プレイ日記 ＃19　二つのタイプ、二つの相性

　ショウヨウシティジムは岩タイプポケモンのジムで、ジムの内部はロッククライミングの練習場のようになっている。
　昔からなんとかと煙は高いところが好きというが、ジムリーダーのザクロは、その練習場の頂上で私を待ち構えていた。

　ザクロとのポケモンバトルを開始！

　ザクロが最初に出してきたポケモンはアマルス。一瞬、ここって岩タイプのポケモンジムじゃないのかよー、と狼狽したが、よくよく考えればアマルスは氷と岩の２つのタイプを持つポケモン。問題はない。問題はないが、なんか「ぐぬぬぬぬっ」って気分になる。

　敵が氷ポケモンならばこちらは炎ポケモンで対抗すれば良いだろうとツンデレを送り込む。
　うちのエースポケモンのツンデレだが、育て屋に預けた間に炎技のほとんどを忘れており、今あるのは「ほのおのうず」のみ。直接的な攻撃技ではない炎の渦ではアマルスに有効打を与えることもできず、また、エスパー技でもそれほどダメージを与えることができず、早々とツンデレを引っ込めるハメに。レベルが40あるツンデレがいればジムリーダー戦ぐらい余裕だろうという思惑が早くも崩れた。
　続いて岩ポケモンに強いルリルリやイバラ、まけんどーを送り込むも返り討ちに合い、必死に減らしたＨＰも回復薬で全回復される始末。ジムリーダーをなめていたことを後悔し始める。

　しかし、それにしても氷ポケモンのアマルスに炎技がバツグンでなかったのはおかしい。そこで相性表を確認。すると、炎は氷にはバツグンだが岩にはイマイチだったことが判明。アマルスは氷＋岩ポケモンなので、バツグン効果とイマイチ効果が相殺されていたようだ。
　ならば、氷にも岩にも抜群なタイプがいないかと相性表で調べると、格闘タイプのポケモンならが条件に該当する。
　格闘タイプといえばワンタロウの出番だ。頼むぞ、ワンタロウ！　とバトルに送り込む。

　ワンタロウは、アマルス、そして次に登場したチゴラスを得意のはっけいで倒していく。いままで苦戦していたのは何だったんだというぐらいバトルはあっさり終わった。

　ワンタロウの活躍でジムリーダーのザクロを倒した私は、ザクロからウォールバッジを受け取る。これでバッジは２つ目。
　全部で８つあるバッジの２つ目を手に入れるまでのプレイ時間が 30時間を越えている現実から目を逸らしたい。