クエスト:ゴア・マガラ緊急探索司令(探索)
ゴア・マガラとの戦いで行方がわからなくなった筆頭ハンターのメンバーを探すために樹海を探索することとなった。
先走って一足先に樹海へ向かったと思われる筆頭アイルー、ベスパのことも心配だ。というか、ベスパがいないせいでオトモアイルーを連れて行けない。まったく、困ったやつだ。
樹海に到着するやいなや、さっそくゴア・マガラを発見した。
ゴア・マガラの前方には、ゴア・マガラから逃げようとしている行方不明中の筆頭ハンターの2人の姿も見える。そして、我が愛猫、ベスパがそれをサポートせんとゴア・マガラの注意を懸命に引きつけていた。
だが、それも長くは続かない。ゴア・マガラの前脚がベスパをなぎ払い、ベスパの体が宙に舞う。さらにトドメを刺そうとにじり寄るゴア・マガラ。
いまだ!!
木の上によじ登ってスタンバイしていた私は、さっそうとゴア・マガラの背に飛び乗ると必死に奴にしがみつき、奴の動きを妨害する。その間に体勢を立て直すベスパ。
このあと、私はあえなく振り落とされてしまったが、まあ、これで格好はついただろう。
再びベスパとコンビを組んだ私は、宿敵ゴア・マガラに立ち向かった。
ゴア・マガラとの戦いを開始する際に筆頭新米ハンターは逃げる時間を稼いでくれと言っていた。ということは、ゴア・マガラを倒す必要はないということか。それならば多少は気が楽になる。
ゴア・マガラのまき散らす謎ウィルスに侵されながらも必死で奴を攻撃する。むしろ侵されているからこそ必死に攻撃しているというべきか。なにせ攻撃の手を休めるとウィルスの侵攻が進んでしまうのだから。ウチケシの実があれば治せるのだが、雑貨屋にも竜人商人の店にも売られていなかったので持っていない。
幸いなことにゴア・マガラは早々に逃げ出していった。それと同時に私の体を蝕んでいたウィルスも影を潜める。
だが、これで終わりではないことをここにいる誰もが予感したはずだ。
それでも今は当面の危機が去ったことを素直に喜ぼう。
筆頭ランサーを抱えながら逃げる筆頭新米ハンターの護衛をしつつ樹海の出口を目指す。
先程から気になって仕方ないのが筆頭ランサーの持っている重たそうな盾。急いでいることだし、それは置いていけばいいんじゃないかと思うのだが、いかがなものか。
ちょっかいを出してくるランボスやコンガを倒しながら進んで行くと、やがて広々とした場所に出た。
奴がくるとしたらここしかない。
ふと頭上に影ができた。その影は私を中心として生じ、徐々に大きさを増していく。
−奴が来た−
そう直感した私は、急いでその場から走り出す。
振り返れば、先ほどまで私がいた場所に上空から舞い降りてきたであろうゴア・マガラの姿があった。あと少し気づくのに遅れていたら奴の下敷きになっていたかもしれない。
筆頭ハンターの2人に逃げるように指示したあと、彼らが逃げるまでの時間を稼ぐべく、再びゴア・マガラとの戦いを開始した。
ゴア・マガラはあいかわらず足下にウィルスを発症させる特殊なフィールドを形成している。
奴と距離をとりつつヒット&アウェイ戦法で戦うも、片手剣という武器の特性上奴に密着せざるを得ず、どうしてもウィルスに侵されてしまうのがもどかしい。
ウィルスが発症したせいか、単に私の腕が悪いのか。
ゴア・マガラに3回目の敗北を喫し、クエストは失敗に終わったかのように思われた。
しかし、私は三度キャンプポイントへと運び込まれた。これは筆頭ハンターを救出するまでは、ひいてはゴア・マガラを追い払うまでは村に帰ってくるなという天の意志だろうか。
この場から逃げられないことを悟った私は、禁忌とされているゾンビアタックを敢行。4回、5回と敗北を重ね、6回目にしてようやく奴を追い払うことに成功した。
ただ、何故だろう、全く嬉しくない。
筆頭ハンターの2人、そして相棒のベスパと共に村への帰還を果たす。