495年10月〜11月の記録 クトルゥフ系モンスターに心を折られる

■495年9月後半〜

 自分と仲間達の戦闘スキルを鍛えたいが、いまの9人パーティーだとダンジョンは駆け抜けていくような感じなので全く鍛錬にならない。そこで、敵と殴り合う時間を増やすためにパーティーの人数を9人から4人に変更する。

 連れて行くメンバーは、銀眼のシルバリー、セキュガのアーシェの二人。この二人はフィートポイント:20が目前ということもあり、先に育てて乳活に回す。そして、もう1人。行動調査要員として新たに温泉マーメイドのオペコールを編成した。

 オペコは、いつふ化させたのかはわからないが、幼児のまま家畜としてドッグランに紛れているところを発見。現在、癒し手以外に回復スキルを使える者がいないか探していることもあり、お試しで編成してみた。

 この4人でダンジョン探索へ出発。
 道中は、これまでのように駆け抜ける感じではなくなったものの、殴り合いが発生するほどでもなく、せいぜいドラゴンや巨人、アーマーに苦戦するぐらい。

 ボスをはじめとするレアモンスターとの戦いでは、さすがに戦力を落としすぎたかなと思うぐらい長時間の殴り合いになる。そして、下手すると負ける。これまでダンジョンをクリアできていたのは個の力ではなく数の力だったことを思い知らされた。

 そんな今回のプレイ期間中、フルメンバーで挑んでも勝てるかどうかわからない、もはや天敵とも言うべきモンスターとなったのが「イスの偉大なる種族」をはじめとしたクトルゥフ系モンスター。


 武器の貫通効果によってダメージは通っているはずだが、それを上回る自然回復力を持っているのか、HPゲージが表示すらされない(=HP満タン)。とくにこの「イスの偉大なる種族」は、ログを見る限りでは吸血攻撃を仕掛けてくる。これがおそらくHP吸収効果を持っていると思われ、全くもって倒せる気がしない。

 最終的にダンジョンのボスとして「イスの偉大なる種族」「シュブ=ニグラス」「ルロスの侍女」のいずれかが出現した時は、挑むことなく撤退するようになった。

■495年10月1日

 同じダンジョンで幸運の女神像と2回遭遇する幸運。



 その幸運の合間にヘルドラゴンの地獄のブレスでやられたのは内緒にしておこう。


 幸運の女神像から貰えたものは、2回とも「黒猫のよだれ」。もしかして「女神の残り香」は複数所持できず、所持している場合は黒猫のよだれになるのかもしれない。もしそうであればさっさと使ってしまわなくては。

■495年10月17日

 行動調査要員として入れていた温泉マーメイドのオペコールだが、使う魔法は「幻惑の手」の1つだけと判明。回復魔法は使わないにしてもピアニストだけに味方を鼓舞するような補助魔法や轟音属性の攻撃魔法を使ってくれると期待していたのだが、それもなし。所詮は温泉に入っているだけのマーメイドだった。

 オペコに代わり、新たに行動調査要員として加入したのが神官クラスのサギ。「癒し本能」なるフィートを所持しているだけに回復魔法の使用にも期待できる。


 先に結果を書くと、サギは「自然の抱擁」と「英雄」の魔法を使った。サギは鳥だけに頭防具しか装備できないのが難点だが、サブヒーラー候補としてもう少し育ててみようと思った。

 ヒーラーではないが、サポート役として今注目しているのが駒シリーズの<ナイト>。敵として出現した際に「ホーリーヴェイル」と「聖なる盾」を使うことを確認。現在は私がマナを振り絞りながら一人で、英雄、聖なる盾、脆弱によるサポートをこなしているので、これを分担させるためにも<ナイト>は欲しい。


 捕獲Lv.20以上のモンスターボールを持ち歩き、捕まえるチャンスが訪れるのを待つ也。

■495年10月18日

 ビッグダディ―を倒してのリトルシスター回収は地道に進めており、リトルガーデンでの影響力も高まってきた。
 「この〜良心」以外にもなにか珍しいアイテムがないかと徴収チケット片手に探していたところ、神様の抱き枕シリーズを発見。


 置いてあったのは、ジュア、マニ、ルルウィ、イツパロソル、そして、我らがクミロミ様の抱き枕。
 今回はジュアとクミロミ様の抱き枕を頂いた。



■495年10月25日〜

 FPが20に到達した銀眼のシルバリーとセキュガのアーシェの2人は乳休に入り、パーティーメンバーを、少女のコーシー、妹のムムー、癒し手のジニーに変更。ヴェルニースから出てすぐの場所に出現した危険度:64のダンジョンには目もくれずにお手軽そうなダンジョンを探す。


 今思い起こせばここからか。ダンジョンを一切クリアできなくなったのは。

 なんかしらないが妙にクトルゥフ系のボスとばかり遭遇する。ようやくクトルゥフ系以外のボスと出会えたと思ったら単純に力負けするヴァルナだったりする。


 あまりにもクリアできないのでフルメンバーで挑むものの、やはりクトルゥフ系が出てきて戦う前から撤退。


 心が折れたので今日のダンジョン探索はこれで終了にした。

 ひとつ反省点を書かせてもらうと、上級冒険者ライセンス、あれは「危険度:50ぐらい余裕っすよ!」って人が買うものだ。私のような危険度:40台のダンジョンすら安定してクリアできない人間が買うものではない。返品もできないし、捨てることもできないしで正直困っている。

■495年11月1日

 今日のプレイで唯一の朗報は、初代コーシーが乳+2をようやく生成してくれたことだろう。


 これでようやく二代目コーシーが3回目の授乳を果たし、大人になる事ができた。おめでとう。

 そして、銀眼のシルバリーがはやくも乳を生成してくれた。しかし、乳にプラスは付かず。


 乳にプラスがつくのは乳生成者のフィートポイントによるものだと考えていたのだが、どうやら違うようだ。

 その一方、これまでプラスが付いていなかったトムフォースの乳にプラスが付いた。


 現在のトムフォースのFPは10。メンバーから外す前は9止まりだった覚えがあるが、どうだったか。仮にFP:9だったとして、拠点の仕事等でFPが10に上がり、その結果、+1の乳を作れるようになったのであればFPが関連していることになる。

 ひとつ仮説を立てると、FPの他に住人にしてから一定日数が経過していることが乳にプラスが付く条件になるのではないか。
 いまのところ、プラス付乳を生成した住人は、だいぶ前からうちの拠点にいる住人ばかり。シルバリーのように生まれてから1年も経ってない状態だと仕事の練度不足でプラス付乳を作れないのかもしれない。
 今回育てた温泉マーメイドのオペコのFPが10なので、オペコを家畜にして放っておけば+1乳を作る日がくるのか、様子をみてみようと思う。

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