家畜の飼育と畜産

　Elinの世界における家畜とは、住人掲示板から「家畜にする」で家畜にした住人の事を指します。牛や鶏が家畜というわけではありません。逆に、牛や鶏も家畜にしなければ住人です。

　住人を家畜にする、または、家畜を住人に戻す手続きは、住人掲示板から行います。家畜を住人に戻した場合、10日間は家畜にできません。

　家畜となった住人は、繁殖を仕事とし、乳と卵を生成するようになります。

　乳と卵の生成率は、種族によって異なります。これはやはり本職(?)の鶏や羊が高い生成率を誇ります。

　家畜向けの動物を入手する方法はいくつかありますが、ヨウィンやミリシアにいる調教師から購入するのが手っ取り早いと思います。最初の家畜は、300オレン程で購入でき、それでいて卵と乳の生成率が高いニワトリやネズミがオススメです。

　家畜を飼育するには、家畜の餌となる牧草が必要です。牧草は、平野フィールドに生息している牧草やススキを採取すると手に入ります。

　そして、採ってきた牧草を拠点内のどこでも良いので設置します。念のためにホーム掲示板を確認し、牧草の在庫が反映されているか確認しましょう。

　家畜の飼育に必要な作業はこれだけです。あとは家畜が牧草を消費して卵や乳を生成します。

　牧草がなくなるたびに採りに行くのが面倒であれば、牧草の種を採種し、拠点で栽培しましょう。

●Tips：牧草がなくなると

　牧草がなくなると家畜は卵や乳を生成しなくなります。くれぐれも牧草の在庫は切らさないようにしてください。

●Tips：餓死寸前の家畜

　牧草の数は十分にあるのに餓死寸前状態の家畜の姿をよく見かけると思います。
　牧草は、家畜が乳や卵を生成するために必要な燃料のようなものであり、家畜が実際に食べているわけではありません。そのため、牧草があってもお腹が減るわけです、

　この餓死寸前の家畜ですが、餓死することはないので放っておいて構いません。死にそうになったらどこから持ってきたのか分からない食料を取り出して勝手に食べます。

●手順

1. 「お任せ農業」と「家畜の優遇」のポリシーを制定する。
   
2. お任せ農業で牧草を自動栽培し、共用コンテナに入るようにする。
   

　これだけです。あとは、家畜の優遇の効果で共用コンテナ内の牧草を消費できるようになった家畜がもしゃもしゃします、

●関連ページ

• お任せ農業

●Tips：牧草専用の共有コンテナの設定例

　牧草の他に果樹やコットンを栽培していると樹皮や綿も入ってしまいますが、そこら辺は大目にみてください。

　お任せ農業における牧草の種まきから収穫までの日数は、およそ20日。収穫量は、お任せ農業のレベルによりますが、ゲーム序盤であれば作付面積の半分程度になります。
　従って、家畜を一頭飼育するのに必要な作付面積は、20÷0.5で40マス。牧草が育たない冬場に備えて少し多めに栽培するとして、一頭につき牧草を50マス栽培すれば十分賄えます。

　１頭につき牧草を50マス栽培するなら、２頭で100マス、３頭で150マスとなります。そんな広い土地、用意できません。
　このように家畜の数に合わせて牧草の栽培面積を決めると広大な用地が必要になるため、牧草の栽培面積を50マスなら50マスと最初に決めておき、お任せ農業のレベルアップ（自動収穫量の増加）に伴って家畜の数を増やしていく方が無理なく飼育できます。
　まあ、足りなければ採りに行けば良いだけの話。そこまで深く考える必要ありません。

●参考：お任せ農業における牧草の自動収穫量

　家畜を飼うことで家畜が乳と卵を生成してくれます。ただし、餌となる牧草がなくなると生成しなくなるので、牧草は切らさないようにしてください。
　生成された卵や乳は、共有コンテナに入ります。容量不足や設定ミスなどでコンテナに入らなかった卵や乳は、そこら辺に転がっています。

●Tips：卵と乳の生成率

　卵と乳の生成率は、家畜にした生物の種族ごとに生成率が決まっています。住人の仕事のように寝具によって生成率が変化することはありません。

　乳と卵の生成率の高い種族は、鶏、羊、ウサギ、ネズミ、コウモリなどです。

●Tips：有精卵

　卵を生成する住人や家畜は、稀に有精卵を産みます。そして、有精卵をふ化させると、有精卵を産んだ家畜（住人）と同じ家畜が産まれるので、家畜を増やすことができます。
　有精卵をふ化させる方法は後ほど。

　ハサミを使うことで家畜の毛を刈り取ることができます。
　これは野生動物でも可能ですが、家畜であれば毛の生え具合が「ふさもこ」になるまで放っておけます。

　毛を採る目的で家畜を飼育するのであれば、カシミアを採取できるウサギや雪プチがオススメです。雪プチは、毎年元日になるとお年玉として贈られます。

●家畜の毛の生え具合による入手個数の違い

1. 生えたて（２〜３個）
   
2. 少しもこもこ（４〜６個）
   
3. もこもこ（７〜９個）
   
4. ふさもこ（９〜12個）
   

●刈り取れるもの（一例）

　肉切り包丁を使うことで家畜を屠殺して肉と毛（革）を採ることができます。
　家畜一頭から採れる肉の量は、解剖学のスキルレベルによりますが、４個〜７個程度。運が良いと霜降り肉も採れます。

　家畜が有精卵を産んだら、その有精卵をふ化させて家畜を殖やし、増えた分の家畜を屠殺して肉を採るようにすると、肉の安定確保につながります。

　屠殺した家畜は、モンスターにやられた時とは異なり、二度と復活しません。また、肉切り包丁は、家畜以外の住人に対しても使用できます。うっかり使わないようにしてください。

　家畜に売り札を使用することで、その家畜を売ることができます。ただし、これは奴隷販売行為に該当するため、罪になります。カルマが減少するので気を付けてください。

　そこまで高値で売れるわけでもないので、普通に飼育して卵・乳・肉を採った方が良いと思います。