コンガ防具の生産
天空山関連のクエストを一通り終え、私がシナト村の村長に天空山での出来事を報告していると、またもギルドから緊急の通達が届く。
通達の内容は「遺跡平原でティガレックスを狩猟せよ」というもの。聞いたことのないモンスターだが、看板娘の大興奮っぷりから察するに有名なモンスターなのだろう。
詳しいクエストの内容を確認すると「生態未確定」の印。つまり敵は例の謎ウィルス所有者。クエスト実行前から気が重くなる。
謎ウィルス持ちを相手に一度試してみようと思っていたスキルがある。それは生物学。特殊なやられを軽減/無効化できると説明文にはあるが、あの謎ウィルスも無効化できるだろうか。
この生物学を持つ防具は、コンガ防具とゴア防具。ゴア防具はあのゴア・マダラを倒さないといけないため、今回はコンガ防具を作成することに決定。それにコンガならば素材はすでに揃っている。
さっそく加工担当に頼んでコンガ防具を作ってもらおうとしたのだが、残念、お金がない。またも緊急クエスト資金調達の発生だ。いつになれば金欠とギルドポイント不足が解消されるのやら。
資金調達のクエストついでに竜人商人の納品依頼でもやるかと、依頼内容をチェックする。
現在残っている納品依頼は「料理長、肉を焼く」で、不足している素材は「火竜の翼膜」が5つ。火竜の翼膜はおそらく火竜リオレウスのドロップ素材だろう。
それじゃリオレウスでも狩りにいくかと、クエストを受注・・・って、あれ? 今、”リオレウスでも”って思ったぞ。何その焼き肉でも食べに行くかみたいな気楽な感じ。リオレウスは弱いモンスターではないのに。とはいえ、イーオス防具で毒無効を会得し、防御力と火耐性は前回よりも高いとなれば負ける気もしない。
まあ、細かいことをぐだぐだと考える暇があったら一狩りいこうぜ! と、天空山へ出発した。
火竜の翼膜を求めて天空山でリオレウス狩り。
ここで初めてリオレウスの尻尾を切断することに成功。ちゃんと切れた尻尾がボトンと落ちることに感心する。
肝心の「火竜の翼膜」は一度の狩りでは必要数揃わず、リオレウスを2回狩る必要があった。
一度目の狩りは無事に終了したが、二度目の狩りでは2回戦闘不能に陥る。この世界で最大の敵は、操作性の悪さと視点移動の酷さだと再認識。私の腕が悪くてやられたわけではないと遠回しに言い訳する。
ガララ防具の生産
資金が貯まり、コンガ防具を作成したまでは良かったが、よくよくハンターノートでティガレックスの生態を確認してみると「強烈な咆吼を放つ」とある。そうなるとスキルは生物学よりも聴覚保護の方が良いのではないか。
そう考えた私は、途中で生産が止まっているガララ防具を完成せんと、残る1つの素材「寒気立つクチバシ」を求めてガララアジャラを狩りに行くことにした。
どうせガララアジャラを狩るなら配信クエストの「犬夜叉・大妖の牙を巡る狩猟」をやってみよう。
そう思い立ち、挑戦してみたものの、このクエストで出現するガララアジャラはそこら辺にいる個体よりも強い。瞬く間に3回倒され、素材を採るどころかクエストを達成することすら出来ずに終わった。
ガララアジャラの体で獲物を取り囲む攻撃に付随する麻痺効果が厄介だった。再挑戦する際には、そこら辺も考慮せねば。
配信クエストはあきらめ、通常クエストで出現するガララアジャラを狩りにいく。
すると、お目当ての「寒気立つクチバシ」が1回目の狩りでドロップ! ガララアジャラとこれまで7回戦って1回ドロップだから、暫定ドロップ率は 14%。10回倒して1回落とせばラッキー、5回倒して1回落とせば超ラッキーってところか。これをキザミ防具用にもう1個採ることを考えると頭が痛くなる。
村に戻り、加工担当に渡してガララヘルムを作成。これでガララ防具は(脚を除いて)全て揃った。
ただ、残念なことにガララ防具を一式揃えても聴覚保護は+12。咆吼を完全無効化する高級耳栓まであと3足りない。