クエスト:愛と恐怖のティガレックス!(集会所・HR3)

 三度目の挑戦となるティガレックス討伐クエスト。
 今回の装備はこれだ!

今回の装備
【武器】王剣シツライ(片手剣)
【頭防具】ロワーガテスタ(体力珠)
【体防具】ガララメイル(防音珠)
【腕防具】ガララアーム
【腰防具】ガルルフォールド(体力珠x2)
【足防具】ロワーガガンバ(体力珠x2)
【護石】闘士の護石

 防御力 145、発動スキルは、高級耳栓、オートガード、体力+20。頭防具と足防具をロワーガというRank4の防具に変更したことにより、スキルスロットに余裕ができた。その空いたスロットに体力珠を装着して体力を増加させる。
 武器は当然この戦いのために作った王剣シツライ。

 なお、今回の挑戦は、これで駄目だったら勝てないだろうと、2回戦闘不能になった時点でサブターゲットからクエストを終わらせるという条件を設けた。いつまでもここで足踏みしているわけにはいかない。

 遺跡平原のエリア3でティガレックスが現れるのを待つ。
 前2回の挑戦ではティガレックスを探して5分ぐらい走り回ったが、奴もちょこちょこエリア移動しているのでなかなか発見できない。ならばいっそ現れるのを待っていた方が疲れずに済む。

 そして奴が現れた。上空から飛来したティガレックスは、憮然とした面持ちで私の前に降り立つ。
 奴を目にした瞬間、これまでの惨劇がフラッシュバックするが、今回は負けられない。必ず討伐してみせる。この王剣シツライと共に!
 もうちょっと厨二っぽい武器名のほうが良かったなあなんて愚にも付かないことを思いつつ、ティガレックスに向けて私は駆けだした。

 雷を放つ王剣シツライは、ティガレックスの表皮をいとも簡単に切り裂いた。普段は斬撃を跳ね返される前脚もシツライならば問題ない。これがこの世界における属性相性。すばらしい。
 気持ち良く敵を斬ることができるせいか、こちらの気分もだんだん上がってくる。当初抱いていた苦手意識も徐々に薄れていき、動きにも精彩が出てくる。

 ティガレックスとの戦いで最も苦しめられるのが、奴が怒りモードに突入した時だ。これまでの挑戦でも怒りモードのティガレックスに怒涛の連続突進を喰らい、幾度となくハメ殺されてきた。また、どんなに奴と距離を開けていても一瞬で間合いを詰める跳躍力は脅威の一言だ。
 怒りモードのティガレックスを相手に必要なのは常に走り続けられるスタミナ。そこで今回は強走薬を用意。これを飲んで奴が怒りモードを解くまで逃げ続けた。あんなのまともに相手にしていたら体がもたない。

 ティガレックスの爪を破壊し、尻尾を切断し、そしてついに居眠りを始めたティガレックスの捕獲に成功する。一度の戦闘不能にも陥らずに。
 うぉおおおっっしゃあああああ。やっっと勝った!!! ざまあみろ、こんちくしょうめ!

 意気揚々と集会場に帰還する私。
 今回は武器の属性と肉質との相性の重要さを思い知ったクエストだった。

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