重い指輪 (Cheydinhal Recommendation)

■シェイディンハルの街へ

 Leyawiinの脇を流れる大河を渡り、Blackwoodの沼地帯を抜け、アップダウンの激しいNibenay盆地を右往左往し、Valus山脈の急斜面に度々行く手をさえぎられながらも、ようやくシェイディンハルの街へと辿り着いた。
 移動距離、移動ルートの険しさ、戦った山賊や魔物の数。今回の旅は、この国で旅を始めてからいちばん厳しい旅だったのではないだろうか。
 ちなみに、レイヤウィンの街からシェイディンハルの街に着くまでの間に遺跡や洞窟などのランドマークを 57箇所発見した。これらを後々探索することを考えると少し憂鬱な気分になる。

■Cheydinhal Recommendation

 シェイディンハル魔法ギルドのギルドマスター Falcarは、何故かギルドの地下室にいた。
 Falcarに大学への推薦を頼むと、彼はRing of Burdenを探してきてほしいと言ってきた。なんでも彼の助手だった男がその指輪をギルドの裏にある井戸へ投げ捨ててしまったらしい。
 その井戸の入口には鍵が掛かっているので、Deetsanからスペアキーを借りるようにとのことだ。

 ≪Quest - Cheydinhal Recommendation≫

■Deetsanの不安

 Deetsanに井戸の鍵を貸してくれるようお願いすると、彼女はFalcarを信用してはいけないと言ってきた。Falcarは俺を殺そうとしていると、彼女は言う。
 理由を聞いてみると、Falcarは以前にも今回と同様の仕事をVidkunという人物に申し付けたらしいのだが、その日以来Vidkunは姿を消してしまったというのだ。彼女はそれがFalcarの仕業であると睨んでいるのだが、確たる証拠がないためにFalcarを追及できずにいる。

 彼女はくれぐれも気をつけるようにと言いながら井戸の鍵(Well Key)を俺に渡し、そして、なにかの役に立つかも知れないと『Buoyancy』の呪文を授けてくれた。また、もしVidkunの身に何が起こったのかが分かったら教えてほしいと言っている。
 なお、彼女が授けてくれた『Buoyancy』の呪文は、水中呼吸と運搬可能重量増加の2つの効果を兼ね備えた複合呪文だった。

■ギルド裏の井戸へ

 ギルドの裏へ向かい、鍵を使って入口を開き、井戸の中へ入る。
 井戸の中には水が充満していたので、Jewel of the Rumare(水中呼吸を可能にする指輪)を身に着けてから探索を始めた。

 井戸の探索を始めて間もなく、水中を漂う水死体を発見。この水死体の男が姿を消したというVidkunだろうか。水死体を調べると、懐から指輪(Ring of Burden)が見つかった。
 さっそく死体の懐から指輪を取り出そうとしたのだが、これが異様に重い。調べてみると指輪だというのに重さが150ポイントもある。おそらくVidkunは指輪の重さで身動きが取れなくなり、溺死したのだろう。指輪なんて捨てて、さっさと井戸から脱出すればよかったものを・・・。

■キれたFalcar

 回収した指輪を返却するためにギルドに戻ってはきたものの、肝心の Falcarの姿がどこにも見当たらない。仕方がないのでDeetsanにFalcarの居場所を尋ねると、Falcarは怒ってギルドから出て行ってしまったという。
 一体何があったのかと尋ねると、要するに Deetsan が Falcarを追求したら Falcarが逆切れして出て行ったという話のようだ。
 Falcarが出て行った事は別にいいとして、この場合、大学への推薦はどうなるのだろう。そして、回収したこの馬鹿みたいに重い指輪はどうすればいいのだろう。
 Deetsanにこの事を尋ねると、指輪はゴミだから捨ててしまって良しとのこと。そして大学への推薦だが、これについては彼女も分からないという。もしかするとFalcarがすでに推薦状をしたためているかもしれないので、彼の部屋を調べてみてほしいと言われた。

■Black Soul Gem

 地下にあるFalcarの私室を探すも推薦状らしきものは見当たらない。ひとつだけ鍵の掛かったタンスがあったので、このギルドで購入したばかりの『Open Hard Lock』の呪文で解錠する。
 タンスの中からは『Black Soul Gem』という紫色の見慣れないSoul Gemが見つかった。

 それにしても、『Open Hard Lock』なんていう便利な呪文があるならもっと早く購入しておけばよかった。というか、もっと早いうちから各都市を回っておくべきだった。

■結局、推薦は・・・

 DeetsanにFalcarの部屋で見つかった『Black Soul Gem』を見せると、彼女も最初はこれがなんなのか分からない様子だったが、やがてある答えを導き出したようだ。そして、それはあまり良い答えではなかったことが狼狽する彼女の様子から伺える。
 彼女はこの件に関する報告書を作成すべく机に向かいだした。そして、彼女はこれと合わせて大学への推薦状も出しておくと言ってくれた。
 一時はどうなることかと思ったが、これで一安心だ。

 ≪Quest - Cheydinhal Recommendation - Complete≫

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