プレイ日記　＃25

　情報と闘いを求めて酒場『ボード・レイド・ベア亭』へやってきた。
　この酒場の地下にある秘密の闘技クラブ『ザ・ガウントレット』には腕に自信のある者たちが集い、連日熱い闘いが繰り広げられている。ただ、こういった場所にしては珍しく賭けは行われていないようだ。
　観客は主にこの地区に住む貴族達。暇を持て余している彼らにとって、生死を賭けた真剣勝負が間近で見れるというのは背徳的で刺激的なのだろう。そんな彼らが落としていく金で酒場も繁盛している。

　酒場に入った私は店内にいる客に声をかけては最近変わったことがなかったか尋ねていくのだが、ここでは亜人種に対する風当たりが一段と強いようだ。人のことを病原菌呼ばわりしてまったく相手にしてくれない。
　そんな中、ブラックレイク地区の衛兵隊長と名乗るサーリンという男だけは会話に応じてくれた。

　サーリンは最近行方が分からなくなった部下のことで心を痛めているようだ。
　俺は、その行方不明になったサミュエルという部下を捜す手伝いを引き受けることにした。報酬も300Goldと悪くはない。
　サミュエルが失踪前に何を調査していたのかなどは全く分からないが、ブラックレイク地区内から出た形跡もないことから、この地区のどこかにいることだけは確かなようだ。

　他にめぼしい情報は得られなかったので、店のカウンターにいるバーテンダーのところに向かう。
　以前トレード・オブ・ブレースで購入したザ・ガウントレットの証明証をバーテンに渡し、代わりに地下の闘技場に入るための鍵を受け取る。これであとは受付に申し込めば今すぐにでも闘いに参加することができる。

　闘技場に挑む前に、一旦ブラックレイク地区を後にし、市街中心部にあるシャイニング・ナイト武具店へやってきた。
　この店の鍛冶屋マロックに武器と防具を強化してもらうためだ。

　いままでに入手した触媒となるアイテムと前に貰ったカタログを見比べ、なにをどう強化するか考える。

　悩んだ結果、今回はこの２点を作ってもらうことにした。

ハービンジャー・キン＋１

基本ダメージ：２ｄ６

基本クリティカルヒット値：19-20／2倍

基本ダメージタイプ：斬撃

武器サイズ：大型

必要な《武器習練》：軍用

ベースアイテム：グレートソード

重量：15.0

ダメージボーナス：炎 ２ダメージ

強化ボーナス：１

クロマティック・ブレストプレート＋１

基本アーマークラス：５

最大敏捷性ボーナス：＋２まで

判定ペナルティ：−５

秘術呪文失敗率：30％

必要な《鎧熟練》：中装

ベースアイテム：アーマー

重量： 40.0

ダメージ抵抗：炎 抵抗 10 / -

ダメージ抵抗：冷気 抵抗 10 / -

ダメージ抵抗：電撃 抵抗 10 / -

防具ボーナス：１（ＡＣ防具修正値）

　ハービンジャー・キンは相手を斬りつけた際に発火して追加ダメージを与える。そして鎧は対ウィザード戦で重宝しそうだ。

　新たな武器と防具をたずさえ、いざ闘いの場へ。