村の一日
昨日撤去した橋に代わる新たな橋の架設を朝一番でしずえちゃんに依頼する。
この橋さえできれば村の動線がぐっと改善されるはずだ。
いつものように掘り出した化石の鑑定をしてもらうために博物館へ行くと、この時間にしてはめずらしくフータが起きていた。だが、なにやら悩んでいる様子。
話を聞くと、博物館の来客数を増やすために博物館二階の改築をしたいのだがお金がないとのこと。そして、博物館の改築を村の公共事業の一環としてやってもらえないかと頼まれる。
博物館への展示物の寄贈も私一人がやっている状況で、さらに博物館の改築工事も村でやれとはずうずうしいにもほどがあるが、たしかにせっかく寄贈した展示物を見てくれる人がいないというのも寂しい話だ。ただ、村の公共工事にも優先順位というものがある。フータには悪いが、しばらく待ってもらうしかない。
博物館に来たついでに昨日つねきちから購入した美術品を寄贈しようとしたところ、フータから「これ偽物ですよ」と告げられる。
(c) 2012 Nintendo
まったく、この世界のタヌキやキツネときたら・・・。
騙されたものは仕方がないと、偽物の美術品を売却するためにR・カッパーズに持ち込む。しかし、売るどころか逆に処分代を請求される始末。
家に持ち帰ってゴミ箱に叩き込む。
エイブルシスターズに立ち寄り、いつものように姉妹の仲むつまじい会話を聞いていると、アサミちゃんから新型ミシンを使ってくださいと勧められる。
(c) 2012 Nintendo
最新型のミシンなのでQRコードの入出力が可能とのこと。
ありがたい話だが特に服飾方面には力を入れるつもりはないので、このミシンはこのままオブジェとして一生を終えることだろう。
村を歩いていると、マリモから「自分探しのために引っ越そうと思います」と切り出され、狼狽する。
マリモといえば村で一番素直で良い子。その子が引っ越すって、ちょっ、え!?
引っ越さないでくださいお願いしますと土下座して頼んだところ、なんとか思いとどまってくれたようで、ほっと一安心。生きる希望を失わずに済んだ。
ただ、最近思うことがある。それは村人の部屋の中がぐちゃぐちゃだということ。
最初は統一感のある家具で揃えられていた部屋も、いまでは酷いことになっている。仮に部屋に合う家具を贈ったとしても、それを飾ってくれるとは限らないので、一度荒れた部屋が元通りになることはまずない。
そう考えると、引っ越し希望者をこの村に引き留めておくよりも素直に見送った方が良いのだろうか。悩むところだ。
(c) 2012 Nintendo
当初は音楽室のように楽器が並んでいたマリモの部屋も、今はその面影を失いつつある・・・。
そうそう、今月の21日付けでこの村を引っ越すことになっていたワニのヤマトだが、引っ越すことをやめ、いまも村にいる。
ヤマトと会うたびに「元気でなー」と声をかけていたのが逆効果だったようで、なんかやっぱ留まると言い出した。まあ、そんなに悪い奴でもないし、引っ越さないのであればそれもいいだろう。
ただ、今度から引っ越すと言い出した相手とは、その後、いっさい話をしないようにしようと決めた今日この頃。