Hammerfell国との国境へ
■Hammerfell国との国境へ向かう
コロールの街はCyrodiil国の北西部にある。街の南側を走るThe Black Roadを北西へ進み、The Colovian Highlandsと呼ばれる山岳地帯を越えれば隣のHammerfell国だ。
今日はそのHammerfell国との国境を見に行ってみることにした。
コロールの街を南門から出て、街道に沿って西へと歩いていく。
街から少し離れると、街道脇の林の中をミノタウロスが闊歩していたり、Banditが街道上で獲物を待ち構えていたりと急に物騒になる。
街道を進むにつれて周囲の木は少なくなり、道の勾配は徐々にきつくなっていく。
やがて街道は終点を迎えた。地図で現在地を確認すると、この辺りはもうThe Colovian Highlandsのようだ。
この先は道がないので、とりあえず今まで進んできた北西方向に向けて山を登って行く。
山を少し登るとマンドレイクの群生地を発見した。City IsleやThe Great Forestでは見かけなかった種類の野草だ。まだAlchemy SKILLの熟練度が低いのでマンドレイクの効能はわからないが、たぶんマンドレイクだからすごいのだろう。いつ植えつけられたイメージかは覚えていないが、そういうイメージがある。
忘れないように地図に印をつけておく。
しばらく山を進んでいくと見えない壁に行く手を遮られた。どこからともなく「引き返せ」という声が聞こえてくる。
ここが一応の目的地、Hammerfell国との国境のようだ。
■The Colovian Highlandsの探索
Cyrodiil国から出られないことを確認した後、せっかくなのでThe Colovian Highlandsを探索してみることにした。
国境を北へと歩いていくと、大きい湖が2つ、小さい湖が2つ、あわせて4つの湖が十字に並ぶ場所を発見した。ただ、小さいほうは湖というよりも水溜りといったほうが正しいのかもしれない。大きい湖のひとつには朽ちた祭壇が沈んでおり、祭壇を取り囲む石柱だけが湖面から顔を出している。
祭壇がない方の大きい湖に潜ると、湖の底で沈んでいた宝箱を発見した。
ひと気のないThe Colovian Highlandsの山奥で発見した湖の湖底に沈む宝箱。期待に胸弾ませながら宝箱の蓋を開くと、中から現れたのは金貨が9枚。
現実の世界は甘くないが、仮想の世界もそう甘くはないようだ。
■Fort Rayles
湖からさらに北に向けて山道を歩いていくと、山の急斜面に建つFort Raylesを発見した。
人の声が聞こえるのでまた野盗のねぐらにでもなっているのかと思いきや、砦内にいたのはミスリルアーマーに身を包んだ無駄に装備のいい野盗ではなく、ローブを纏った魔術師(Conjurer)たち。
中の様子を少し覗くだけのつもりだったが、魔術師がいるダンジョンは初めてだったので、このまま砦内部を探索することにした。
砦内に入るとまずは魔術師二人がお出迎え。
魔術師だけあって体は脆弱、数回斬りつければ倒すことが出来る。ただ、その斬りつけるという行為をなかなかさせてもらえない。
やつらは砦内を所狭しと逃げ回りながら魔法で攻撃してくる。魔術師が呪文の詠唱をしている間に攻撃できればいいのだが、あいにくこの世界の呪文は詠唱なしで発動するのでそれも出来ない。ならばこちらも魔法で応戦といきたいところだが、攻撃魔法を扱うためのDestruction Skillは鍛えていないし、そもそも攻撃魔法自体覚えて(購入して)いない。それならば弓矢で射殺そうと矢を番えるが、やつらが召喚した異界の住人たちが横から攻撃してきてまともに狙いを定められない。
魔術師というのはなんとも厄介な相手だ。
追いかけっこしながらもなんとか魔術師二人を倒したあと、通路を塞ぐ鉄格子を開くための仕掛け探しを始めた。この鉄格子があったおかげで魔術師たちをこれ以上砦の奥へといかせずにすんだのだが、俺が砦の奥へ行くには邪魔な存在だ。
この通路はT字路になっており、鉄格子が右手と左手の通路を塞ぐ形になっている。正面には額に宝石がはめ込まれた石像が2体ならんでおり、これがいかにも怪しい。
像の真下に立ち、剣で宝石部分を斬りつけてみようとしたが届かない。ならば弓矢でと矢を射るがこれも駄目。かといって他にスイッチのような仕掛けも見当たらない。
ひょっとして真下からじゃ駄目なのかと像から距離をとり額の宝石めがけて矢を射ること数十回。ようやく矢は額の宝石に的中し、片側の鉄格子が唸りを上げて開きだした。
うれしい反面、片側の鉄格子しか開いていないことにがっかりする。
この後、砦の奥へと進み、魔術師や恐竜のような魔物(Deadroth)、異界の戦士(Dremora Kynreeve)たちと戦い、苦労しながらもこの砦を制圧したが、Shadowbanish Wineを含め特にめぼしいものは発見できなかった。
砦にある、砦にあるって、いったいどこの砦にあるんだよ、Shadowbanish Wineは。
■帰還
Fort Raylesから出た後、精神的に疲れた俺はコロールの街を目指して山を下りはじめた。途中、滝の裏にBlack Rock Cavernsという洞窟を発見したが、もはや立ち寄る元気もなく、そのままコロールの街へと帰還した。
Fort Raylesから見た風景。手前にあるのがコロールの街、遠く見えるのがCity IsleとImperial City。
うちのプレイ環境だと下草も木もない禿山ですが、本当はもっと木が覆い茂っています。