夢見の館オープン
本日、商店街にリラクゼーションサロン「夢見の館」がオープンした。
夢見の館では２つのことができる。一つは他の人の村をみること。もう一つは自分の村を他の人に見せること。
さっそく夢見の館へとやってきた私は、まずは噂のニンテンドー村へ行ってみようと教えてもらった夢番地を入力し、ベッドの上で眠りについた。
ニンテンドー村・・・。
なんといえばいいのだろう、まっさきに連想したのは真・女神転生ⅡにおけるＬＡＷ勢力の楽園だ。何そのマニアックな例えと言われると返答に困るが、村の隅から隅まで整備されていて秩序正しく木々や草花が並んでいる様はまさに楽園。ほんと、これが同じ世界（ゲーム）なのかと感心せずにはいられない。
観光地名物の穴あき看板で写真を撮った後、村にいたセイウチのセイイチからお土産に絵を貰い、夢の世界から帰還した。
(c) 2012 Nintendo
美しいが堅苦しいニンテンドー村を見たあとに自分のだらしない村を見ると、なんだかほっとする。やはり自分の村が一番だ。
花の水やりだけで毎朝10分近く時間を使うのは困ったもんだなあと思いながら村を回っていると、昨日完成したばかりのキャンプ場の真上にテントが建っていた。
(c) 2012 Nintendo
キャンプ場というのはこういう使い方になるのか。
さっそくテントの中に入ってみると、グルミンという青いクマがくつろいでいた。
話をしているうちにグルミンが「この村にすみたいわん」と言うので、ならば引っ越してきてはどうかと提案したところ、「ではお世話になりますぅ」との返答。いつ頃引っ越してくるのかはわからないが、引っ越してくれば村人は10人になる。税収は増えないが楽しみに待っておこう。
(c) 2012 Nintendo
■ニンテンドー村を見て得た知識／テクニック
- 木は１マス間をあければ育つ
- 砂浜にも花を植えられる
- 自分で作ったデザインを地面に貼り付けて道路風にできる
測量と製図
黒ウサギのアマミンから「風力発電を作ってー」という公共事業の提案を受けた。
風力発電は良いが、この先も公共事業で作れるものが増えていくと考えると、きちんと計画を立てて進めないと後々困ったことになるかもしれない。
そこで私は一念発起し、村の正確な地図を作ることにした。
測量に用いるのはスコップ。これで穴を掘ってはマス目を数え、地図を埋めていく。
村長自ら測量をやるような村は滅多にないぞー、なんてことを考えながら黙々と作業を続けること数時間。ようやく地図が完成した。
木は、邪魔になったら伐採すればいいので、地図には書き込んでいない。
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さて、この地図を使ってさっそくやらなければいけないことがある。それは確保しておく用地の選定だ。
今朝、キャンプ場に来ていた小熊を村に誘ってしまったため、早ければ明日にでも引っ越してくるだろう。そうなれば、またあのタヌキが変な場所に家を建て、私の計画の邪魔をすることは必至。以前も私が橋を架けようとしていた場所にアイリスやヤサオの家を建て、結果、橋を架ける場所をずらすハメになった。だが、今回はそうはさせない。
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今考えている計画は、桟橋からＲカッパーズまで一直線で行ける橋（Ｃ）を作ることと、最初からある橋（Ａ）を壊して少し西側に新たな橋（ＢかＥ）を作ることの２つ。
そうなると家を建てられて困るのが地図の用地１・２・３の三カ所。先々の事を考えると用地４と５の場所も先に確保しておきたい。
まずはしずえちゃんを呼び出し、Ｂ～Ｅの場所に橋を架けることができるかを確認。これは全く問題なし。
次に新住人のふりをしてタヌキを呼び出し、用地１～５の場所に家を建てることができるかを確認する。すると用地１の場所にはどうあがいても家を建てられないことが判明。これで候補地が１つ減った。
残る４カ所の用地だが、用地３に関しては川ぎりぎりでなければ家を建てることができず、結果、用地３に建てた仮設の家を破壊しない限りは橋を架けられないこともわかった。
これらを勘案した結果、用地２・４・５の３カ所に新住人の仮設テントを作らせて用地を確保し、用地３に関しては川沿いに街灯を設置することで対応することとした。万が一、用地３にタヌキが家を建てたらその時はその時だ。
手は打った。あとは早ければ明日の朝には結果がわかるだろう。タヌキめ、今度は負けんぞ。
これは余談だが、しずえちゃんに村長の家が邪魔だから取り壊してとお願いしたら、「それならばいっそ村ごと破壊してください」と言われ、断念したことを付け加えておく。
なんでこんなところに家を作っちゃったのかなあ、俺。タヌキの建てる家以上に邪魔だわ（涙