Index

ゲームの難易度設定

■難易度設定

 Nintendo DS版にはありませんが、HDリマスター版では最初にゲーム難易度を選択できます。

 難易度は3つから選択可能で、易しい順に「PICNIC」「BASIC」「EXPERT」。
 「PICNIC」はさすがに簡単すぎるので、初めての人は「BASIC」がおすすめです。

 ちなみに「EXPERT」は、DS版の通常難易度です。当時のプレイヤーの気分を味わいたい方は是非とも挑戦してください。地獄です。

 なお、難易度は途中で変えることもできます。

前作のクリアデータの引継ぎ

■クリアデータの引継ぎ

 ゲームを開始して間もなく、世界樹の迷宮1のクリアデータを引き継ぐかどうかの問いかけがあります。(DS版はパスワードの入手)

 クリアデータを引き継いでプレイする場合、ギルド名を引き継いでプレイできる他、ゲーム開始時にアクセサリ(下記参照)が1つ手に入ります。また、街の人たちとの会話や迷宮内で発生する小イベントの一部が変化します。

  • クリアデータを引き継いだ場合、「エトリアの勲章」が手に入る。
  • 図鑑コンプリートのクリアデータを引き継いだ場合、「エトリアの王冠」が手に入る。
    ※DS版の時は、図鑑コンプでも王冠はもらえなかった。HDリマスター版から追加されたのかも。

ギルドと冒険者の登録

■ギルドの登録

 ゲームを開始して最初にやることは、あなたのギルドの作成です。
 冒険者ギルドへ向かい、ギルド名を入力してギルドを作成・登録しましょう。

■冒険者の登録

 ギルドを作ったら、次はギルドに所属する冒険者を登録します。

●登録手順

  1. 冒険者のクラス(職業)を選ぶ。
  2. 冒険者の外見を選ぶ。(あとで変更可能)
  3. 冒険者の名前を入力。(あとで変更可能)

 パーティーに組み込める冒険者の数は最大5名なので、最低でも5名分の冒険者は登録しましょう。最初に各クラスの冒険者を1名ずつ作ってしまうのも良いと思います。
 なお、ギルドに登録できる冒険者の数は、最大30名です。

 下に各クラスの簡単な特徴を書いておくので参考にしてください。
 ちなみに、冒険者の見た目は性能に全く関係ありません。好きな見た目を選んでOKです。気に入らなければ後で変更できます。

■各クラスの特徴

ソードマン
解説
  • 近接型のアタッカー。剣を装備すれば斬攻撃、斧を装備すれば壊攻撃が可能。
  • 重装備を装備可能なので防御力が高く、前列で壁役としても活躍できる。
レンジャー
解説
  • 遠隔型のアタッカー。弓による突攻撃を得意とする。
  • 探索時に役に立つスキルを多く持っているのも特徴。
パラディン
解説
  • パーティーの壁役。さまざまな防御スキルを用いてパーティーヘの攻撃を防ぐ。
  • FOE戦やボス戦といった強敵相手の戦いには欠かせない。
ダークハンター
解説
  • 近接型のアタッカー。鞭を装備すれば封じを、剣を装備すれば状態異常を敵に与える。
バード
解説
  • パーティーのサポート役。歌による味方の能力強化を得意とする。
メディック
解説
  • パーティーの回復役。HPや状態異常、封じの回復役として欠かせない存在。
アルケミスト
解説
  • 遠隔型のアタッカー。術式による属性攻撃を得意とする。
ブシドー
解説
  • 近接型のアタッカー。構えから多種多様な攻撃を仕掛けることが可能。
カースメーカー
解説
  • パーティーのサポート役。呪言による敵の能力弱体化を得意とする他、状態異常や封じによる攻撃を得意とする。
ガンナー(新クラス)
解説
  • 遠隔型のアタッカー。銃による突攻撃と属性攻撃を得意とする。
ドクトルマグス(新クラス)
解説
  • 攻撃、回復、サポートと、なんでもござれな便利屋さん。
ペット(新クラス)
解説
  • ゲーム開始時点では選択できない。

パーティーを編成する

■パーティー編成

 ギルドと冒険者の登録が終わったら、次はパーティーを編成します。

 パーティーに組み込める冒険者は、1名〜5名。特に理由がなければ5人パーティーを組むのが基本です。
 迷宮に出現する敵や仕掛けに応じてパーティーを編成しましょう。

●編成手順

  1. 登録した冒険者の中からパーティーに入れる冒険者を選ぶ。
  2. 選んだ冒険者をパーティーの前列(FRONT)と後列(BACK)のいずれかに配置する。
  3. パーティーに入れる冒険者の数だけこれを繰り返す。

■隊列について

 パーティーには隊列の概念があり、FRONT(前列)とBACK(後列)に分かれています。
 FRONTとBACKには、それぞれ最大3人まで冒険者を配置できます。

 隊列の変更は、冒険者ギルドでパーティー編成する他に、街中や迷宮内のキャンプメニューでも変更可能です。

○5人パーティー時の隊列

隊列の基本形

●FRONT(前列)

  • 敵の攻撃を受けることが多い。そのため、HPや防御力の高いキャラを配置する。
    (ソードマン、パラディンなど)
  • 近接攻撃クラスのキャラは前列に配置する。近接攻撃キャラを後列に配置した場合、敵に与えるダメージが半減する。
    (近接攻撃クラスのソードマン、ダークハンター、ブシドーは、必然的に前列に配置することになる)

●BACK(後列)

  • 敵の攻撃を受けにくく、また、受ける物理ダメージが軽減される。そのため、HPや防御力の低いキャラを配置する。
    (レンジャー、バード、アルケミスト、カースメーカーなど)
  • 遠隔攻撃は後列からの攻撃でも敵に与えるダメージが変わらない。
    (弓による遠隔攻撃やアルケミストの属性攻撃など)

■オススメのパーティー編成

 どのクラスを使えばいいのか悩んでしまう方向けにお勧めのパーティー編成を挙げておきます。

●編成#1 オーソドックスな編成

  • ソードマン(剣装備)【前列】・・・物理攻撃アタッカー。
  • パラディン【前列】・・・守りの要。
  • メディック【後列】・・・回復役。
  • アルケミスト【後列】・・・術式による遠隔・属性攻撃。
  • ガンナー【後列】・・・銃による遠隔・突攻撃&属性攻撃。

●編成例#2 新クラスを入れたい編成

  • ソードマン(剣装備)【前列】・・・物理攻撃アタッカー。
  • ドクトルマグス【前列】・・・攻撃及び回復。
  • ブシドー【前列】・・・物理攻撃アタッカー。
  • メディック【後列】・・・回復役。
  • ガンナー【後列】・・・銃による遠隔・突攻撃&属性攻撃。

スキルを習得する

■スキルについて

 冒険者は、各クラスごとに多様なスキルを持っていますが、最初から使えるわけではありません。スキルを使うためには、使いたいスキルにスキルポイントを振って習得する必要があります。

●スキルって?

 冒険者が扱える技能のこと。戦闘時や探索時にコマンドから選択して使用する『アクティブスキル』と、習得した時点で効果が自動的に発揮される『パッシブスキル』の2つのタイプがある。

●スキルレベルって?

 スキルのレベル。
 最初はどのスキルもスキルレベル0(未習得の状態)なので使用できない。これにスキルポイントを振ってスキルレベルを1にすると、そのスキルを習得したことになり、使用できるようになる。

 習得したスキルのスキルレベルを上げることでスキルの効果が増す。また、そのスキルから派生する新たなスキルを習得できることもある。

●スキルポイントって?

 スキルレベルを上げるために必要なポイント。1スキルポイントでスキルレベルを1上げられる。
 初期のスキルポイントは3。冒険者のレベルが1上がるごとにスキルポイントが1増える。

■スキルの習得手順

●手順1:キャンプ画面を開く

 まずは、キャンプ画面を開きます。
 キャンプ画面は、画面左上にある日時の下にある「CAMP」の脇に書いてあるボタンを押して開いてください。

●手順2:スキルポイントを振り分ける冒険者を選択する

 キャンプ画面を開いたら、次はメニューから「CUSTOM」を選択し、スキルポイントを振り分ける冒険者を選択します。

●手順3:スキルツリーから習得するスキルを選択する

 冒険者を選択すると、クラスごとの「スキルツリー」が表示されます。

 スキルツリーには、そのクラスの習得可能なスキルが表示されており、スキル名の背景が青色のものが習得条件を満たしているスキル背景が黒色のものが習得条件を満たしていないスキルとなっています。

 なお、習得条件を満たしていないスキルを選択すると、習得に必要な条件が表示されます。

●手順4:スキルポイントを振る

 初期のスキルポイントは3ポイント。このスキルポイントを習得したいスキルに振ることでスキルを習得できます。

●スキル習得の流れ

スキル解説図1

●スキルポイントの振り直しは『休養』で

 スキルポイントは、冒険者ギルドで『休養』することで何度でも振り直し可能です。ただし、休養すると、そのキャラのレベルが5下がります。

 ちなみに、レベル5以下の冒険者はペナルティなしでスキルポイントを振りなおすことが可能です。
 ゲームを始めてすぐに「なんか覚えるスキル間違えたかなあ」と思ったら休養してスキルポイントを振りなおしましょう。

■序盤のスキル習得時の注意点

●スキルレベルの上げ方は計画的に

 スキルは、スキルレベルが上がるほ効果が増しますが、それに伴い消費TPが増えていきます。
 無計画にスキルレベルを上げた結果、「威力は高いけど消費TPが多くて2〜3回しか使えない・・・」ということにならないように注意してください。

 目安としては、1回の探索でスキルを3〜4回(スキル攻撃がメインのアルケミストなら5〜6回)使えるぐらいの消費TPのスキルレベルで抑えた方が良いです。

■どのスキルを習得するか

 では、実際にどのスキルを最初に習得すれば良いか初心者の方は悩むのではないでしょうか。
 そんな方のために最初に習得するオススメのスキルを「各クラスの解説」で紹介しています。

●その後の育成は?

 その後の育成ですが、冒険者の最大TP値とスキルの消費TPを考慮しながら、マスタリーを上げるか、攻撃スキル/回復スキルのレベルを上げるかを判断してください。(上記の「序盤のスキル習得時の注意点」を参考に)
 基本的にマスタリーよりも攻撃スキル/回復スキルのレベルを上げた方が高い効果を得られますが、消費TP量が多くなります。

街で探索の準備をする

■シトト交易所で装備品を購入する

 パーティー編成が終わったら、まずは装備を整えましょう。
 街の広場から「シトト交易所」に向かい、シトト交易所で武器と防具を調達します。

●武器を購入する

 クラスによっては特定の武器を装備しないと能力を発揮できない(スキルを使えない)ため、まずは武器を購入します。
 例えばこんな感じです。

  • レンジャー・・・スリング(弓)
  • ブシドー・・・刺刀(刀)
  • ダークハンター・・・ノーマルウィップ(鞭)
  • ガンナー・・・火銃(銃)

●防具を購入する

 パーティーにパラディンを入れる場合は、必ずバックラー(盾)を購入し、装備させてください。パラディンは盾を装備しないと大半のスキルが使えません。

 他の防具は、お金に余裕ができたら順次購入してください。最初は 500エンしか手持ちがないため、武器の購入で手一杯です。

●薬やアイテムを購入する

 世界樹の迷宮1では、薬は施薬院で購入しましたが、世界樹の迷宮2では薬も交易所で購入できます。
 所持金に余裕があればHP回復薬の「メディカ」をいくつか購入しておきましょう。

■参考:各防具の特徴

部位特徴
体防具
  • メインの防具。防御力が高い。
  • サブの防具。
  • 防御力を高めたい時に装備する。
  • パラディンの盾スキルを使う際には必須。
頭防具
  • サブの防具。
  • 頭封じに対する耐性が少し上がる。
  • 最大TPが上がるものが多い。(主に術師向けのもの)
腕防具
  • サブの防具。
  • 腕封じに対する耐性が少し上がる。
  • STR値やTEC値が上がるものが多い。
脚防具
  • サブの防具。
  • 脚封じに対する耐性が少し上がる。
  • AGI値が上がるものが多い。
アクセサリ
  • パラメータや耐性の補強。

●装備できる防具の数

 装備できる防具の数は3つまで。
 体防具、頭防具、腕防具、脚防具、盾は、1キャラにつき1つしか装備できませんが、アクセサリは最大で3つ装備できます。

■フロースの宿でセーブする

 準備が終わったら、迷宮に入る前にフロースの宿でデータをセーブしておきましょう。
 このゲームは、全滅すると最後にセーブしたところまでデータが巻き戻るため、小まめなセーブが重要です。

 なお、フロースの宿では、HP&TPの回復や道具の預け入れが可能です。

最初のミッションを実行する

■ラガード公宮で最初のミッションを受ける

 準備ができたら街の広場から「ラガード公宮」へ向かい、最初のミッション「ハイ・ラガード入国試験!」を受けましょう。

 そして、ミッションを受けたら街の広場から「樹海入り口」へと移動し、いよいよ「世界樹の迷宮」に足を踏み入れます。

 DS版では最初のミッションで心を折られた人もいましたが、まあ、なんとかなるでしょう。がんばってください。

新米冒険者の手引き

Copyright (C) 2007- Privespa All Rights Reserved.