クラス：カースメーカー

　後衛向きの支援職。力祓いの呪言や軟身の呪言といった便利な弱体スキルを習得する他、敵に封じや状態異常を付着させるスキルを習得する。ただ、これだけでは戦闘中に暇を持て余すので、TECの高さを活かしてプリンセスのリンクオーダー／同�Uで攻撃参加させるか、もしくは強化スキルのグリモアをセットして完全支援職にすると良い。もっとも、今作は攻撃力が全てみたいなところがあるため、パーティー構成次第では攻撃参加せざるを得ない。
　なお、カースメーカーでカバーできない状態異常は、即死、石化、麻痺の３種。

◆装備可能な武器

• 杖

◆装備可能な防具

• 服、頭・腕・脚防具

　倍率が掛かるのは素の最大ＨＰ値。装備による増加分は含まれない。

　倍率が掛かるのは素の最大ＴＰ値。装備による増加分は含まれない。

　スキルレベルを上げると封じと状態異常の成功率が上昇する。スタンは対象外。

　スキルレベルを上げると封じと状態異常に対する耐性が上昇する。スタンは対象外。

　伐採ポイントでの採集時に一定確率で素材を追加入手できるスキル。スキルレベルを上げると入手可能な素材の最大数が増える。また、スキルレベルＭＡＸならば確実に追加素材を得られる。
　序盤はスキルポイントを１振っておけば十分役に立つ。

　カースメーカーの存在意義とも言うべきスキルその１。通常戦闘からボス戦まで幅広く使える便利なスキル。

　カースメーカーの存在意義とも言うべきスキルその２。力祓いの呪言とは違い通常戦闘で使うことはほとんどないが、FOEやボスとの戦いでは必須クラスのスキル。

　このスキルのおかげで封じ・状態異常に成功したのか、それともこのスキルがなくても成功していたのか。それは誰にもわからない。

　主に敵の命中率を下げる目的で使う。通常戦闘からボス戦まで活躍の場は広い。

　上表の毒ダメージは病毒の呪言 Lv.1の毒ダメージを基準に算出。参考程度に。
　今作は毒が弱点のＦＯＥやボスが結構いるので覚えておいて損はない。毒ダメージを活かす場合は探索準備「アゲハの姿佃煮」（毒ダメージ２倍）と組み合わせると良い。

　主に通常戦闘で敵が複数出現した際に一部を眠らせて頭数を減らしたい時に使う。習得条件である病毒と幻惑の呪言も使用頻度の高いスキルなので、早めに覚えておきたい。

　味方に付着すると厄介極まりないが敵に付けてもいまひとつ恩恵を感じられないのが混乱というもの。混乱の付着が条件の特殊素材を狙う時のためにポイントを少し振っておけばそれで十分。

　敵スキルと巫術：乱疫を除けば敵に呪いを付着させるスキルはこれだけ。ただ、呪いの付着が条件の特殊素材を狙う時ぐらいにしか使わない。

　封の呪言のようにダメージを伴わない封じスキルは、睡眠中の敵を起こす前に封じを与えたい時や特殊素材の条件を満たす時などにあると重宝する。

　敵スキルと巫術：乱疫を除けば敵にテラーを付着させるスキルはこれだけ。命令スキルを活用するならスキルレベルを上げたい。
　ちなみに、命令スキルは発動速度が最速のため、同ターンのうちに「畏れよ、我」をでテラー付着→すぐに命令、ということはできない。アザーズステップを使用しても、アザーズステップ→命令スキル→「畏れよ、我を」の順に発動する。

●命令スキルの利点

　普通、テラー状態の敵は「怯えて行動しない」か「普通に行動する」が、命令を与えれば確実にその命令をこなすため、間違ってもこちらを攻撃することはない。従って、命令さえすればテラー状態の敵を100%無力化できる。

　命令を与えたテラー状態の敵が決められた回数だけこちらへの攻撃を受けてくれる。もちろん命令した敵が途中で死んだ場合は、以後の攻撃はこちらに飛んでくる。

　同士討ちうんぬんを抜きにしてもこの命令を使用すればテラー状態の全ての敵をまとめて無力化できるので便利。

　テラー状態の敵に自分自身を攻撃させる。「命ず、輩を喰らえ」も敵が１体だけならば自分自身を攻撃するが、こちらはレベルを上げると攻撃回数が増える。この攻撃回数が増える点に魅力を感じればレベルを上げれば良いし、そうでなければ輩を喰らえで十分。

　上表の攻撃力は火の術式 Lv.1のダメージを１として算出。また、生贄のＨＰ残量が満タンの時のものである。ＨＰ１の味方を生贄に使用した場合、敵に与えるダメージは４割減となる。
　自分自身を生贄にすることも可能。無属性攻撃のため圧縮錬金術の対象外。

　この程度のダメージだと起死回生の一発とは成りえない。そもそもピンチの時に生贄のＨＰが満タンということはまずないので、威力は必然的に落ちる。
　使い道はといえば、味方全員が生存している時に大ダメージとなる攻撃スキルに対処するためにこのスキルで１人減らす、など。ただ、そんな敵は最後の最後にならないと出てきませんが。
　攻略サイトの作成者的には、蘇生スキルの回復量を調べる際に味方を簡単に戦闘不能にできて便利なスキル。

　蘇生成功時のＨＰ回復量は固定。蘇生対象がアクセサリ「蠍針の羽飾り」を装備している場合はテラー付着を防げる。
　スキルレベル10でも蘇生成功率は 75%といったところ。運が良ければ味方複数人をまとめて蘇生できるのは魅力。

　上表の攻撃力は火の術式 Lv.1のダメージを１として算出。また、５人全員のＨＰ残量が１の時のものである。
　ＨＰ回復量は敵に与えた総ダメージ量の25%。味方全体のＨＰ残量が多いほど与えるダメージが減少し、全員のＨＰが満タンの時は１桁ダメージしか与えられない。

　味方全体のＨＰが満遍なく減っている時に使えば窮地を脱出できる可能性を秘めている。無論そういう使い方をする場合はＨＰ吸収量を増やすためにもダメージ倍率が高いほうが良いので高スキルレベル推奨。
　確実に最大ダメージを与えたい場合は、強敵と戦う前にダメージ床などで全員のＨＰを１にしておき、戦闘開始直後にアザーズステップ＋ライフトレードで敵に大ダメージを与えつつ味方のＨＰを回復するやり方もある。まさに一発芸。
　味方のＨＰを消費して敵を攻撃するハイランダーのレギオンスラスト／レギオンバーストと相性が良さそう。

　状態異常・封じスキルを単独使用する時より成功率は目に見えて上がる。ただ、敵にも状態異常や封じに耐性というものがあるので、呪言マスタリー Lv.10＋抑制攻撃ブースト Lv.10＋虚弱の呪言 Lv.10＋呪鎖の恩恵 Lv.10＋状態異常・封じスキル Lv.10でもダメな時はダメ。そんなもんさ。
　このスキルによる自身への腕封じと脚封じ効果は、それらを無効化するアクセサリを装備していたとしても付着する。

　少し変則的な使い方として、呪鎖の恩恵で自身に封じを付着させた後にファフニールのアブソーブで封じを解除しつつフォースを回復する方法がある。同様に自身に封じを付着させた後にドクトルマグスの巫術：転移で敵に移す手もあり。サクリファイスでも移せるが命がけになる。

　さすがフォースブーストスキルだけあって封じ・状態異常の付着成功率はかなり高い。

　何度か使ってみた感触では通常よりも２ターンぐらい持つ感じだったが、実際のところは不明。少しでも封じ・状態異常を長引かせて巫剣：霊攻大斬やエクスタシーで大ダメージをビシバシ与えたい時に使うと良い。
　カースメーカーを２名用意し、黒霧の呪言を使用した２ターン後に黒霧の呪言とやってみたが、２回目の黒霧の呪言を使用した次のターンには封じ・状態異常が解除された。黒霧の呪言を重ね掛けするような行為は無意味そうだ。