帰ってきた死霊術師 (Information at a Price)

■スキングラッドへ

 今回の仕事はスキングラッド伯Hassildorの元へ赴き、彼の持つ情報を得ること。なんでも伯爵がギルドにとって重要な情報があると連絡してきたらしいのだが、その際に俺をスキングラッドまで寄こすようにと名指ししてきたらしい。
 伯爵直々のご指名・・・なにか嫌な予感がする。

 ≪Quest - Information at a Price≫

■ハウスメイド

 スキングラッドの街に到着し、街中を歩いていると、Eyjaという女性が話しかけてきた。
 なんでも彼女は俺がRosethorn Hall(スキングラッドの家の地下室)に使用人用の家財道具を買ったことを聞きつけてきたらしい。そして彼女は、賃金150Goldとそこに住み込むことを条件に、ハウスメイドとして雇ってもらえないだろうかと懇願してきた。

 まあ家なんて荷物置き場ぐらいにしか使っていないので、はっきり言ってハウスメイドなんていらないのだが、帰宅した際に誰かが出迎えてくれるというのも悪くない。
 彼女の申し出を聞きうけ、ハウスメイドとして雇うことにした。

 ≪Quest - Helping Hands - Complete≫

■伯爵の悩み

 スキングラッド城のホールで Hal-Liurzに伯爵への取次ぎを申し入れる。そして、待つことおよそ30分。伯爵がホールに姿を現した。

 伯爵に”情報”について尋ねると、彼は「情報というのは無料ではないのだよ」とニヤリとした笑みを浮かべる。
 どうやら嫌な予感が的中してしまったようだ。

 伯爵から出された交換条件は、街の南東にあるBloodcrust Caveに住み着いたヴァンパイアと、それを退治するためにこの街へやって来たヴァンパイアハンターの両者を始末すること。ヴァンパイアたちは街を脅かし、ヴァンパイアハンターたちはヴァンパイアである伯爵を脅かす存在。どちらも伯爵にとっては目の上のたんこぶというわけだ。
 街に来ているヴァンパイアハンターは3名で、リーダーはEridor。また、衛兵たちは当然伯爵の秘密を知らないので、街中でヴァンパイアハンターを殺せば衛兵に捕まるから注意するようにとのこと。

 ヴァンパイアのほうはともかく、ヴァンパイアハンターたちはどうやって処理したものか・・・。

■ヴァンパイアハンター

 街へ戻ると、街中に見かけない男が数名いることに気づいた。どうやら彼らが伯爵の言っていたヴァンパイアハンターのようだ。彼らに話しかけるも、「いま警備中だから何か用があるならリーダーのEridorに言え」とそっけなくあしらわれてしまう。

 そのEridorはといえば、礼拝堂前に建ち並ぶ民家の裏手にいた。
 彼は自分達のことをヴァンパイアハンターと名乗り、この街を守りに来たと言っている。そして、もしヴァンパイアなどの不死の生物を街中や街の周辺で見かけたら報告してくれとのこと。
 それならばと、EridorにBloodcrust Caveのヴァンパイアのことを話す。
 すると彼は「一応その洞窟へ行ってみるよ」と言い、準備をするためだろうか、彼らが宿泊しているTwo Sisters Lodgeへと帰っていった。

 Two Sisters LodgeまでEridorの後を着いていき、そのまま宿でしばらく待っていると、他のメンバーたちが次々とやって来た。伯爵は、街に来ているヴァンパイアハンターは3人と言っていたが、実際はEridorを含めて4人いるようだ。
 彼らはこのまま洞窟へ向かうのかと思いきや、再び各々の持ち場へと散っていく。今回の集合は連絡を取り合っただけだろうか。どちらにしろ彼らが洞窟へ向かう様子がないので、先にヴァンパイアのほうを片付けてしまうことにした。

■Bloodcrust Cave

 Bloodcrust Caveにやって来た。
 伯爵の言っていた通り、洞窟内にはヴァンパイア達が棲みついている。ただ、この洞窟に棲みついているBloodcrust Vampireは普通のヴァンパイアと少々違い、侵入者を察知すると一旦姿を消してから襲い掛かってくる習性があるようだ。
 Life Detectionの魔法を用いて姿を隠したヴァンパイアの位置を特定し、倒していく。ただ、洞窟内にいるヴァンパイアを全て倒してしまうとEridor達がこの洞窟に来ない可能性があるので、念のために彼らをおびき寄せるための餌として1匹だけヴァンパイアを残しておく。

 これで準備完了。あとはこの洞窟にEridorたちが来るのを待つだけだ。

■Vampire Hunter Killer

 しばらくBloodcrust Cave内でEridorたちが来るのを待っていたが、一向に現れる気配がない。仕方がないのでこちらから討って出ることにした。

 まずはスキングラッドの街郊外で見張りをしていたVontus Idolusを暗殺。
 続いて街の警備をしている残りのメンバーを暗殺しようとするも、衛兵が見回りをしているためになかなかその機会が訪れない。
 そうこうしているうちに、メンバーの一人、Carstenが街の外へ出て行った。そして、Carstenが街を出てからしばらくして、リーダーのEridorとShamarも街の外へと出て行く。
 現在の時刻は深夜1時。待てども待てども出発しないので、てっきりヴァンパイアの力が弱まる夜明けを待っているものだとばかり思っていたが、まさかヴァンパイアの力が一番増すであろうこの時間を狙って出発するとは・・・。

 Eridorたちの後を追ってBloodcrust Caveへ。
 彼らは洞窟に入ると一目散に餌として残しておいたヴァンパイアのもとへ駆け寄り、戦い始めた。俺はその様子を物陰からそっとうかがう。
 やがてヴァンパイアは倒され、この洞窟に巣くっていたヴァンパイアは全滅した。また、ヴァンパイアハンターのほうも無傷ではなく、いまの戦いでCarstenが命を落としたようだ。
 戦いを終え、街へ戻ろうとするヴァンパイアハンター、EridorとShamarを呼び止め、衛兵の目が届かないこの洞窟内で二人を抹殺する。

 これでヴァンパイアとヴァンパイアハンター、両方の始末が完了した。

■伯爵からの情報

 スキングラッド城へ戻り、伯爵に仕事が完了したことを報告すると、伯爵は約束どおり一つの情報を教えてくれた。
 その情報とは、強大な力を持つネクロマンサーMannimarcoがCyrodiilの地へ帰って来たというものだった。

■報告

 大学へ戻り、Hannnibal Travenに伯爵から得た情報を伝えると、彼は非常に驚き、すぐにでも評議会を招集して対応策を検討すると言っている。
 いったいMannimarcoはこの国で何を仕出かすつもりなのだろうか。

 ≪Quest - Information at a Price - Complete≫

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