Mages Guildへの加入と禁書の回収 (Fingers of the Mountain)
■Mages Guildへの加入と禁書の回収
Arcane Universityで魔法武器の作製を行うための第一歩としてMages Guildに加入した。
しかし、コロール Mages Guildのリーダー、Teekeeusの話によれば、Arcane Universityの敷地内へ入るためには各地の魔法使いギルドのリーダーから推薦を受けないといけない。前途多難な道のりだ。
≪Quest - Join the Mage Guild≫
さっそくTeekeeusに推薦してくれるように頼むと、彼から交換条件として仕事を依頼される。
仕事の内容はというと、同ギルドメンバーのEaranaに会い、彼女が欲しがっているものを聞き出すというもの。彼女はメイジギルドの規則を軽んじるところがあり、今回もまた禁忌に触れるような代物を欲しているのではないかと彼は勘ぐっているようだ。
≪Quest - Fingers of the Mountain≫
■Earana
そのEaranaはギルドハウスを出てすぐの場所にいた。
彼女に協力する約束と引き換えに彼女が欲しがっている物を教えてもらったところ、彼女が欲しがっていたのは『Fingers of the Mountain』という一冊の本。その本はコロールの北の山中にある「Cloud Top』という廃墟にあるらしい。
しかし、彼女にはその廃墟のはっきりとした場所がわからず、ここで往生しているようだ。
■禁書の回収
Earanaから聞いた話をTeekeeusにすると、彼はその本の事を知っているらしく何故かひどく動揺している。彼の話では、その本は本来ギルドで管理されるべき危険な書物(禁書)のようだ。
彼から本の回収を最優先事項として動くようにとの指示を受け、Cloud Topの場所を地図に印してもらう。
いったい本には何が記されているのだろうか。
■Cloud Topへ
Teekeeusが地図に印したCloud Topの場所はThe Colovian Highlandsの山中、以前行ったFort Raylesから北東に位置する場所のようだ。
コロールの街の北門から出てそのまま北へ進み、吊り橋を渡った先の右へ左へとうねる山道を登っていく。
やがて目的地のCloud Topが見えてきた。雲の先端と名づけられているだけあって、ずいぶんと山の高い所にある。
Cloud Topに着いてまず目に付いたのが真っ黒に焼け焦げた焼死体だ。完全に炭化している。この辺りには強力な炎を操る魔物でもいるのだろうか。
その焼死体を探るとお目当ての本、『Fingers of the Mountain』が見つかった。死体は炭化するほど真っ黒に焼け焦げているのに、その死体に抱かれていた本は無事というのも薄気味の悪い話だ。
本の内容はといえば、Earanaが言っていたとおり俺には読めない(というかMisc扱いの為に開くことすらできない)物だった。
さて、この本を素直にTeekeeusに渡すか、それともEaranaに渡して解読させるか。
それはコロールの街に着くまでの帰り道にでも考えるとしよう。
■本を渡す相手は
本はTeekeeusに渡すことにした。
確実にArcane Universityへの推薦を受けたいという気持ちもあったが、仮にEaranaが本を解読できたとして、その結果を俺が翻訳できないのでは意味がないと思ったからだ。
本を彼に渡し、彼から推薦の約束を取り付ける。
≪Quest - Fingers of the Mountain - Complete≫
まずはひとつ。先は長い。
■禁書の奪還(?)
ギルドハウスから出ると、Earanaが入り口前で待ち構えていた。
本はまだかと聞くので素直にTeekeeusに渡したと告げると、彼女はすごい剣幕で怒り出した。ただでさえ怖い顔が怒りでさらに怖くなっている。
怒り狂った彼女は本を奪い返してこいなどと無茶なことを言い出したが、俺に許された選択肢は『引き受ける』のみだった。
この頼み、断ったら殺られる。
≪Quest - Fingers of the Mountain,Part II≫
■禁書の保管場所
ギルドハウスに戻るとTeekeeusはまだ1階のロビーにいた。
本は評議会で取り扱いに関する答えが出るまでは安全な場所で保管すると彼は言っていたが、いったいどこで保管しているのだろう。まだこのギルドハウス内にあると思うのだが。
ギルドハウス2階にある図書室で本棚に並ぶ本を一冊一冊チェックしていると、下の階からTeekeeusがやってきてそのまま3階へと上っていった。
これから保管するのかよっ、と心の中で舌打ちしつつ、彼の後を追って3階へ。
3階へ上がるとTeekeeusが部屋(彼の私室か?)からちょうど出てくるところだった。
彼に本のことを尋ねてみると、安全なところに保管したという答えが返って来た。おそらくいま彼が出てきた部屋で本を保管するつもりなのだろうが、その割には部屋の扉は開きっぱなしのままである。そして彼は部屋の扉を閉めることなく、そのまま下の階へと戻っていってしまった。
まあ、こちらとしてはありがたいのだが、これでいいのか Mages Guild。
本は部屋に置かれていた箱の中にあった。
なお、箱は施錠されておらず、ただただあきれるのみである。
■禁書の解読結果の解読
『Fingers of the Mountain』をEaranaに渡すと、彼女は大喜びし、解読するから一晩待って欲しいと言ってきた。
そして翌日。
いつもの場所に彼女の姿が見当たらないので、彼女が泊まっている宿屋『The Grey Mare』を訪ねる。彼女はどうやら本当に一晩で解読したようで、その結果を書き記した手記を受け取った。
そして彼女は、手記を読んだ後にもう一度Cloud Topへ行くようにと言い残し、自分の部屋へと戻っていった。
彼女に手渡された手記をざっと流し読みすると、Shockがどうとかこうとか書いてある。なにか衝撃的な発見でもあったのだろうか。
言われた通りに手記は読んだので、次はとりあえずCloud Topへ行ってみることにした。
■Finger of the Mountain
Cloud Topへやってきた。が、とくに何も起こらない。仕方がないのでEaranaの手記を真面目に翻訳する。
彼女の手記は6ページに渡っていたが肝心なことは一番最後のページに記されていた。
- Welkynd Stoneを用意した後、柱に向けて電撃魔法を撃て -
手記にあるように、廃墟の中央に建つ崩れかけの石柱にShockの魔法を唱える。
石柱に向け駆けていく閃光。
次の瞬間、石柱から雷がほとばしり、そのあまりの衝撃に吹き飛ばされる。
死にそうな思いをした、というかHPを280も持っていかれ実際死にかけたが、なんとか生きている。
そして、気がつくと新たなスペルが身についていた。名前を『Finger of the Mountain』という。
古代Ayleid時代の頃、魔法使いの導師の中に頭で覚えるより体で覚えろ系のノリな人がいて、この石柱はその人が作った画期的な魔法習得システムなのだろう。
自分で言っててあほらしい推測だが、そういうことにしておく。
この『Finger of the Mountain』というスペルの効果は、『10フィート以内のクリーチャー全てに電撃によるダメージを200ポイント与える』というもの。
攻撃呪文に疎い俺にはすごいのかすごくないのかさっぱりわからないが、ひとつ確実に分かるのは、俺にはこのスペルを唱えられないということだ。なぜなら、俺の最大Magicka値 172Magickaに対して、このスペルの詠唱に必要なMagicka値は4502Magickaだからである。
≪Quest - Fingers of the Mountain,Part II - Complete≫