クエスト 高難度:戦慄のティガレックス(★5)

 ティガレックス戦に向けての準備も完了。いよいよ遺跡平原でのティガレックス狩りを開始する。

今回の装備
【武器】ポイズンタバルジン改(片手剣)
【頭防具】ガララヘルム(耐痺珠x2)
【体防具】ガララメイル(耐音珠)
【腕防具】ガララアーム
【腰防具】ガララフォールド(耐音珠)
【脚防具】カブラグリーヴ
【護石】闘士の護石

 防御力は料理効果込みで 136。発動スキルは、高級耳栓、麻痺無効、オートガード、悪霊の気まぐれ。
 ハンターノートには属性攻撃に関する記載がなかったので、耐性は気にせずに戦うことにした。

 遺跡平原の最も奥地、普段はジャギィたちの住み処となっている場所でティガレックスを発見した。自分でも何故かはわからないが、ティガレックスのことを超大型モンスターだと思い込んでいたため、想像よりも小さいティガレックスの姿に少々拍子抜けする。

 ティガレックスは轟竜と呼ばれるほどに強い咆吼を放つモンスター。高級耳栓のおかげでほとんど影響を受けずに済んだが、それでも一時的に動きを止められてしまうのだから恐ろしい。これで耳栓がなかったらと思うとゾッとする。

 咆吼を除くティガレックスの攻撃は、お馴染みの突進と旋回尻尾攻撃に加え、ジャンプしてからのボディープレス、前脚を器用に使ってのパンチ(脚だからキック?)と、基本的にはティガレックスの前方にいなければ大丈夫。これまでの教訓から、突進時の蹴飛ばし事故を避けるために腹の下には潜り込まず、後ろ脚を側面か背後から攻撃するように心がけた。

 戦いの最中、急に倒れ込んだティガレックスの口元から黒い煙が漏れ出す。謎ウィルス発症による狂竜化の兆候だ。
 これまでもゴア・マダラを初めとして何体かの狂竜化したモンスターと戦ったが、狂竜化すると攻撃力が増すというより勢いが激しくなる。おそらくティガレックスも例外ではないだろう。ある意味、ここからが戦いの本番といえる。
 ただ、ティガレックスの場合、ウィルスに抗っているのだろうか、発症後も時折倒れ込んではもがき苦しんでいる。これは他の狂竜化モンスターには見られなかった傾向だ。
 そんなティガレックスにお見舞い代わりの小タル爆弾をプレゼント。

 ティガレックスが3度目のエリア移動をした時のことだったか。ついにティガレックスの尻尾が切れてしまった。
 本来ならば尻尾の切断に喜ぶところかもしれない。しかし、あの長く、そして地を這うような尻尾が失われたショックのほうが今は大きい。何故ならティガレックスの部位で最も攻撃しやすい場所だったから。
 これからの戦いで私は奴のどこを攻撃すれば良いと言うのか。(脚だろ、脚)

 遺跡平原をぐるりと一周し、ティガレックスは最初に登場したエリア9に戻ってきた。そして、ティガレックスは居眠りを始める。さんざん振り回されたが、ティガレックスとの追いかけっこもこれで終了だ。

 居眠りしているティガレックスを捕獲するため奴の足下に落とし穴を設置・・・できない。何故!? 場所が悪いのかと少しずらしても設置できない。早くしないと奴の体力が回復してしまうではないか。
 やがて私は気がついた。他のエリアに設置したシビレ罠が残ってるから落とし穴を設置できないのではないかと。そうだとするともう手遅れだ。設置した罠を解除する手段はおそらくない。
 私は手にした剣を振り上げると、ティガレックスの頭を目がけて思い切り振り下ろした。

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