知らぬ場所に派遣された。
クエスト内容をよく確認すると目的地は「原生林」とある。やっちまった。
来てしまったものは仕方がないと、採掘ポイントを求めて原生林を歩いてまわる。
原生林には、まだ図鑑に載っていない草食獣や、ジャギィと同系統のゲネボス、見た目ゴリラのコンガなどが生息していた。このうち、ゲネボスは麻痺毒を持っており噛みつかれると一時的に動けなくなってしまうので注意が必要だ。
これら原生林に出現するモンスターは、防御力が高いのか、スラッシュアックスで斬りつけても攻撃を弾かれてしまうことが多々あった。そもそも原生林という新しいフィールドに行く予定ではなかったので仕方ないが、こんなことなら愛用の片手剣のままでいれば良かったと後悔する。
この原生林の探索で私を苦しめたのはモンスターだけではない。
原生林にはエリアによって毒の沼が点在し、これに足を踏み入れただけで毒に侵される。
解毒薬の用意を怠った私は、毒の沼に注意しながら移動をするハメになった。
だが、モンスターや毒の沼よりも、さらに私を苦しめたものがあった。
それは『運』。
原生林の全ての採掘ポイントを掘り尽くしたにも関わらず手元には竜骨結晶が2つしかない。時間経過により新たな採掘ポイントが出現したとしても、やはり竜骨結晶は採れない。この前のようにピッケルの用意数が少なかったのであれば私の責任だが、運ばかりはどうしようもない。
やがて制限時間の50分が経過し、クエストは失敗した。
村に戻ると、この前のクエストリタイヤした時とは異なり、アイテムポーチのなかに原生林で入手した素材がそのまま残っていた。少し救われた気分になった反面、こんなことなら竜骨結晶を納品せずに持っておけばよかったと後悔する。
その後、もう一度このクエストを実行したところ、今度は 10分もかからずに完了。
これぞ運ゲー。
クエスト:ゲネボスにご注意(★3)
地底洞窟でゲネボスを8体討伐するクエスト。
原生林に出現するゲネボスは倒しても倒しても延々と現れる厄介なやつだったが、このクエストでは一度倒すとそのエリアには現れなくなる。また、出現するエリアの順番が決まっているのか、ひとつのエリアでゲネボスを掃討すると別のエリアに新たなゲネボスが出現するといった案配だった。
ちなみに、ゲネボスの現れたエリアは、3、2、9の順。
と、ここで大事なお知らせがある。
いままで私がスラッシュアックスだと思って使ってきたこの武器、実はチャージアックスだった。
道理でRボタン押しても斧モードに切り替わらないわけだよ。
やはり使い慣れた片手剣が一番だ、と定番のオチに落ち着く。