ダレン・モーラン戦の反省会

 ダレン・モーランに敗北を喫した私は、村に戻るやいなや反省会を開始した。

 まずはスタミナの問題だ。
 ダレン・モーランとの戦い、特に最終決戦ではスタミナを大量に消費する。もっとも、これは強走薬を持っていけば良いだけの話なので、あーだこうだと考える必要もない。

 次に武具だが、武器は守りを固める意味で防御力の上がるスターグラディウスを使うことに決定。防具は今のままで良さそうだが、砲弾を速やかに持ち運べるように運搬珠を装着し、運搬スキルを取得させる。できれば耐震スキルをつけたいところだが、装飾品を作成しても耐震+10までは持っていけそうにないので諦めた。
 加工担当と相談している最中に「砲術」なるスキルを発見したが、素材集めにゲネル・セルタスを狩る必要があるので、今回は見送る。

 新たに準備した道具としては、大銅鑼の音で怯むのならば音爆弾も有効かと考え、持っていくことにした。効かないとは思うが試してみる価値はある。
 にゃんこ料理人の店で猫の砲撃術スキルも取得し、いざゆかん、二度目のダレン・モーラン戦。

高難度:砂を渡るは錆びた岩船(二度目の挑戦)

 船上での戦いは、一戦目と同様の展開となった。ただ、一戦目と比べれば効果的に大銅鑼を使えた気がする。撃龍槍による攻撃は、迫りくるダレンの圧力に負けて早撃ちしてしまい、またもダメージを与えられず。情けないったらありゃしない。

 戦闘開始から15分経過したところで舞台は再び最終決戦に移行する。

 最終決戦開始と同時に強走薬をグビッと飲み干し、ダレン目指して駆け出した。スタミナが減らないってすばらしい。

 ダレンのところに到着した私は、奴の頭の下から新兵器の打ち上げタル爆弾を次々と発射させていく。ただ、上の方が全く見えないため、ちゃんと当たっているのか、そしてダメージを与えているのか、その辺がわからないのが難点だ。同様にダレンの腹の下で小タル・大タル爆弾を爆破させるも、ダメージを与えているのかは半信半疑だ。
 そこで小タル・大タル爆弾を仕掛けるポイントをダレンの腹の下から前脚に変更。すると、たまたまだろうが、ダレンの前脚で小タル爆弾が爆発したと同時にダレンの動きが止まり、ダレンが地に伏した。
(今ならダレンの前脚を伝って奴の背に昇れるかもしれない)
 そう直感した私は、ダレンの前脚を駆け上る。その先にダレンを倒す手がかりがあると信じて。

 ダレンの後頭部付近、人間でいうとうなじの部分だろうか、に斬撃が通る突起を発見する。一箇所だけポツンとあるその突起に弱点ではないかとの期待がかかる。
 私は、必死にその突起を斬りつけたものの、ダレンに振り落とされてしまい、破壊には至らず。その後も突起を攻撃せんとダレンの背に乗り込む機会を伺ったのだが、今回の挑戦では終ぞ訪れなかった。

 最終決戦においても砲弾とバリスタの矢を使い果たした私は、残り5分というところで討伐は不可能と判断し、サブターゲットからクエストを達成する。
 というか、こいつ、本当に一人で倒せる相手なのか?

二度目ダレン・モーラン戦の反省会

 反省会といっても何を反省すればいいのかがわからない。

 とりあえず防具に付けた運搬珠は不要と判断し、代わりに耐震と高速採集スキルを取得。耐震珠(耐震+2)はダレンから獲得した素材で生産可能になったもの。先ほどサブターゲットで達成した判断が功を奏した。
 ただ、ひとつだけ問題が発生。スキルを優先した結果、スロット数の多い武器を選択せざるを得なくなり、武器を片手剣から操虫棍に変更する必要があった。これが吉と出るか凶と出るか。

高難度:砂を渡るは錆びた岩船(三度目の挑戦)

 三度目のダレン・モーラン戦。もうこれで最後にしたい。

 船上の戦いはこれまでと代わり映えしないものだったが、ようやく撃龍槍をダレンに当てることに成功する。タイミングが少し遅れて綺麗に命中とはいかなかったが、当たれば良いんだよ、当たれば。

 戦闘開始から15分経過で最終決戦に移行。いっそ最終決戦から開始したい。

 さてさて、問題の最終決戦。
 今回は奴の弱点と思われるうなじの突起破壊を最優先任務と位置づけ、行動を開始する。

 うなじの突起を破壊するには、とにもかくにもダレンの動きを止めなくてはならない。
 ダレンの前脚で小・大タル爆弾を爆破させ、それでも止まらない時は止まるまで操虫棍で攻撃し続ける。そして、ダレンの動きが止まった(▼マークが出た)ことを確認し、ダレンの背の上に乗り込む。
 前回は早々に振り落とされてしまったが、今回は、耐震スキルを得たせいか、それとも自分でも気づかないうちに上手くバランスをとっていたのか、ダレンから振り落とされることなく、ただひたすら突起を攻撃し続けることができた。
 そして、ついにダレンのうなじにある突起が破壊される。
 まるでダレンを倒したかのようにガッツポーズをとってしまった私だが、肝心のダレンは苦しんでいる様子がない。あの突起は弱点ではなかったということか・・・。

 うなじの突起がなくなったことにより、ダレンの後頭部への攻撃が可能になった。ある意味で不幸中の幸いと言えるかも知れない。
 突起が弱点でないなら頭部を破壊してやる。そう思い、後頭部への攻撃を始めたのだが、ここでダレンの背から振り落とされてしまう。 Damn it!

 残り時間5分。砲弾もバリスタの矢も底を突いた。サブターゲットから達成する手もあるが、今回は最後までいってやる!
 私は最後の力を振り絞ってダレンの前足を攻撃し、なんとか奴の動きを止めると、奴の背に乗り込み、後頭部への最後の攻撃を開始する。
 時間はあと何分残っているのだろう。はやく、はやく倒れてくれ・・・。
 棍を研ぎ直す時間も惜しみ、がむしゃらに棍を打ち込み続ける。
 しかし、私の必死の攻撃もむなしく、時間切れで龍撃船は大破。クエストは三度失敗に終わった。

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