Kvatch解放戦2 (The Battle for Castle Kvatch)
■Kvatch解放戦 その2
スキングラッドの家で回復薬と毒薬を補充した後、Kvatchの街門前で突入準備をしていたSavlian Matiusたちと合流、いよいよKvatchを解放するための戦いが始まった。
Kvatchの街に入ると、Xivilai 5体、Spider Daedra 1体、Dremora Valkynaz 1体の合わせて7体のDaedraが待ち構えていた。こいつらはそれぞれ下位のDaedraを召喚するので、単純に2倍して計14体のDaedraを相手にすることになる。こちらも一人ではないとはいえ、はっきり言ってこれは辛い。
これだけ数がいると1体ずつ倒していくのはほぼ不可能。攻撃目標を固定せずに、武器に毒を塗っては目の前にいる敵を無差別に斬りつける。
どのくらいの時間が経過したのだろうか。やがて、俺に攻撃を仕掛けてくるDaedraはいなくなった。周囲を見渡しても動いているDaedraの姿は見当たらない。
俺は、いや、俺達は、Kvatchの街を蹂躙したDaedraの掃討に成功したのだ。
この戦いでSavlian Matiusの部下2名は死亡。Savlian Matiusも何度か倒されていたような気がするが、彼は案外ぴんぴんしている。
念のため、この周辺に潜んでいるDaedraがいないことを確認した後、Akatosh礼拝堂へ。
≪Quest - Breaking the Siege of Kvatch - Complete≫
■Brother Martin
Savlian Matiusが礼拝堂に避難していた人々を街の外へ誘導している間に、俺は亡き皇帝の忘れ形見であるMartinと話をする。
自分が皇帝の息子だとは露ほども知らないMartinを説得し、なんとかウェイノン修道院まで同行してもらえるよう了承を取りつけるができた。
■Kvatch城を目指して その1
Martinとの会話を終えた後、Savlian Matiusに話しかけると、彼は「城の解放も手伝ってくれないか」と言ってきた。街を襲撃したDaedraは入口付近にいたので全部だと思っていたのだが、そうではないらしい。またあの大勢のDaedraと戦わなくてはいけないのかと思うと正直嫌気がさしてくるが、乗りかかった船だ。ここまできたら最後まで付き合うしかないだろう。
せっかく付いてきてくれる気になったMartinには悪いが、彼には他の避難民と同様、一旦街の外にある難民キャンプまで退避してもらい、この戦いが終わるまで待っていてもらうこととなった。
≪Quest - The Battle for Castle Kvatch≫
Kvatch城を解放するために先ずやるべきことは、Kvatch城の城門を開くこと。
簡単な打ち合わせを済ませた後、俺とSavlianは礼拝堂を出発した。
礼拝堂から城門前までの区画にいたDaedraを全て倒した後、気がつくと Savlianが城門前で立ち尽くしていた。聞けば鍵がかかっていて門が開かないという。
何をいまさら・・・。Daedraが攻めてきたのだから門ぐらい閉めるだろう。それよりも、問題はこれからどうするかだ。
Savlianが言うには、この城門を開く為には門の内側にある開閉装置を操作する必要がある。そして、門の内側へは北の衛兵詰め所を通り抜けて行くことができるそうだ。しかし、詰め所にも当然鍵は掛かっている。
そこで礼拝堂にいるBerich Inianから詰め所の鍵を借りた後、門の内側へ潜入して城門を開くようにとの指示を受けた。
どうして最初からそちらのルートで向かわなかったのかと、小一時間問い詰めたい。
■Kvatch城を目指して その2
礼拝堂へ戻ると数名の帝国兵がいた。彼らはKvatch周辺をパトロール中、街から立ち昇る黒煙を見て駆けつけてくれたそうだ。
「助けは必要か?」と問われたので、遠慮なく手伝ってもらうことにした。
Berich Inianに鍵を貸してくれるよう頼むと、彼は「あなたは詰め所までの道を知らないでしょう?私もあなたに同行します。鍵は私が開けましょう。」と着いて来る気満々の様子。頭数が増えすぎるのも(うちのPCの処理能力的に)考え物なのだが、せっかくの申し出なので彼の好意に甘えることにした。
Berich Inianに誘導されるがままに、礼拝堂地下の霊安室を通り抜けて街の北東部へ。霊安室から地上へ出た場所でDaedraとの激しい戦闘があり、Berich Inian及び帝国兵は全員討ち死にしてしまう。
仕方がないので、Berichの死体から詰め所の鍵(Kvatch Guard House Key)を入手し、一人で詰め所を目指す。
詰め所はすでに半壊しており、Berichから入手した鍵を使うための扉は跡形もない。
詰め所の床にあった落し戸から地下通路を抜けて城へ侵入。どうやら城の外門と内門の間に出たようだ。外門の向こう側には門が開くのを今か今かと待ち続けるSavlian Matiusの姿が、内門の向こう側には城の前庭を徘徊するDaedraの大群が見える。
俺が開閉用のレバーを動かして城門を開くのを合図に、両者は互いへ向けて一斉に走り出し、戦闘が始まった。
Kvatch城前庭での戦いは、数の暴力というものを味わわされるものとなった。
敵の勢いは凄まじく、いつの間にか袋小路へ押し込まれたかと思うと、激しい攻撃を受ける。反撃などできず盾で防ぐのが精一杯だ。また、逃げ出そうにも多数のDaedraが重なりあっている為に身動きすらままならない。
覚悟を決めた俺は防御を諦め、持っているSoul Gemを惜しまず使用して魔法剣に魔力をリチャージ。ただひたすら剣を振る。
戦闘が終わった時には、武器も防具もボロボロになっていた。特にSavlian Matiusは鎧も武器も完全に破壊され、下着のみという情けない姿になっていた。それでも生きているのだからたいしたものだ。
だが、戦いはここで終わりではない。次は城内へ攻め入って伯爵を救出しなくては。
■Kvatch城の解放
城内に入ると Flame Atronach が城のあちこちに火を放っていた。適材適所という言葉が頭をよぎったが、いまはそんなことを考えている場合ではない。
幸か不幸か、城内にはFlame Atronachしかおらず、街中や城外での戦闘に比べれば非常に楽である。城の奥を目指してがんがん進攻し、やがて伯爵の部屋に到着した。
伯爵の部屋にはDaedrothが1体。これをぱぱっと倒し、伯爵の姿を探す。
城に入る前からある程度予想はしていたが、すでにKvatch伯Ormellius Goldwineは殺され、床に倒れ伏していた。仕方がないので、彼の指から指輪(Colovian Signet Ring)を取り外し、遺品として持ち帰る。
Savlian Matiusは戻ってきた俺の姿を見るなり、「伯爵はどこだ、なぜ一緒ではない?」と不安げな表情を浮かべながら問いかけてきた。
伯爵はすでに死んでいたことを彼に伝え、伯爵の形見である指輪をSavlianに渡す。どうやらこの指輪はKvatch伯であることの証ともいうべき物だったようで、彼はこの指輪を新たな伯爵が決まるその日まで大切に保管しておくと言っている。
そして、Savlian Matiusから今回の働きに対する報酬として、彼が隠し持っていた鎧(Kvatch Cuirass)を受け取った。
≪Quest - The Battle for Castle Kvatch - Complete≫
ふぅ、やっと終わった。つっかれたーーー。