Lipsand Tarn遺跡の探索

■Lipsand Tarn遺跡

 Cloud Topから北へ歩いていくと白い山脈が見えてきた。
 雪だ。
 地図で確認してみると、この先の山脈はCyrodiil国北端に連なるThe Jerall Mountainsとある。
 国の北部は寒冷地というわけか。きっと、この地にしか生えていない野草もあるのだろう。そう思うと野草コレクターの血がうずうずしてくる。
 しかし、この日はあまり時間がなかったため、この近くで発見したLipsand Tarn遺跡に潜ってから街へ戻ることにした。

 Lipsand Tarn遺跡はVampireの棲家で、WarriorやCrusader、AssasinにArcher、Witchhunterと実に多種多様なクラスのヴァンパイアたちがいた。また、頭数も多く、同時に2体を相手にするなんてことはざら、時には4体同時なんてこともあった。しかし、それでも切り抜けられるのは成長した証だろうか。
 このところ敵が強すぎるために遺跡や洞窟に入ることを敬遠していたが、またその辺りの探索を再会していい頃合いなのかもしれない。

 遺跡内の構造は単調なものの、半分ぐらいまで進んだ辺りで退路が閉ざされ、前に進むことしかできなくなる。
 入口からさほど離れていない場所でVarla Stoneを発見したので、ひょっとしたらAyleid Statueも見つかるのではないかと期待したが、残念ながらAyleid Statueは見つからなかった。
 その代わりに見つかったのがElven Ceremonial Helmという祭事用の兜だが、祭事用だけに実用性はないに等しい。これもAyleid時代の遺物だろうと、後日、Imperial CityのAyleid Statue収集家の元へ持って行ったのだが、彼がこの兜には興味を示すことはなかった。

■お礼の絵画

 Lipsand Tarn遺跡に潜っていた時のこと。
 Chanelから速達が届いた。
 彼女とは以前、コロール城での絵画盗難事件調査の際に出会い、結果的にだが事件の犯人である彼女を見逃している。その時の礼として絵を1枚描いてくれると言っていたのだが、今回届いた手紙にはその絵が描き終わったので取りに来てほしいという旨が記されていた。

 遺跡での探索を終えた後、コロールの街で彼女と再会し、彼女から1枚の絵画を受け取る。
 キャンバスにはコロールの街の夜景が描かれていた。

 ≪Quest - Canvas the Castle - Complete≫

 さっそく彼女からもらった絵を部屋に飾ろうと思い帰宅したものの、絵を飾るスペースがないことに気づく。荷物の保管場所として使う分にはこの部屋の広さでもなんら問題ないのだが、部屋を飾り立てるための装飾品などを置くには少々狭いようだ。
 結局、絵は一度も使ったことがない食卓の上に置かれることになったが、数日後には邪魔という理由でタンスにしまわれることになる。
 いまより大きな家に住めるようになるその日まで、しばしタンスの中で我慢しておくれ。

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