村の一日
朝、いつものように化石を掘っていた時のこと。
駅前掲示板の脇に★マークを発見したので掘り起こしてみると、地中からタイムカプセルが飛び出してきた。
(c) 2012 Nintendo
前にやさおに頼まれて私が埋めたものだ。すっかり忘れていた。
タイムカプセルをもう一度埋め直すことも考えたが、昨日まではなかった★マークが出てきたということは、このタイムカプセルは今日掘り出される運命だったのだろう。うん、そうだ。そうに違いない。
ここは正直にやさおに報告することにした。
朝7時。
やさおが起床したのを見計らって彼の家に行き、タイムカプセルを掘り出してしまったことを告白する。すると、やさおは「そろそろ掘り出そうと思っていた」と私のことを許してくれた。ほっと一安心。
さて、そうなると俄然気になるのがタイムカプセルの中身である。
やさおがタイムカプセルを開ける様子を見ていると、中からは「やさお自身に宛てた手紙」と「ランタン」が出てきた。やさおはその手紙を読み上げてくれたが、内容はこちらが呆れてしまうぐらいくさい文章だったとだけ言っておく。
タイムカプセルを掘り出してくれた礼として譲り受けたランタンは、Rカパに持って行き、売却した。いまは思い出もリサイクルする時代です。
やさおに会いに行く少し前のこと。
私が村をウロウロしていると、今度は1号からタイムカプセルを埋めてきてくれと頼まれた。タイムカプセルの連鎖だ。
今度はうっかり掘り出してしまわないように海岸に埋めておく。
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やさおのタイムカプセルは、埋めてくれと頼まれたのが12月2日で掘り出したのが16日と、埋めてからちょうど二週間後に出てきたことになる。ということは、1号のタイムカプセルが出てくるのは来年の1月6日頃になるのだろうか。
一応村の予定表にメモしておこう。
今日キャンプ場に遊びにきていたのはハムジ。
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どうみても黒豚だが名前と身体の大きさから察するにハムスターだろう。おっさんくさい喋り方をする動物だった。
R・カッパーズのフリーマーケットスペースに服がはみ出したままのだらしないタンスが出品されていた。
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出品者はグルミンちゃんということで、「ああ、やっぱりね」と納得してしまったのは内緒だ。
カットリーヌさんの美容院に新しい機械が導入され、カラーコンタクトを付けられるようになった。例によって直接色を指定することはできず、カットリーヌさんの質問に対する答えで色が決定する。
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瞳の色が青くなっただけで西洋人のような感じになってしまい、違和感がすごい。明日にでも元の色に戻してもらおう。