クエスト:重量級の女帝(★5)
ゲネル・セルタス。初めて耳にする名前のモンスターだが、ジンオウガやリオレウスといった大物と同時に現れたモンスターだけに、かなりの強敵であると予想される。
今回のクエストでは、このゲネル・セルタスを倒さなくてはならない。しかも、アルセルタスのおまけ付きで。ただ、幸か不幸か、このクエストはサブターゲットが「アルセルタスの討伐」に設定されているので、いざとなればアルセルタスだけ倒せば良いだろう。
ハンターノートには特に属性攻撃や状態異常攻撃に関する記載は見当たらないので、昨日のリオレウス戦の装備のままゲネル・セルタス討伐に出発した。
天空山の中腹でアルセルタスとゲネル・セルタスを発見したが、ゲネル・セルタスのあまりの大きさに愕然とする。
ゲネル・セルタスは、アルセルタスの優に3倍はあるであろう巨体の持ち主で、一見するとタランチュラのよう。オスのアルセルタスとは似ても似つかない外見をしている。
一方、アルセルタスはというと、ゲネル・セルタスによってねじ伏せられ、彼女の背の上にちょこんと乗せられている。哀れだ。
ゲネル・セルタスの圧倒的な存在感の前に少しばかり怯んでしまったが、気をとりなおし、戦闘を開始した。
アルセルタスを背に載せたゲネル・セルタスの様は、まるで一台の戦車のよう。ゲネルが車輌でアルセルタスが砲台。ならば、まず潰すべきは戦車のキャタピラ部分。ゲネルの脚だ。
私は側面からゲネルに接近し、彼女の後ろ脚を重点的に攻撃する。もっとも、脚部を破壊したところで移動速度が落ちるわけでもないのだが。
私がゲネルと遭遇したこのエリアは天空山でもジャンプ攻撃がしやすい場所。
高台からタイミングを合わせてゲネルの背に飛びかかる。しかし、既にアルセルタスが乗っているからだろうか、何度挑戦しても乗ることが出来ない。そうかといってアルセルタスの上に飛び乗ることも出来ない。
ゲネルに飛び乗ることはひとまず諦める。
ゲネルを攻撃し続けた結果、彼女は地中に潜り込んで別のエリアへ逃げ出した。背に乗せていたアルセルタスを置き去りにして。
可哀想なのが取り残されたアルセルタス。しばらくは自棄になって私を攻撃してきたが、私に勝てないと悟るや、ゲネルの後を追って逃げていった。
私も二匹の後を追いかけてエリアを移動する。
二匹が逃げ出した先のエリアに到着すると、アルセルタスの姿はあるが、ゲネルの姿が見当たらない。レーダーにはゲネルの反応もあるので居ることは確かなのだが、あの高いガレキの向こう側にでもいるのだろうか。
なにはともあれ、これはアルセルタスを倒してサブターゲットを達成するチャンス。
オトモアイルーと共にアルセルタスを攻撃し、アルセルタスの討伐を果たす。アルセルタスがゲネルの元に逃げ出すこともなければ、逆にゲネルが救援に駆けつけることもなかった。
アルセルタスを倒した後、案の定ガレキの向こう側にいたゲネルを襲撃する。
背の上にアルセルタスを乗せていないゲネルには飛び乗りが有効で、二度ほど飛び乗ってダウンを奪うことに成功。ダウンを奪うたびにゲネルの頑強な顎を破壊せんと小タル爆弾を爆破させるも破壊には至らず。
再び逃げ出したゲネルを追いかけて隣のエリアへ移動すると、そこには新たなアルセルタスの姿があった。別のオスを呼び出すだなんて聞いていない。
ただ、ゲネルとアルセルタス(新)は、まだ合体しておらず、別々に行動している。そこで、アルセルタスを追い払おうとこやし玉を投げつけたのだが、こやし玉の臭いよりもゲネルの放つフェロモンの方が強いのか、アルセルタスを追い払うことはできなかった。
ここまで戦ってきてわかったが、ゲネル・セルタスはそれほど強くはない。行動速度がジンオウガやリオレウスと比べて遅いせいだろうか。
私は、片手剣の特性を活かしてゲネルに攻撃しつつ、隙を見つけては小タル爆弾をセットし、爆破ダメージを与えていく。
そして、ゲネルがふらつく足取りで逃げ出したのを確認した後、次のエリアでシビレ罠をセットし、ゲネル・セルタスを捕獲。一度も猫車の世話になることなくクエストを達成した。