ベガーズ・ネスト地区にて
ベガーズ・ネスト。
ネヴァーウインターで最も貧しい人々が住んでいる区域で、「死悶の疫」が最初に発生した場所でもある。また、いつの頃からか大量のアンデッドが街中を徘徊するようになり、住民達は疫病とアンデッドという二重の恐怖に襲われている。
ベガーズネスト門前に陣取るネヴァー軍の門衛隊長エルガスの薦めもあり、まずはシャイニング・サーペント亭のハルベン・アッシェンスミスを訪ねることにした。
ゾンビを倒しながら街中を進んでいくと、数体のゾンビに襲われている避難民を発見。急いで救出する。
これはシャイニング・サーペント亭に向かう前に、逃げ遅れている人がいないか街中を走り回って確認したほうが良さそうだ。
街の中心部辺りで一組の男女(アルドとマティリー)が立ち往生している現場に出くわした。
事情を聞くと、荷馬車が壊れてしまい、身動きがとれないでいるらしい。
そんな物置いて逃げればいいと思うのだが、荷馬車に積んである母親の形見を置いて逃げることは出来ないという。
アルドは使用人のヘクターに壊れた部品の代えを探しにいかせているようだが、そのヘクターも一向に帰ってこないため、かなりイライラしている様子が伺える。
仕方が無いので代わりにヘクターを探してきてやることにした。
俺がこの場を離れている間にアルド夫妻がゾンビに襲われないよう、先に周辺のゾンビを退治してからヘクターを探しに出発する。
ヘクターはこの区域の南東部にあるトーマス車大工店の店内にいた。
さっそくヘクターにアルドがイライラしながら待っていることを告げ、彼をアルドの所まで送り届ける。
ヘクターから荷馬車の代えの部品が見つからなかったことを告げられたアルドは、荷馬車を諦めてこの場から逃げていった。
街の路地からは逃げ遅れた人がいなくなった。しかし、家の中にはまだ避難していない住民もいた。
ジェマニーとクレスタルだ。
この二人からは興味深い情報を得ることが出来た。
まずはクレスタルについて。
彼は元ソードコースト・ボーイーズというグループのメンバーだったそうだ。
最近、そのソードコースト・ボーイーズに異変が起きているらしい。
グループのリーダーであるドロールは怪物へと姿を変え、他のメンバーも次々とゾンビにされてしまったという。どうやらドロールには強力な力を持った後ろ盾がいるようだが、それが何者かまではクレスタルは知らないようだ。
そのソードコースト・ボーイーズは倉庫をアジトとして使っている事も教えてもらった。
次にジェマンーについて。
彼の兄(トリン)は最近活動を始めたあるカルト教団に入団した。
それだけならばどうでもいい話なのだが、おかしなことにそのカルト教団が拠点とする屋敷にはなぜかアンデッドが近寄らないらしい。また、その屋敷は魔法の力によって部外者を完全に排除しているようで、入るためにはその教団信者であることを証明する必要がある。
そのために必要なアイテム「屋敷のワードストーン」をジェマニーから彼の兄を探し出して救出するという条件と引き換えに受け取った。
ベガーズネストの北側にある大墓地。
一応ここにも立ち寄ろうとしたのだが、門は閉じられていて入ることが出来ない。
入り口周辺を見渡すと門の前に魔法使いらしき男の死体が転がっていた。
手には立派な杖が握られている。また、死体を調べてみると一冊の日記が見つかった。
日記にはこの男の名前(マーカス・ペンホールド)のほかに、彼の弟がこの街区にあるヘルム教の神殿にいることが記されていた。
マーカスの弟にこの遺品を届けるため、ヘルム教の神殿へ向かう。
マーカスの弟、バートランドは兄の死を知らずにいた。俺がマーカスの死を伝えてもまったく信じてくれない。
だが根気よく彼を説得し、マーカスの遺品である日記を見せることでようやく信じてもらえたようだ。
もっともペンホールド家の家宝である”杖”の所在についての疑いは晴れなかったが・・・。
(杖は1000〜1500Goldと高値で売れるので店に売っちまいました、てへ)
とりあえずベガーズ・ネストの路地を徘徊するゾンビは全て退治し終えた。
明日はもっと詳しい話を聞くためにシャイニング・サーペント亭へ。