拠点総力編 #015

　二話前の日記を書いている最中のこと。風の眠る場所で見つけた書き置きに記されていた「真夜中から宵まで、奴は見張っているぞ」という一文を「宵のはじめから真夜中までは見張っていないぞ」と読み替えた私は、その時間帯に行けばなにか変化が起こるかもしれないと再び風の眠る場所へ向かった。

　この画像に写っている自走砲とゴーレムは、機械神マニの信者であるトムフォースがＡＩをいじって一時的な仲間にしたもの。
　その昔、ナイミールで何故かゴーレムが仲間に加わり、バグかと思ったことがあった。今思えば、あれはマニの信者だったファリスがＡＩをいじっていたことによるものだったのかもしれない。

　風の眠る場所に到着。
　宵のはじめから真夜中というと夕方６時から深夜０時の時間帯だろうと、グローバルマップ上を移動して時間調整。グローバルマップの移動は１歩で数時間経過するため、時間の微調整がしづらく、夜の11時というギリギリの時間に風の眠る場所に入ることとなった。

　夜11時。ぱっと見た限りでは何の変化も見受けられない。書き置きが残されていたエーテルの樹を調べても何も起こらない。しかし、その周辺に立ち並ぶ風剣の塚を調べると、呪いによる妨害を受けることなく追悼することができ、捧げられていた剣が解放されていく。

　これを全て解放すれば何か起こるかもしれないと追悼していく。しかし、タイミングが悪かった。夜12時になると同時に再び呪いが発動。剣を解放できなくなる。

　再びグローバルマップに出て時間調整。今度は入り時間を少し早め、休憩スキルを利用して時間調整を行う。

　午後６時、何も起こらない。午後７時、呪いが発動しなくなった。
　呪いが発動しない時間帯は、午後７時から午後12時前までの時間と。うむ。

　再び風剣の塚を追悼し、剣を解放していく。先ほど追悼したものは既に解放済み。解放状態は維持されると。うむ。

　全ての風剣の塚に捧げられた剣を解放するのと同時に、どこからともなく嘲け笑うかのような声が響いてきた。

　風の眠る場所は神と戦うことができる場所であると「謎の挑戦状」という本に記されていた。これはもしや神を呼び起こしてしまったのではないかとあたふた。とてもではないが神と戦える力は今の私たちにはない。しかし、こちらの都合などお構いなしに謎の声は話を進めていく。

　やがて姿を現したのは、神ではなく、神の代行者たる裏切りの公子 イノス＝トゥルス。
　とにかくでかい。ゴーレム君を縦に３体積み重ねたぐらいの大きさだ。相対評価は「とてもかなわない」。

　「こんなやつに本当に勝てるのか？」「俺たちなら勝てるさ！」というやり取りをする間もなく、象に踏みつぶされた蟻のごとくプチプチとやられていく仲間達。ちょっとした好奇心から結果として神を呼び出してしまった愚かな行為を悔やむことができたのは、プリヴェスの盟約の石に戻された後のことだった。

　この後、死体回収に向かうもイノス＝トゥルスは出現したまま。下手に近づくと風の眠る場所が私の墓だらけになってしまう。
　死体に残された数万オレンはもったいないが、ここはあきらめざるを得なかった。

　アーリーアクセス版のプレイ日記は今回で終了となります。あとは黙々とキャラを育て、ダンジョンでアイテムを探すだけの日々になりそうなので、あまり書くこともないかなって。ハスクラ編と称して記録だけ付けていくかもしれません。

　Elinが正式リリースされたら、今回とは違う種族、違うクラスで１からプレイして再びプレイ日記を書くと思います。たぶん。

　前章終了時点との比較。

●主能力

　いままで気にしてこなかったけど、主能力の潜在能力がスキルと同じ仕様だと考えると、潜在能力が上がる食べ物をどれだけ食べているかにもよるが、潜在能力が高い主能力＝その主能力が上がる食べ物をほとんど食べていないということになる。
　そう考えると、耐久の潜在がダダ余ってるからもっと耐久が上がる食べ物を食べないといけないねーと料理を作る際の指針になる。今度がそういった部分も意識して食育していきたい。
　もっとも、私の口に入るのは、作り置きしている旅糧ばかりなのだが。

●一般技能

　自分の拠点にいる商人に投資した結果、投資スキルが大きく伸びた。商人ギルドのランクも３まで上昇。

●製作技能

　集積回路や二段ベッド作成のために鍛冶スキルを中心に鍛えた。金属工の机が自分の拠点にあればもっと鍛えやすくなるのだが。

●戦闘技能＆武器専門

　やられる前にやった方が良いと盾を捨てて両手持ちに。
　軽装備はダメージを受けないと上がらない仕様のため、暇な時にわざと重量超過や毒状態にしてダメージを受けて上げているが、上昇量は微々たるもの。いっそ防具を付けずに戦った方が上がるかもしれない。

●フィート

　前章との違いは旅するシェフ２を取得したぐらい。

• 私　31 → 36
  
• 少女のコーシー　18 → 23
  
• 魔術師のツネイル　９ → 14
  
• 癒し手のトムフォース　３ → ６
  
• バルミア特殊部隊のエイミー　０ → ３
  
• グウェン　？ → 12
  
• メリリス　０ → ４
  

　ガラガラで当てたニンフのシルクのパンティーが拠点価値・観光価値ともに高いアイテムだったようだ。それに加えて、遺産管理による家宝数増加、家具ガチャの購入により拠点価値がアップしたことで拠点順位が上昇した。

　引っ越し祝いと称して王様ベッドを設置し、それをレンチで＋２拡張したことで拠点価値が大きく上がり、拠点順位も上昇した。

　「セレブ天国」と「プラチナチケット」のポリシーを制定して観光収入アップを図ったものの、スキルレベルが低いせいか、それほど恩恵を感じられない。現在は運営力不足で制定できないが、いずれは「スイートルーム」も合わせてさらなる収入アップを図りたい。

　成長促進のポリシーと開拓持ちの住人の効果でヴェルニースよりも先に拠点レベル７に到達。ただ、その弊害として「境界の見回り」のポリシーが十分に育っておらず、強めの敵襲に頭を悩ませている。

　こちらもヴェルニースと同様に王様ベッドの設置などで拠点価値と拠点順位が上昇した。

　とくにこれといったポリシーを制定しているわけでもなく、観光価値が高いわけでもないのに、宿泊費や観光料がヴェルニースとそこまで大差ないのが不思議。

●少女のコーシー（戦士）

　娘の成長を見守る父親の気持ちになれる。このまますくすくと育ってほしい。

●魔術師のツネイル（魔法使い）

　魔力制御のスキルが上がるととにかく嬉しい。

●癒し手のトムフォース（神官）

　神官なのに意外と信仰スキルのレベルが上がらない。弓と射撃のスキルを持っているので弓を持たせてみようかと思案中。

●無邪気な少女『グウェン』（なし）

　高い魔道具スキルを活かしてワンドを持たせている。
　技術書で旅歩きを覚えさせたことで連れ歩いているだけでフィートを稼げるようになった。

●バルミア特殊部隊のエイミー（機工兵）

　装備で射撃スキルを盛っている。

●呪われた少女『メリリス』（魔法使い）

　戦闘中、不死の妹を召喚する以外に何をやっているのかわからない。魔道具のスキルが高いのでワンドを持たせることを検討中。

●戦禍の奏者『エウレカ』（処刑人）

●祝福の巫女『キヌ』（魔法戦士）